昨日までの国内外の感染者情報です。(YahooNews)

終息どころか、拡大が止まらないCOVID-19の拡散ですが、その治療法も徐々に確立されています。

先の記事にかきました、アビガンはじめファビピラビルの効果は中国で実証されました。そして、重度の肺炎が改善したと注目を集めるのはECMOです。

肺炎患者へ利用されている人工呼吸器についてですが、

 

人工呼吸器は・・・・呼吸運動の仕組みと人工呼吸器(市立御前崎総合病院)

人工呼吸器を皆さんご存知でしょうか?

ドラマなどで重篤な患者さんの口下へマスクを当てたり、喉まで管を入れて患者さんの代わりに呼吸を行う機械というとなんとなく見覚えがあるのではないかと思います。今回は、その人工呼吸器について呼吸運動の仕組みと合わせて、お話したいと思います。

 

1.呼吸運動の仕組み

私達の体は、体外から酸素を取り込み、体を動かすためのエネルギーを作り出し、細胞活動によって産生された二酸化炭素を体外に排出しています。その回数は、成人で15~17回/分、新生児で40~50回/分とされています。

よく呼吸のことを「肺を膨らませる」と表現するのを目にしますが、我々の肺は自分自身を膨らませることはできません。どうやって膨らませているのかというと、肺が収まっている胸郭を広げることによって肺を膨らませています。

 

そして、ECMOとは・・・(藤田医科大学病院集中治療部)

「人工肺とポンプを用いた体外循環回路による治療」をECMOと呼びます。人工呼吸器や昇圧薬など、通常の治療では救命困難な重症呼吸不全や循環不全のうち、可逆性の病態に適応されます。
ECMOは呼吸と循環に対する究極の対症療法であり、根治療法ではありません。通常の治療では直ちに絶命してしまう、または臓器が回復不能な傷害を残すような超重症呼吸・循環不全患者に対し、治癒・回復するまでの間、呼吸と循環の機能を代替する治療法です。
ECMOはextracorporeal membrane oxygenation「体外式膜型人工肺」という機器の略語ですが、欧米人にとってECMO(エクモ)は発音しやすく、広く使用されています、

 

つまり、ECMOは、血液に直接純血を送り込むので、肺は活動しなくても全身に酸素を含んだ血液を送れるのです。ゆえに重度の患者が改善した症例などが報告されているのです。

ECMOの注文は増えているようですが、果たして、先の治療薬2品とECMOの量産で、世界の危機を救えるかもしれません。

しかし、もともと量産体制にはなかった製品ですから、どこまで製造できるかわかりませんがね。また、旭化成などの血漿交換機なども転用しやすいし、ウィルス除去フィルターも有るので、早急な開発を期待しますね。

そして、いつが来れば、里山の風景を眺めながら、四国路をドライブできる日は来るのでしょうか??

 

 

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