リビングにあるわずか一間ほどの南東向きの出窓
冬越しする植物たちの居場所です。
すぐ横に食卓テーブルがあり、
緑の葉っぱを見ながらご飯を食べています。
暮れの28日に近くのお花屋さんで買った一鉢、
チューリップとヒヤシンスとムスカリの球根の寄せ植えでした。
たくさんの鉢の中から、いずれの花も咲いていない一鉢を選んだ私、
「いつ頃咲くのかしら」と思いながらすぐ目の前に置きました。
元日の朝、簡単なお節とお雑煮を食べながら
ふと窓辺に目をやったら黄色いチューリップが咲いていました。
夕べ遅くまで起きていたので朝までお部屋がポカポカしていました。
「まあ、今日まで咲くのを待っててくれたのね」
「そんな予感がしていたんですよ。」
南西向きの掃出し窓から見える庭のハナミズキの木に
数年前に鳥のエサ台を取り付けたお父さん。
食べ残したご飯や、干しイモ、リンゴ、おせんべいなどを
刻んで載せておくと
朝から野鳥がやってきて「チチチ、ピピピ」と、さえずります。
大きなヒヨドリは小さなメジロやスズメを「どけどけ」と脅します。
それでもちょっとのスキに抜け目なく食べている小さな鳥たちと
その様子をコタツから見ている私たちと・・・
平凡な二人の平凡な歯車が回り出した2016年のお正月です。
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