夫が亡くなった時
1年経てばこの辛い気持ちも深い悲しみも
ある程度落ち着いてくると
思っていました。
最初の頃は
「とにかく1年経ったら何とかなる」
「一年」「一年」とすごく思っていました。
私の周りの人もそう思っていたらしく
一年経った頃
「落ち着いた?」
「もう落ち着いたでしょ?」
と言われることが多かったです。
実際には
夫を亡くした深い悲しみは
全く消えることなく
1年経っても辛くて辛くて
むしろ一年後の方が辛いとさえ思うくらいで
何の根拠があって「一年」「一年」
って思ってたんだろうと
一年経った頃の自分の状態に愕然としました。
一年過ぎても
いつになったらこの悲しみは消えるのだろう…
夫のことばかり思って苦しむ日々は
このまま果てしなく続いていくのだろうか…
と闇の中で見えない出口を探しているような
日々が続いていました。
そんな日々が何となく和らいできたのかも?
と感じるようになったのは
3回忌が過ぎてからでした。
悲しみはまだまだ深いけれど
何とかなってるな…と
ほんの少し
ほんの少しだけ
ラクになってきたかな?
と思えるようになってきました。
今、夫が亡くなって3年が過ぎて
日々の生活が忙しくなってきて
毎日夫のことは思っているけれど
夫のことを思って悲しみに暮れる時間は
減りました。
だからなのか?
時々
ずん!
と
重く深い悲しみや寂しさがのしかかって
身動きが取れないことがあります。
私の中には
まだまだ深い悲しみが横たわっているんだなと
思うと同時に
この悲しみは
一生消えることはないだろう
一生抱えて生きていくのだろう
という覚悟のようなものができてきました。
つい最近
夫のことを話していた時
ご主人が健在な方から
「3年経ったらもうすっかり傷は癒えたでしょ⁉️」
と言われました。
私は咄嗟に
「傷は全く癒えてないよ!」
「確かに少しラクにはなったと思うけど
そんなにすぐには傷は癒えないよ!」
と言ってしまいました。
これまでの私だったら
その言葉に傷ついてショックを受けて
その人と距離を置いていただろうけど
今はそういう言葉も受け入れられるように
なったと思うし
言い返せるようになったなと感じました。
最近は娘中心の生活を送っていて
夫のことはちょっと後回しな感じになっていて
何だか申し訳なく思ってはいるけれど
残された私たちには目の前の生活があって
そこから逃れることはできないので
たまには夫を偲ぶ時間もほしいな…
と思っています。