尾山神社
(石川県金沢市尾山町11-1)
金沢の代表的な神社
加賀藩祖 前田利家公と
正室 お松の方
を祀る由緒ある神社です
全国的にも珍しい
「和」「漢」「洋」の3つの建築様式が用いられた神門です
「神門」は金沢市の代表的な観光スポットとして有名です
第三層は四面五彩のギヤマン張りです
御祭神は、
加賀百万石の領地を一代で築き上げた前田利家公
献身的に支えた正室のお松の方
前田利家公の勝負強さから「勝負運」「出世運」
を祈願して参拝される方が多いとのことです。
利家公像とお松の方像
利家公を祀りたかったが、堂々とできない事情が!!
加賀藩前田家は100万石の外様大名 徳川家に次ぐ石高で徳川幕府からは目の上のたんこぶです。
加賀藩はとにかく目をつけられることが恐怖で、徹底して恭順の意思を示します。
目を付けられないために加賀藩第3代目藩主の前田利常公は鼻毛を伸ばしてうつけ者(お馬鹿さん)を装っていたといわれています。
「加賀文化」が華やかに発展していったのも戦う意思は全くない、戦う準備は一切しないを示すためでもありました。
尾山神社ですが堂々と藩祖の利家公を祀ることは出来なかったので、物部八幡宮、榊葉神明宮を遷座し、利家公を合祀するという形で卯辰山麓に「卯辰八幡宮」を建立したのが始まりでした。
狛犬
金谷神社
2代から17代までの藩主、当主と正室(夫人)をお祀りしています。
力石
若者がこの石を担いで力と技を競ったといわれます
尾山神社庭園
御朱印です
ご覧いただき
ありがとうございました