崇神天皇の四道将軍の一人 大彦命を祀る 舟津神社 | 北陸の神社仏閣、温泉紹介

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舟津神社 

 福井県鯖江市舟津町1-2-32

 

 崇神天皇が北陸平定のために遣わした四道将軍の一人 大彦命を祀り、北陸随一の古社として古来より敬われてきました。

 

 

 

「舟津社記」より

 崇神天皇の勅により北陸道へ遣わされた大彦命は、角鹿(福井県敦賀)の津(港)に赴き、八田(舟場の地名)より舟に乗り深江に到りそこに舟を付けました。そのことからその場所を「舟津」といわれるようになったとのことです。

 また、途中で「塩垂の長」という長老に教えを受けたとありますが、その長老は猿田彦命であるといわれています。

 

逢慶橋

 

大鳥居

 

四道将軍とは

 第10代の崇神天皇が全国平定のため派遣した4人の将軍

「日本書紀」によると、北陸に大彦命 東海に武渟川別命 西道(山陽)に吉備津彦命 丹波に丹波道主命を派遣したと記されています。

 

会津(福島県)の由来

「古事記」には、大彦命と武渟川別命は親子ですが、後にこの二人が合流した場所が現在の会津で「会津」の地名の由来となったといわれています。

 

 

手水舎

 

赤鳥居

 

大樫

 

鯖江市の由来

 大彦命は王山(鯖江市内)に陣を置き賊を平定しましたが、この戦は明治時代の地誌書に「虚空から佐婆矢落下し、敵魁師に当たり死す」と記録されています。この矢が鯖の尾に似ていたことから、この地を鯖矢と呼ぶようになり後に鯖江となったと伝えられています。

 

本殿

 

 

 

 

熊野神社

 

八坂神社

 

八幡神社

 

舟津神社の御神水「舟津の水」

 

 

 

 

 

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