[付記]:ブログ投稿をお休み頂いて5日(19日から)になります。お陰様で、腰痛治療のストレッチに励んでいます。長さ約1メートル、直径15センチの「ヨガポール(棒状)」を腰、背に縦に横に当てて寝っ転がり、己の体重で腰を伸ばす。鍼治療に及ばずも効果てきめんです。

 この4月に採用されたばかりと言う、まだ21歳の接骨・整体師ですが、彼に教えて頂いたことに今は感謝しています。同じように腰痛にお悩みの方に是非にお奨めするストレッチです。

 

 さて、ブログの方は、昨日日曜日(22日)までで今月も、471アクセス(読者)、ここ30日に566アクセスとアメーバ事務局から連絡がりました。

 その詳しいデータを見て驚きました。この30日間で最も多かったアクセスは「望郷・三・11」とあります。何時に投稿したのか、どんな内容なのか自分でも忘れているので改めて調べてみました、

 2023年7月24日投稿でした。内容は小生の育った町に関する場面で、一つは「キリストと船越保武氏」に関わり、もう一つは毎年夏に開催される「縄文の炎、野焼き祭り」に触れたものでした。

 

 改めて、ここにご紹介します。育った町は凡そ400年前、隠れキリシタンの里です。踏み絵、(はりつけ)を前に死を選んだ人、キリストの教えに殉じた方(殉教者)は実に309人を数えました。

 町の大籠地区には踏み絵を前に改宗を迫られた場所、磔を執行した処、隠れて信心した洞穴等が今に残り、教会の他に、位牌や掛け軸に隠されたキリストや十字架を教える資料館、平和を願う母子像の建つキリシタン公園が有ります。

 公園の一角に、作家、故・遠藤周作氏等から寄せられたお言葉の載る石碑が有り、ゴルゴダの丘を模した山の頂上に至るまでキリストの十字架の道行の絵が続きます、己の磔のための十字架を肩にするキリスト、道に倒れるキリスト、思わず助けの手を差し伸べる市民等々大理石に刻まれた絵図のレリーフが  枚とあります。(ゴメンなさい。数字の記憶があいまいです。30枚ぐらいあったでしょう)

 

 着いた頂上にはクルス館が有り、館の前には、この地を訪れる人々に心から(えん)(しゅく)を贈ると語るローマ教皇、ヨハネ・パウロⅡ世の肖像画が飾られています。クルス館の中には船越保武氏の作品、キリスト像と聖・クララ、聖・マリア・マグダレナの胸像が有ります。是非に足を運んで御覧下さい。ハワイから訪れた団体様が山間のキリスト像等にも、また360度に広がる山波の視界にも驚いたとの話が残されています。 

 

 この付記を書こうと思ったのは6月20日の朝日新聞の夕刊に「日本二十六聖人」94年ぶり帰国と有った日本画の記事を見て、ふと思ったからです。長崎市西坂町に「二十六聖人記念館」が有ります。そこにある二十六聖人の像もまた船越保武氏の作です。

 この新聞記事の機会に、一関の片田舎に眠るキリスト像等、船越氏の作品もまた知ってもらえればと思い書くことにしました。また、写真は全て小生の自撮りです。

 

 藤沢町のもう一つの毎年夏の風物詩「縄文の炎、野焼き祭り」は、2025年は8月9(土),10日(日)に、一関市立藤沢小学校横に有る藤沢運動広場(藤沢城跡)で開催されます。

 高校生の陶芸作品を対象にする「熱陶甲子園 in FUJISAWA」も同時に開催するそうです。作品の応募等はインターネットでお調べ下さい。

 

 会場の隣にある藤沢町民センター、藤沢図書館前の広場に、彫刻家・岡本太郎氏から寄贈された「縄文の炎」の像が設置されています。生前、岡本太郎氏も、彫刻、陶芸など多彩な能力を発揮された池田満寿夫氏も野焼き祭り実行委員会の会長を務めていたという歴史が有ります。

 その「縄文の炎」像の紹介と共に、小生の作品「小説・大槻玄沢抄」に出てくる、建部清庵像と一関駅前に建つ「大槻三賢人」像を公開させていただきます。

 

 なお、小生の郷土愛を持って、関係者の皆様には著作権等の問題の発生をご容赦下さい。この場をお借りして、伏してお願い致します。

 小生のペンネームを「藤沢」としているのも、育った町から勝手にお借りしている物です。

 

 私ごとになりますが、今年は文献調査のため、誰も住んでいない生家に八月、一カ月ほど留まり、一関市立図書館、仙台市の宮城図書館に出かける足場にするつもりでいます。

 読者の皆様にお約束したとおり、7月1日から作品の投稿を再開させていただきますが、またまた途中、執筆が追い付かない、そんな状況になるかなーと今から思ったりもしています。その時はまたまたご容赦下さい。

 応援して下さっている皆様に感謝申し上げます。