(アセンデッドマスターキリストさんのメッセージ)

 

 

 

あなたにこのように問うてみましょう。

 

 

多くの人は向上心を持ち、

向上心からたくさんの努力をしています。

そのような努力は、自分の中に

手ごたえとなって返って来ることでしょう。

 

 

 

しかし、向上心からではなく、

 

道徳的だからとか、

一般的な規範だからとか、

人に良く思われるためとか、

天の目的であるとか、魂の使命を果たすとか・・・

 

 

自分の目的ではなく、

 

外からの目的で人を助け、

善行に努めている・・・・

 

そのようにして良い人となったあなたは、

善の心を持ち、菩薩になったようです。

 

 

そのような人は

「魂の格が高い」「天国に徳を積んでいる」「あの世で良いことが待っている」

などと言われていますが、

 

果たして本当にそうでしょうか?

 

 

 

 

もしかしたら、人の負うべき荷を

あなたが負っていないでしょうか?

 

あなたは余計なことをしていないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

人は自分の荷を負い、自分の能力を知ります。

自分のスタミナを知り、限界を知ります。

 

そのような機会をあなたは奪っていないでしょうか?

 

あなたのやっていることは無駄なことではありませんか?

 

 

 

善人が傍らの人の仕事をし、

肩代わりすれば、

周りの人は楽になり、

その人に感謝することでしょう。

善人をほめたたえることでしょう。

善人は輝いているかもしれません。

 

そのように皆の中心にいる人に、

あなたはなりたいですか?

 

そして、それは良いことなのでしょうか?

 

その善人は何を思って努力しているのでしょうか?

 

ひたすら徳を積めばよいのでしょうか?


苦しくはないのでしょうか?

 

自分に満足しているのでしょうか?