定昇とベア 2 | 現役課長が気づいた『間違えない会社選び』

現役課長が気づいた『間違えない会社選び』

会社案内では見えない会社の考えを見抜くポイントを紹介します。会社は何を考えているのか?

間違えない、失敗しない会社選びのポイントを会社側の視点から暴露しちゃいましょうか!

入社してからの「こんなはずじゃなかった」の撲滅を目指して!!

昨日に引き続き、「定昇とベア」について。


定昇とベアの額は、非常に小いことも多く、500円や1000円位の金額も珍しくありません。


1年働いて、1000円くらい給料が上がってどうなるの?と思うかも知れませんが、月1000円×12ヶ月で年間12000円のアップになります。

また、給与は色々なもののベースになることが多く、残業や賞与(ボーナス)、はたまた退職金など、非常に広範囲に長期に亘って影響を及ぼすものです。


1000円の影響をもう少し見てみましょう。

ボーナスが年間(2回)で給与の5ヶ月分だったとすると、影響は5000円。

12000円+5000円 ⇒17000円(年間影響額)×35年 ⇒595,000円 

さらに、退職金も給与と連動している場合が多いですので、給与の40ヶ月分と仮定すると、影響額は40,000円。


35年間勤務すると仮定すると、なんと1000円の定昇は、約64万円に相当。


1回1000円の定昇がこんなにも影響が長く、大きくなります。これが毎年行われる会社では、その影響はとてつもなく大きなものになります。



この影響の大きさを考えると、ベアを巡る春闘関連のニュースで、経営側(会社)の回答として、「今回の好業績には、一時金で応える」ということが理解できるのではないでしょうか。

ちなみに。ここで言う、「一時金」とは、賞与のことをさしており、会社の売り上げが伸び、利益が上がった分は、給与の上乗せではなく、ボーナスの上乗せで還元し、長期に影響させないために、儲かった分をそのときに払いきるということ意味します。



2回に分けて書きましたが、長期に亘って勤務する場合、毎年の給与の上昇は例え小さくとも、積もり積もって大変大きなものとなりますので、会社選びのポイントとして押さえておいて下さい。