*いちごの妄想話です*

間違われた方、回避ですよ〜!




第1部、『Yabai-Yabai-Yabai 』からの続きです☆
テーマをですね、Starlight kiss に変えました…
見切り発車するもんだから、こうなる…

第2部は、『Never ever let go!! 』
手離したくない、失いたくない、ってことね。
ただただ甘いだけのお話です…
必要以上にイチャイチャしてるかも…(--;)

第3部、、、あるかどうかは分からないっ!!


ではでは、いちごに萌える方〜
『ネバエバ!!』
お楽しみくださ〜い( *´艸`)













2月14日。


世に言う、バレンタインデー。



俺は今日、一目惚れしたこの人と、

念願叶って付き合えることになった。


バレンタイン様さまだな。


この日がなければ、

想いを伝えることもしなかったと思う。





「智、家はどこ?送っていくよ。

あ、それ貸して?俺、持つから。」




『あ、ありがと///・・・あの、、、優しいんですね。』




「そお?普通だし。・・・それよりさ、敬語は、やめよっか?店員とただの客って関係じゃなくなったんだし。・・・な?」




『・・・ん///・・・あ、あの、、、潤くん、て、呼んでもいい?』




「あ、当たり前っ!!」





あ〜くっそぉ、、、

なんなんだ、この可愛い生き物はっ!


俺と同じ男だとは思えない!


その上目遣い、どこで覚えたんだ?


いや、智のほうが背が低いから、必然的にそうなるのか。・・・いい身長差だな。




『・・・ありがと///・・・ねぇ、潤くん?』




「ん?・・・なに?」




『・・・その、ボクに惚れた、って、、、いつ頃から?』




「・・・俺が、コーヒーぶちまけた時。あん時の智の対応と、、、最後、俺に向けてくれた笑顔が、可愛くて、、、やられた。」




『そ、そんなこと///・・・ボク、可愛くなんか、、、』





って言ってるその表情がっ!!

顔を赤らめて、少し俯いて。

可愛いって言われるのが嫌なのか、

ちょっとだけ唇、とんがらせて。


そういう表情が、、、





「・・・可愛いんだよ、智は!」




『・・・今までに何度か言われたことあったけど、、、ボク、男なのに!って思って全然嬉しくなかった・・・でもなんか、潤くんに言われると、照れちゃうな///』





・・・あ?

今なんか、聞き捨てならないこと言わなかったか?


・・・今までに何度か可愛いって言われたことがある?・・・どこのどいつだ?そんなこと言いやがったのはっ!!





『・・・潤くんに言ってもらえると、、、

えへへっ・・・嬉しいな♪』




あ〜・・・その笑顔だよ・・・

それにみんなやられるんだよ・・・


可愛いから可愛いって言っちゃうよなぁ。

・・・どこのどいつでも。


だから、納得だよ。このチョコの量・・・

一体何人に告られたんだ?




どうやら俺が一目惚れした相手は、

相当モテるらしい・・・


そんな智は、俺のどこを気に入ったんだ?

・・・まさか、顔、なんて言うんじゃ・・・



まぁ、自分で言うのもなんだけど、顔は悪くない方だと思ってる。・・・若干、濃いめではあるけど。





「・・・なぁ、智?」




『ん〜?』




「・・・智は、俺の、、、」




『あ。家、ここなんだぁ。』




「え?あ、あぁ・・・このマンション?

もう着いた?」





意外と近かったんだな・・・


もっとたくさん、話したかったのに。


もっと一緒にいたいのに。



・・・俺のどこが気に入ったのか、

訊きたかったのにな。