*いちごの妄想話*

潤くん・智くんのお名前を借りて妄想してます…
苦手な方は回避、ですよ〜












その日以来、

週一で行ってたそのコンビニに、

週二で行くようになった。


そのうち、二日おきに通いだし。

次第に、あの人のシフトも分かってきて。


17時以降に行けば、ほぼほぼいる。


終いには、17時過ぎを狙って、毎日通うようになっていた。


あの人に会うために。


特別、要るものなんてないけど。


コーヒーだったり、ペットボトルの水だったり。たったそれだけを買って。


それだけを理由に、毎日通った。

・・・いや。

あの人に会うためだけに、通ってた。


俺は、あの人の、制服の左胸に付いてる名札で、名前を知って。



大野くん。



て、いうんだ。


・・・呼んだことはないけど。




ある日、水と一緒にサラダを買ったんだ。


そしたら、『あ。今日はおまけ付きですね♪』って話しかけられて。


『・・・え?』って、突然のことで返事がすぐにできなくて。固まってたら、


『あ、ごめんなさい。いつもお水だけだから珍しいな、って思って。』


それって、、、それって!!

俺のこと、覚えてくれてるってこと!?


けど、『あぁ、、、そうっすね・・・』なんてぶっきらぼうな返事しかできなくて!!めちゃくちゃ無愛想だと思われたかもしれない・・・なんて落ち込んでたら。


『野菜って、気をつけててもなかなか摂れないですもんね。サラダ正解だと思います!』って、めちゃくちゃ笑顔で言われたら・・・


・・・言われたら、もう、次の日からはサラダもセットで買うよね。


・・・単純なんだよ、俺は。


サラダをレジに持ってくたびに、『んふふふふっ♪いつもありがとうございます♪』って、満面の笑顔で応対してくれて・・・



あ〜・・・

ヤバイ。ヤバイって、その笑顔・・・


可愛い過ぎだろ・・・