こんにちは、日経225先物 無限攻略の225 えびすです。
チプラス首相はユンケルEU委員長、ラガードIMF専務理事とドラギーECB総裁に条件付きでトロイカの改革案を受け入れることを伝える書簡を6月30日付けで送っていたらしいのです。
その条件付きとは、以下の通りです。
*観光業に適用する消費税を13%にすること(トロイカは観光業も23%を要求)。
*離島での消費税は30%の特別割引を適用。
*定年支給者を67才に引き上げるのを今からではなく、10月から適用。
*最低額の年金受給者への特別手当(EKAS)は2019年末まで維持。
*軍事費削減を2016年に2億ユーロ(280億円)、2017年に4億ユーロ(560億円)とする(トロイカは2016年も4億ユーロの削減を要求)。
チプラス首相がトロイカの改革案を受け入れることに決めた背景には、2017年までにギリシャは債務返済などで290億ユーロ(4兆600億円)の資金が必要であるからです。
そしてメルケル首相がチプラス首相に最後に提示した案には350億ユーロ(4兆9,000億円)の支援パッケージと、10月に債務の減免と再編を検討する用意があることが含まれているからだそうです。
メルケル首相は表向きは断固厳しくしているものの、裏では優しい行動をとっているのです。
ギリシャにとって、債務返済の負担はこれからも続き、ギリシャは欧州金融安定基金(EFSF)からの資金供給も受けることを検討しています。
このような出来レースがあるにもかかわらず、7月5日に予定されている国民投票は何のためにやるのでしょうか。
チプラス首相は7月1日の国民に向けたテレビ演説で、「 国民投票では『NO』に投じることを希望する 」と言っています。
条件付きで受け入れているくせに、言ってることが逆ですね。
この投票で「NO」が過半数を取ると、ギリシャのユーロ圏からの離脱は避けられなくなると考えられるのに・・・です。
ユーログループでは、NOとなれば、トロイカの改革案を受け入れる姿勢がないことを意味することになり、ギリシャ国民がユーロ圏からの離脱を希望しているということになります。
チプラス首相はトロイカに条件付きでの改革案受け入れを書簡で送る一方で、国民には「NO」を呼びかけたのは、そうはいっても離脱はないと踏んでいるからなのでしょう。
どこまで駆け引きするのか!
しつこいですね!!
かたずをのんで見守っている周りからすれば、コリゴリしてきます。
6月29日、彼は2年振りに再開された国営放送に出演して「 ユーログループが我々を追い出すとは思えない。その代償は非常に高いものにつくからだ 」 述べています。
背景にギリシャが抱えている負債3150億ユーロ(44兆1,000億円)の80%はトロイカが債権者となっています。
チプラス首相は、ギリシャがユーロ圏から離脱すれば、債務不履行となり、債権者は債権額が取り戻せなくなるという恐れをもっていると考えています。
そして、「NO 」が過半数を取れば、トロイカとの再交渉はギリシャに有利に働くとチプラス首相は考えているんでしょうね。
追い込まれるどころか、ここまでふてぶてしいと呆れてきます。
スペイン紙エクスパンシオンによれば、先週末までは「NO」の支持者が57%であったが、現在46%に落ちている。「YES」支持者は30%から37%に上昇していると述べています。
その一方で、シリザ支持者の間では「NO」が77%、「YES」が15%だという。
メルケル首相は国民投票の結果が分かるまで如何なる判断も下さない、という姿勢ですからそれまでは何も起きないし、株価も何も動かないのです。
ショイブレ独財務相は、先週までのトロイカの改革案は既に無効になっているという意見を表明しているので、新しく交渉に臨むのであれば条件は更に厳しくなるといいいつつ、またこの繰り返しになりそうで・・・・ いつまでこれ続くのやら、、、
国民投票の結果が判明するまで、トロイカの方でも具体的な前進は望めないし、ユーログループの中にドイツがいる限り、ギリシャからの誘いにもなかなかのらないという、ここまでくるとギリシアVSドイツの一騎打ちの様相です。
仮にドイツがユーログループに加わっていなければ、ドイツのいないユーログループは既にギリシャの執拗な交渉の前に折れていたであろうと一部メディアの間で言われていますから。
米国政府を始め、世界の多くの経済学者らの意見は緊縮策で国民は厳しい窮状を余儀なくさせられているとして、ギリシャに味方した見方も増えつつあります。
ニュースでもギリシア国民は可哀そうだ、という風潮の伝え方が多いですしね。
チプラスさんは、見た目もそうだけど相当な役者のようです。
ギリシャの関わる動きは毎日変化して、当事者じゃない我々日本人も最後はどうなのか結果待ちに相当疲れてきています。
圧倒的窮地のギリシアがもっているこの折れない心は、僕ら日本人にはちょっとないなぁと思います。
武士は食わねど高楊枝といった侍魂、耐え忍ぶことを美徳とする大和魂とは、ちょっとニュアンスが違いますからねー。
チプラス首相はユンケルEU委員長、ラガードIMF専務理事とドラギーECB総裁に条件付きでトロイカの改革案を受け入れることを伝える書簡を6月30日付けで送っていたらしいのです。
その条件付きとは、以下の通りです。
*観光業に適用する消費税を13%にすること(トロイカは観光業も23%を要求)。
*離島での消費税は30%の特別割引を適用。
*定年支給者を67才に引き上げるのを今からではなく、10月から適用。
*最低額の年金受給者への特別手当(EKAS)は2019年末まで維持。
*軍事費削減を2016年に2億ユーロ(280億円)、2017年に4億ユーロ(560億円)とする(トロイカは2016年も4億ユーロの削減を要求)。
チプラス首相がトロイカの改革案を受け入れることに決めた背景には、2017年までにギリシャは債務返済などで290億ユーロ(4兆600億円)の資金が必要であるからです。
そしてメルケル首相がチプラス首相に最後に提示した案には350億ユーロ(4兆9,000億円)の支援パッケージと、10月に債務の減免と再編を検討する用意があることが含まれているからだそうです。
メルケル首相は表向きは断固厳しくしているものの、裏では優しい行動をとっているのです。
ギリシャにとって、債務返済の負担はこれからも続き、ギリシャは欧州金融安定基金(EFSF)からの資金供給も受けることを検討しています。
このような出来レースがあるにもかかわらず、7月5日に予定されている国民投票は何のためにやるのでしょうか。
チプラス首相は7月1日の国民に向けたテレビ演説で、「 国民投票では『NO』に投じることを希望する 」と言っています。
条件付きで受け入れているくせに、言ってることが逆ですね。
この投票で「NO」が過半数を取ると、ギリシャのユーロ圏からの離脱は避けられなくなると考えられるのに・・・です。
ユーログループでは、NOとなれば、トロイカの改革案を受け入れる姿勢がないことを意味することになり、ギリシャ国民がユーロ圏からの離脱を希望しているということになります。
チプラス首相はトロイカに条件付きでの改革案受け入れを書簡で送る一方で、国民には「NO」を呼びかけたのは、そうはいっても離脱はないと踏んでいるからなのでしょう。
どこまで駆け引きするのか!
しつこいですね!!
かたずをのんで見守っている周りからすれば、コリゴリしてきます。
6月29日、彼は2年振りに再開された国営放送に出演して「 ユーログループが我々を追い出すとは思えない。その代償は非常に高いものにつくからだ 」 述べています。
背景にギリシャが抱えている負債3150億ユーロ(44兆1,000億円)の80%はトロイカが債権者となっています。
チプラス首相は、ギリシャがユーロ圏から離脱すれば、債務不履行となり、債権者は債権額が取り戻せなくなるという恐れをもっていると考えています。
そして、「NO 」が過半数を取れば、トロイカとの再交渉はギリシャに有利に働くとチプラス首相は考えているんでしょうね。
追い込まれるどころか、ここまでふてぶてしいと呆れてきます。
スペイン紙エクスパンシオンによれば、先週末までは「NO」の支持者が57%であったが、現在46%に落ちている。「YES」支持者は30%から37%に上昇していると述べています。
その一方で、シリザ支持者の間では「NO」が77%、「YES」が15%だという。
メルケル首相は国民投票の結果が分かるまで如何なる判断も下さない、という姿勢ですからそれまでは何も起きないし、株価も何も動かないのです。
ショイブレ独財務相は、先週までのトロイカの改革案は既に無効になっているという意見を表明しているので、新しく交渉に臨むのであれば条件は更に厳しくなるといいいつつ、またこの繰り返しになりそうで・・・・ いつまでこれ続くのやら、、、
国民投票の結果が判明するまで、トロイカの方でも具体的な前進は望めないし、ユーログループの中にドイツがいる限り、ギリシャからの誘いにもなかなかのらないという、ここまでくるとギリシアVSドイツの一騎打ちの様相です。
仮にドイツがユーログループに加わっていなければ、ドイツのいないユーログループは既にギリシャの執拗な交渉の前に折れていたであろうと一部メディアの間で言われていますから。
米国政府を始め、世界の多くの経済学者らの意見は緊縮策で国民は厳しい窮状を余儀なくさせられているとして、ギリシャに味方した見方も増えつつあります。
ニュースでもギリシア国民は可哀そうだ、という風潮の伝え方が多いですしね。
チプラスさんは、見た目もそうだけど相当な役者のようです。
ギリシャの関わる動きは毎日変化して、当事者じゃない我々日本人も最後はどうなのか結果待ちに相当疲れてきています。
圧倒的窮地のギリシアがもっているこの折れない心は、僕ら日本人にはちょっとないなぁと思います。
武士は食わねど高楊枝といった侍魂、耐え忍ぶことを美徳とする大和魂とは、ちょっとニュアンスが違いますからねー。
日経225先物 無限攻略の225 えびすでした。
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