*智潤妄想話。BL、ですよ〜*

こちら、山のお部屋からお引っ越し♡
ちょこちょこ書き直してます。


ここまで回想シーンね。









「・・・!!何すんだよっ!!」



突然腕を掴まれ、押し込まれたあんたは、

声を荒らげて、部屋を出ていこうとしてる。




「待って!・・・ごめん。友達になれない、って言ったのは本心。でも、それは、俺が、あなたと、友達じゃなくて、その、、、大野さんの恋人になりたいって、思ってたから・・・」




「・・・な、に言ってんの?恋人?

おいらの?ふざけたこと言ってんじゃねぇよ・・・」




「ふざけて言えることじゃないし。これ、本気だから。・・・あなたとは友達、じゃなくて、恋人になりたいんだ・・・」





何も言わず、

ただ立ち尽くしてるあなたの手を

そっと、包み込む。




「・・・ねぇ?なんか言ってよ。

あなたこそ、友達になれないってことに、なんであんなにこだわってたの?」




「・・・友達にすら、なれないおいらが、おまえの横にいたら、ツラい。だから、関わらないようにしたかった。」




「・・・なんで?

そこまで極端になんなくても・・・」




「だって!・・・そばにいればいるほど、惹かれちゃうから・・・じゃれ合いたいし、甘えてほしいし、、、いっぱい触れてほしいって。でも、友達にはなれないって思ってるおまえからしたら、ただの迷惑でしかないだろうなって。だから、・・・避けてた。」



「・・・それって、つまり、、、」



「おいらだって、おまえと友達以上に、

なりたい。」



「・・・それ、本気で、言ってる?」



「本気じゃなきゃ、言わないよ・・・」



「・・・俺の恋人に、なってくれるの?」



「・・・ん///」





・・・まさか、俺と同じ想いだったなんて。

拗ねてるだけだと、思ってた。


こんな形で、想いを知れるなんて・・・

夢みたいだ・・・




「・・・なぁ?・・・なんか、言えよ。」




さっきの表情とは、違う。

落ち着いた、でも、少し困ったような表情。

握ってた手をぐっと引き寄せ、

・・・抱きしめた。




「・・・ありがとう。」



嬉しくて、でも、ちょっと恥ずかしい。

そんな気持ちを隠すように、

あなたをずっと抱きしめてた・・・



「・・・ねぇ、いつまでこうしてるつもり?

いい加減、離してよ。」



「・・・あ。ごめん、苦しかった?」




ゆっくり力を緩め、あなたを解放した。




「・・・戻ろ?みんな待ってるよ。多分。」



「あ、あぁ。・・・でも、もうちょい、

ここにいた方が、いいんじゃない?」



「・・・なんで?」




「ふふっ。だってあなた、顔、真っ赤だよ?そんな顔、みんなに見せていいの?」




「・・・////!!

お、おまえのせいだっ!ば〜か!!」