初めて生で見た落語はあの立川○志だった。
しかし喋り方にもセンスにもどうにも馴染めず
残念ながらまったく楽しめなかった。
天下の○志が面白くないなんて
落語を聴く才能がないってことなんだわ。
その時から落語に対するトラウマが生まれたのでした。
数年後、友人の会合で落語を聴く機会があった。
トラウマゆえにあまり気乗りしなかったのだが
いざ聴いてみたらものすごく聴きやすい。
等身大で楽しめるこんな落語もあるんだなと思った。
その落語家さんこそ当時の三遊亭好二郎さん、
現在の三遊亭兼好師匠でした。
それからもお会いする機会がチョコチョコあり
私の芝居にもたびたび足を運んでくださった。
これまでは友人の友人レベルのお付き合いでしたが、
空前のマイ落語ブームをきっかけにここへきて急接近。
この通り。
落語と演劇。似て非なる世界。
でも共通する部分はたくさんある。
だからお互い別の世界の話をしているのに
演劇界で今まで会った誰よりも共感できることも多々ある。
あとは単純に大人の男性だからでしょうか。
心置きなく甘えられるのが何より素晴らしい。
実際には1歳しか違わないそうですけど。
急接近の成果が今年ご覧いただけるかも。
その時にはご報告を。