☆S☆
ずっと見えてたなんて…///
ウソついてたなんて…ズルいよぉ…
もしかして、ベッドに押し倒された時から?
すでに潤くんは、あんじゅんのう?ってやつになってたのか!?
オレの貧相な身体を…前からマジマジと見られたってことか///
風呂入ってる時は後ろ姿ばっかだったけど…
にしても、あぁっ…恥ずいっ…///
恥ずかしさを隠すように、潤くんの胸におでこを擦り付けて、ぎゅうっと抱きしめる…
…いや…待て…これも結構恥ずかしいんじゃ…
真っ裸で密着して抱きしめ合うって…///
……けど…潤くんもずっとドキドキしてる。
潤くんの、好きな子を抱きしめてるんだからドキドキも緊張もするよ、ってセリフ…やっぱりきゅんとするんだよなぁ///
オレのこと、想ってくれてんだぁ…って、嬉しくて、オレもドキドキが止まんねぇ///
ドキドキしてるけど、今…ものすごく、キス…したい……気分…///
『……ぁのっ…さ、潤くんっ…』
よし……勇気を出して……///
身体を少し離して、潤くんに呼びかける…
「…ん?どうした?」
『……キ…ス…してっ///』
思いきってお願いした///
そしたら…
潤くん、固まったような…
…失敗…だったかな…
オレから言うもんじゃ…ない…のかな…
やばい…めっちゃ恥ずい…///
「………はぁ…」
ほらっ…ため息なんかついてるしっ…
きっと呆れてるんだぁ…
『…ご、ごめんなさいっ…///』
やばい…なんか泣きそうだ……
「…なんで謝んの?」
『…だって…///………。』
もうどうしたらいいか分かんないよ…
なんて言っていいのかさえも…分かんなくて…
俯いて黙り込むしかできない…
「……俯いてたら…キスできないよ?」
『……ぇ?』
……キス…してくれんの?
『…ぁ…///』
頬っぺたを撫でられた…///
反動で顔を上げた…
そしたら、チュッ…って……
「……ねぇ…さっきからさ、可愛いが過ぎるんだけど。」
『……ぇ?』
真っ直ぐに見つめられて…
もう1回、キスしてくれた…///
「……はぁぁ///……ほんともう……」
そして、ぎゅっ…と抱きしめられた…
……すごい…ドキドキっていうより、ドクドク?バクバク?…潤くんの心臓…めっちゃ速い…
「……本番はしないって言ったの、撤回しようかな…///」
『…ほぇっ!?』
「………ぃや…やっぱダメ…明日仕事なんだし…智の負担になっちゃう…」
頭の上でボソボソと独り言…
「……はぁぁ…でもなぁ///……これ…生殺しだよなぁ…///」
まだ言ってる〜…ww
『…ふふっ…潤くんどしたの?』
「…どうしたもこうしたも…智が可愛いすぎて困ってんの!……キスのおねだりとか…ヤバすぎ///」
『……んふふ…そっかぁ…///』
呆れられてなかったんだ♪
…しかもなんか、この状況で可愛い…って言われんの、オレ、嬉しい…とか思い始めてる…///
…少しは慣れてきたってことなのかなぁ…
モゾモゾと身動いで、少し身体を離した。
どうした?って顔してる潤くん…を見つめた…
じっと見ることにもだいぶ慣れたかも…
『……もう1回……する…///』
オレから、潤くんの唇に自分のを重ねた…
そしたら…
「…もう1回と言わず……」
…って潤くんからも…
『…ん///……っ……』
激しいの…返してくれた///
しかも…唇だけじゃなくて…
『……っ…ひゃ……んっ///』
み、耳〜…///
そこはっ…擽ったいぃっっ…
『ゃ……ちょっ///……や…///』
…ググッと…顎を押し退けちゃった……
「……耳…だめ?」
『…ごめっ……擽ったくて…///』
「ふ〜ん♪…智の弱いトコ発見♪……つまり〜♪」
『………?………ぁ…や…だ…って…言ってんのにっ///』
言ったのに…
潤くんはオレの耳をしつこくイジってくるっ///
耳たぶを甘噛みしたり…
舌でっ……色々舐め回したりっ///
『ゃんんっ…』
…擽ったいのに…
なんか…ゾクゾクする…
身体の中心が熱くなってる…