☆J☆










智に手を引かれ、風呂場へ向かう…


まさかこんな展開になるなんて…


まさか智が、一緒に入る!なんて言ってくるなんて…


嬉しいんだけど……俺としては…抑えきれるか…心配なんだよなぁ……


智とたっくさんキスできて、すでに興奮気味の俺の中心部…


その上、一緒に風呂入って、智の裸を見ちゃったら…


智の素肌に触れちゃったら……


爆発しないという保証はない…


ぃや、最初に誘ったのは俺だけどさ。


一緒に入るから、って。


半分本気で半分冗談。


智の反応みて、全部冗談にしちゃったけど…


いざ、一緒に入るとなると…


俺もドキドキだよ…



脱衣所で、俺は躊躇いもなく服を脱ぎ捨てていく。

なのに智は……俺に背を向け、俯いてる。




「智?……入るよ?」



『…///……お先にどぉぞっ…あとから…すぐ入るからっ…///』





相当恥ずかしがってんなぁ…

…無理しなくていいのに。



いつも家で入るように、頭と全身を洗ってから湯船に浸かる。


…ここまでしたのに、まだ入ってこないww


…俺…逆上せちゃうよww




「…さ〜としぃ?まだぁ??」




我慢できずに呼びかけた。

そしたら、
カチャっとドアが…少しだけ開いて。

その隙間から、ちょろっとだけ顔出して…

ふふっ…覗き見かよっww





『…ちょっと…目ぇ瞑ってて///』



「…ふふっ……はいはい♪……いいよ〜♪」




覚悟を決めて早く入っておいで♪

言われた通り、目を瞑る。


…智の気配が近付いてくる。


蛇口を捻る音…からの、シャワーの出る音…




『…いいよ、って言うまで、目、開けちゃダメだかんねっ!』



「…はいはい♪」





そんなに恥ずかしいのかねぇ…


今は頭とか体を洗うのに集中してるはず…


俺は、言いつけを守らず、こっそり目を開けた。




…ドキッ♡



色白ではないけど…綺麗な肌してる。

…もっと至近距離で見てぇ…



あ…洗い終わった…かな?

キュッと蛇口を閉めてシャワーを止めた。


俺は再び目を瞑った。


ちゃぷんとお湯が揺れる…

少しカサが増した…


…やっと入ってきたな♪




『………いいよぉ…///』




やっとだな。……って…すんごいぎゅ〜って縮こまってるww

膝を抱えて、なるべく見える面積を減らそうとしてる…ww




「ふははっ…もっとリラックスして!お風呂の意味ないでしょ…それ…」



『うっ…///…だけどっ……』



「…ほらっ!もっとこっちおいで!」



『……ぉわぁっ…ちょっ…///』




脇の下に手を伸ばし、智を引き寄せる。

バシャバシャと、小さく暴れる智…




「壁のほう向いて!……よいしょ♪」




そして、
足を広げた俺の間に座ってもらって…




「ほら!これなら見えないでしょ?」



『………けど…オレは潤の見えないけど…潤はオレが目の前にいるんだから…見えてんじゃん///』




智は、緊張からか、前のめりで。

俺との間に隙間がある…




「もぉ……風呂入ってんだから…当たり前じゃん…観念してよ♪」



『…うん…///』





そしてようやく……

俺に身体を預けてきた。


智の背中が俺にくっついてる。


洗いたての髪から香るシャンプーの匂い…

とは別に香ってくるのは……



…スン♪



耳の後ろ…うなじ辺りを嗅いでみた。



うん…この香り……



スンスン……ぺろん…




『……っ!?……潤っ……何してっ……』



「あ。ごめん…なんか…甘くて美味しそうな香りがしてるから…思わず舐めちゃった。」



『///……そんなんしたって…美味しくないぞっ…オレはっ…』



「……いや…そんなことない……智は…きっとどこもかしこも美味いはず……」





間近で見ると、より一層、綺麗な肌だ、って分かる。

その肩に、背中、そっと唇を落とす…

そのたびに、ピクっと跳ねる智…




『…擽ってぇ///』



「ふふっ♪…擽ったがり?」



『ん///…すんごいゾワゾワする…///』



「それもそのうち…」



『…慣れる?』



「…多分。」



『……早く慣れなきゃ…えっちできない?』



「…そんなことないよ。…擽ったいのもね、感じてる証拠だから…それがね、だんだん気持ちいいって思えるようになってくれば…上出来!」



『…そっかぁ……ね、オレも…見たい///向かい合ってい?』




お♪

少しは裸にも慣れてきたかな?




「もちろん♪」




狭い浴槽の中をくるりと反転して。

向かい合って座ると、智は天井を仰いだ…




『……見たいとは言ったものの……目のやり場に困る///』



「ぁははっ♪…やべぇ…それ、ちょお可愛いんだけど!」



『どこがっ///
…もぉ…ほんとどうしよ…///』





ずっと天井を仰いだまま…

俺を見ようとしない。





「ふふっ…限界っぽいね。出よっか!」



『…ぅ、うん。それがいいかも。』





俺もね、そろそろ限界だったから。


裸の智と密着して…

よく爆発しなかったな、と、頑張って抑えてた自分を誉めてやりたい。


…これ以上密着してたら…


我慢も限界で…


風呂の中で襲っちゃうかもしれないから。


先に上がって、と智を促して。


俺は冷ためのシャワーを浴びた。


昂った気持ちも中心部も、
しっかり鎮めたかったから…