[付記・5]:昨日(22日)に、手元に最終原稿が届きませんでしたので、今日もこの付記を書くことにします。

 作品の「あらまし」は、作品が出来てから作ります。

「目次」は書いた内容が出来てから一応の目次を付し、その目次に併せて加筆修正する、確定する、と言うことが多いです。

 ですので、後に気付いた大槻民治(大槻平泉)のように、目次項目を増やして登場場面を書く事もあります。

 執筆の途中、友人、知人にご意見、アドバイス等を頂くために一応の出来た作品を途中にプリントアウトして送付することも有ります。そうした物と、出来上がった作品の目次、内容、ページ数が違ったりします。

 

 大槻玄沢の幼少から「さらば長崎」の遊学までを書いた作品を自ら「前巻」としたのも、一つの区切りで、最初からそれを意識していたわけではありません。

 江戸に戻って新たな生活を始めた大槻玄沢が、杉田玄白からの大きな宿題、解体新書の改訂版を成し遂げた時を一応の区切り、寛政十年までを「中巻」としたのも、執筆途中に思い立ってのことです。

 そして、今、自分で作ったレジメに沿って執筆していますが、これで兎に角終わりにしよう。何とか、今年中に「下巻」をと思って居る次第です。

 

 これまでに書いた「前巻」、「中巻」の目次、「あらまし」を次の通り掲載します。小生自身は確定版と思っても御座います。

 

前巻  あらまし 

大槻玄沢の生涯を通じて窮民に心を砕く考えは、育った一関の大肝入りの実家に在った。実家から医者になった父の影響を最初に受ける。幼くして漢学を学び、何事も出自や今に在る身から人を判断すべからず、公平に見よとの大槻家の家訓を知る。

また、父の恩人にもなる一関藩・藩医、建部(たけべ)(せい)(あん)が下に入門し、清庵が表した民間(みんかん)備荒録(びこうろく)等を通じて、医療ばかりの事ではなく、どのような時にも下層民に心を砕く人間になるべきだと知る。

医学医術の実際を知る上でも建部清庵の影響は大きく、江戸に在る杉田(すぎた)(げん)(ぱく)と一関に在る建部清庵との問答の内容を知って、これからは西洋医学の時代、解体新書を作り上げた玄白の所で医学も蘭学も学びたいと江戸行きを夢見る。

先に玄白の所で学んで居た建部清庵の子息、(りょう)(さく)(後の建部清庵三代目)の配慮もあって、清庵のもう一人の子息、建部(たけべ)(よし)()共々、玄白に弟子入り出来た。

玄白が主宰するに天真楼(てんしんろう)に入門し、有坂(ありさか)()(けい)桂川(かつらがわ)()(しゅう)平賀源内(ひらがげんない)石川(いしかわ)(げん)(じょう)中川(なかがわ)(じゅん)(あん)等を知る。

しかし、天真楼の蘭学指導が十分ではないと知った玄沢は、西洋医学を学ぶためにも蘭語の翻訳が出来る人物を求めた。田舎に在る時に、建部清庵が語った「今の世に蘭学が出来ること、翻訳出来る者こそ豪傑ぞ」と語った言葉が忘れられなかったのである。

中川淳庵や福知山藩藩主、朽木昌綱等の支援もあって、江戸における蘭学の第一人者、解体新書の翻訳、作成に中心人物として参加していながら解体新書に名を残さなかった前野良沢に、六度目の訪問でやっと入門、弟子入りを許された。

その傍ら、()()(げんせつ)は呼びにくい、玄沢(・・)(げんたく)と名を改めよと語る玄白の提案を受け入れた。大槻玄沢の誕生である。

即刻の玄沢の悩みは一関藩から許された江戸遊学期間が切れる問題だった。それを知った良沢は一関藩の本藩に当たる仙台藩に属する友人、工藤平(くどうへい)(すけ)に相談する。

平助は元々医者で良沢と一緒に蘭学を学ぶ仲であったが、藩主の願いで髪を結い直し、今では仙台藩の台所を握るほどの権力者であった。蝦夷地開拓を夢見る経世家でもあった。

二度の遊学期間延長の支援を頂くなど工藤平助を江戸における父とも思う交流をしていく。

平賀源内の殺傷事件や、師匠である建部清庵の死、自身の父の死に遭遇するが、吉甫の杉田家養子縁組や、己自身の結婚など喜ぶべきことも有った。

吉甫の養子縁組を機に、本科(内科)の事は伯元(由甫を伯元と名を改めた)、外治(外科)の事は玄沢にと、玄白先生の思いが語られた。

やがて、良沢の和蘭(おらんだ)(やく)(せん)を手本にしながらも玄沢自身が纏めた和蘭(おらんだ)(かがみ)は、翻訳の手引き、手本となるとて天真楼社中の皆々に評判になった。

 何とか長崎に遊学したいと願っていた玄沢だが、それも本藩移籍の話と絡んで実現した。京(都)や大阪で、後に江戸の昌平黌学長にもなった柴野(しばの)栗山(りつざん)や、六物新誌の出版にかかわりのある木村兼葭堂(きむらけんかどう)、薬問屋の小西(こにし)長兵衛(ちょうべえ)などを知る。

また長崎では、阿蘭陀(おらんだ)屋敷(やしき)吉雄(よしお)(こう)(ぎゅう)に医術を習い、天文や医学に係る蘭語翻訳を本木良永親子に習い、()(づき)(ちゅう)次郎(じろう)(志筑忠雄)に究理(物理)などを習う。

出島や唐人屋敷、各寺を見学する傍ら、若き通詞達等との交流も多くあった。

馬田(まだ)(せい)(きち)(後に白河侯の藩士となる、稲村三伯のハルマ和解編纂の指導に当たった石井庄助)等と共に、江戸に返る。

 

第一章  磐井の里

   一 家訓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1

   二 里の生活・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8

       ア 伯父の教え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8

       イ 川遊び  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9

    ウ 秋の実り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11

       エ 山菜採り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12

   三 建部(たけべ)(せい)(あん)門下生・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15

    ア 吉報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15

       イ 初講義・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17

       ウ 自己紹介・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19

   四 冬山の恵み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21

   五 民間(みんかん)備荒録(びこうろく)・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24

       ア 大槻(おおつき)玄沢(げんたく)の爪帳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24

       イ 民間備荒録の教え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25

       ウ 衣関(きぬどめ)()(けん)に手紙を託す・・・・・・・・・・・・・・・・・・26

       エ (やまい)は口より入り、(わざわい)は口より出ず・・・・・・・・・・・・27

       オ 民間備荒録の発刊・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28

       カ 再び江戸へー衣関甫軒も、手紙も・・・・・・・・・・・・・30

       キ 褒賞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31

   六 解体約図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32

   七 初恋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36

   八 手紙(書簡)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37

      ア 二度目の質問状―杉田(すぎた)(げん)(ぱく)宛・・・・・・・・・・・・・・・37

      イ 杉田玄白の返書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38

  ・ベーデレン・・・・骨

  ・カラカーべン・・・軟骨

  ・ゲール・・・・・・液汁

  ・セイニー・・・・・神経

  ・スラクアデル・・・動脈

  ・ボルアデル・・・・青脈(静脈)

  ・ブルウド・・・・・軟骨

  ・ゲール・・・・・・液汁

  ・セイニー・・・・・神経

  ・スラクアデル・・・血液

       ウ 建部亮策の旅立ちー江戸へ・・・・・・・・・・・・・・・・・41

   九 江戸を夢見るー父の江戸行き・・・・・・・・・・・・・・・・・41

   十 解体新書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43

       ア 建部清庵、解体新書を語る・・・・・・・・・・・・・・・・・43

       イ これからは蘭学の時代・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45

十一 死を(いた)む・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47

      ア 花の死・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47

     イ 父―再度の江戸上り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49

  ウ 事故死・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50

  エ 無理心中・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52

     オ 伯父の死・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54

十二 亮策の語る蘭学と江戸の事情・・・ ・・・・・・・・・・・・・55

十三 建部清庵の推薦・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60

十四 吉報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63

第ニ章  青雲―江戸へ

   一 出立・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・65

   二 道行(みちゆき)、二人・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66

 ア 仙台、芭蕉の辻・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66

 イ 長町宿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68

 ウ 金ケ瀬宿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・69

    エ 白石宿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71

    オ 国見の峠超え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71

    カ 福島宿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72

    キ 本宮宿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74

 ク 郡山宿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76

 ケ 白河の関越え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78

 コ 宇都宮から小山宿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80

 サ 利根川を渡り、幸手宿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・81

    シ 道中最後、草加宿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・83

   ス 千住宿、大橋を渡る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・86

二 天真楼(てんしんろう)入門・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87

 ア 初対面の杉田玄白・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87

 イ 入門許可の知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・91

 ウ 江戸を去る亮策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・94

三 書生生活、講義・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・97

    ア 書生生活・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・97

 イ 教壇に立つ有坂(ありさか)()(けい)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・98

 ウ 桂川(かつらがわ)()(しゅう)の初講義・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・99

 エ 解体新書発刊の経緯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・101

四 平賀源内(ひらがげんない)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・103

 ア 有坂其馨の語る源内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・103

 イ 源内の初講義・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・104

五 石川(いしかわ)(げん)(じょう)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・105

六 杉田玄白の初講義・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・106

七 中川(なかがわ)(じゅん)(あん)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・110

八 阿蘭陀語を学びたい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・111

 ア 中川淳庵の意見、教え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・111

 イ 杉田玄白の許可・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・115

 ウ 建部(たけべ)(よし)()の涙・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・118

九 前野良沢(まえのりょうたく)が宅への初訪問・・・・・・・・・・・・・・・・・・・119

十 エレキテル、こわごわ会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・124

十一 朽木(くつき)(まさ)(つな)侯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・126

 ア エレキテルを体験・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・126

 イ 昌綱侯の教え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・129

 ウ 侯の語る有坂姉弟・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・132

十二 前野良沢の許可・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・134

第三章 大槻玄沢誕生

一 荒井庄(あらいしょう)十郎(じゅうろう)に学ぶ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・137

二 遊学期間の悩み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・140

 ア 前野良沢に打ち明ける・・・・・・・・・・・・・・・・・・・140

 イ 再会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・143

 ウ 骨折患者を診る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・144

三 平賀源内の殺傷・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・145

四 工藤平(くどうへい)(すけ)との出会い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・147

 ア 良沢先生の朋友・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・147

 イ 女子(おなご)の名はまつ(・・)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・148

五 平賀源内の死・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・150

 ア 死を悼むー杉田玄白の言葉・・・・・・・・・・・・・・・・・150

 イ 事件の経緯(いきさつ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・154

 ウ 桂川甫周の語る平秩(へづつ)東作(とうさく)、平賀源内・・・・・・・・・・・・156

六 安永八年〈一七七九年〉の年末・・・・・・・・・・・・・・・・158

七 安永九年(一七八〇年)の正月・・・・・・・・・・・・・・・・160

 ア 初めての訪問―工藤平助の屋敷・・・・・・・・・・・・・・・160

 イ 平助料理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・163

 ウ 前野良沢の語る工藤平助・・・・・・・・・・・・・・・・・・165

八 浅草寺参り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・168

九 初体験と自戒と・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・175

 ア 初体験・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・175

 イ 自戒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・177

十 それぞれの道・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・180

十一 大槻玄沢と成る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・181

 ア 工藤(平助)様の教え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・181

 イ 玄澤(玄沢)の名を頂く・・・・・・・・・・・・・・・・・・184

第四章 転変、天変

 一 赤蝦夷風説考(あかえぞふうせつこう)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・186

 二 遊学期間の再延長・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・190

 三 由甫の養子縁組・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・192

  ア 有坂に学ぶ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・192

  イ 由甫の相談事・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・193

  ウ 有坂の叱責・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・195

  エ 将来の娘婿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・197

 四 不幸と慶事と・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・198

  ア 師、建部清庵の訃報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・198

  イ 帰郷―準備されていた婚儀・・・・・・・・・・・・・・・・199

  ウ 遊学の謝辞、再び江戸に(のぼ)れの(おおせ)・・・・・・・・・・・・・202

  エ 師の墓前に誓う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・203

  オ 陸奥(みちのく)に阿蘭陀医学をもたらす架け橋・・・・・・・・・・・・203

  カ 大槻家の宴席・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・204

  キ 花のお墓参り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・205

  ク (りょう)(さく)の建部清庵襲名祝いの席・・・・・・・・・・・・・・205

  ケ 結婚の宴・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・207

 五 藩長屋の生活・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・208

  ア 被災した長屋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・208

  イ まずは先生の所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・210

  ウ 前野良沢への報告―和蘭鏡の草稿・・・・・・・・・・・・・211

  エ 歌舞伎観覧の誘い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・213

  オ まつの消息・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・217

  カ 初めて観る歌舞伎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・217

  キ (はな)(えだ)(たね)(しげ)嘘風(こふう)旅人(たびと)嘘風(こふう)・・・・・・・・・・・・・・・・219

  ク 暮の心配事・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・220

 六 天明三年の正月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・221

  ア 本科の事は伯元、外治の事は玄沢・・・・・・・・・・・・・221

  イ 工藤平助の語る七草・・・・・・・・・・・・・・・・・・・225

 七 草稿成るー(えん)()和蘭(おらんだ)(かがみ)六物(ろくぶつ)新志(しんし)・・・・・・・・・・・・228

  ア 蔫志・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・228

  イ 和蘭鏡・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・230

  ウ 六物新志・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・232

  エ 先生(杉田田玄白)への報告・・・・・・・・・・・・・・・234

 八 浅間山の大噴火―天真楼の清潔の保持・・・・・・・・・・・・236

 九 工藤平助の語る杉田玄白、小田野直武(おだのなおたけ)・・・・・・・・・・・・238

 十 飢饉の情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・245

十一 惜別を思う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・247

十二 初めての長崎屋訪問・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・249

十三 帰郷、父の死・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・251

  ア 誇りに思う、父・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・251

  イ (てっ)桑録(そうろく)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・255

  ウ 家督相続・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・256

  エ 届いた江戸の情報(有坂其馨藩医に成る、江戸の大火)・・・257

十四 長崎遊学を夢見る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・259

十五 本藩移籍話・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・264

  ア 松崎(まつざき)(ちゅう)太夫(だゆう)の伝達・・・・・・・・・・・・・・・・・・・264

  イ 要望―任地を江戸に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・268

  ウ 妻、吉の状(手紙)―男子誕生・・・・・・・・・・・・・・270

  エ 関藩への要望―弟、陽助の処遇・・・・・・・・・・・・・・270

第五章 長崎遊学

 一 出立・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・271

 二 日野屋(ひのや)(とう)(しち)(すみ)()()()(ろう)・・・・・・・・・・・・・・・・・・273

 三 由甫の見送りはここまで―藤沢宿・・・・・・・・・・・・・・274

 四 ずぶ濡れの小田原宿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・276

 五 箱根越え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・278

 六 富士山と行く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・280

  ア 三島大社を見る、沼津で一宿一飯・・・・・・・・・・・・・280

  イ 川留(止)めーまわり道・・・・・・・・・・・・・・・・・280

  ウ 倉沢の茶屋―(ぼう)嶽亭(がくてい)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・283

  エ 三人のまとめ役―藤七・・・・・・・・・・・・・・・・・・283

  オ (そめ)(いい)で力を付け藤枝宿・・・・・・・・・・・・・・・・・・284

  カ 大井川、川渡りー島田宿・・・・・・・・・・・・・・・・・285

  キ 金谷宿、馬で行く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・286

    ・小夜の中山、・子育飴

  ク 日坂、掛川を経て袋井泊り・・・・・・・・・・・・・・・・288

  ケ 名物―焼き魚、蛤、鰻・・・・・・・・・・・・・・・・・・288

  ク 猿がバンバの橋を渡り吉田宿・・・・・・・・・・・・・・・291

 七 お伊勢参り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・291

  ア 三河湾、沖合を行く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・291

  イ 二見(ふたみが)(うら)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・293

  ウ セタ川を行く、妙見町(みょうけんまち)へ・・・・・・・・・・・・・・・・294

  エ 伊勢神宮参拝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・295

 八 京への道・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・297

  ア 戯事、戯言・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・297

  イ 墨屋多四郎との別れ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・298

  ウ 東海道、本道を行く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・300

  エ 琵琶湖を渡る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・301

 九 一時の京見物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・302

 十 柴野(しばの)栗山(りつざん)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・304

十一 大坂滞在・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・305

  ア 小西一族・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・305

  イ 初めて会った木村兼葭堂(きむらけんかどう)・・・・・・・・・・・・・・・・・307

  ウ 小西(こにし)権兵衛(ごんべえ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・309

  エ 旅に有る身の病・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・310

  オ 壷井屋(つぼいや)(きち)()衛門(えもん)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・311

  カ 長崎行きを心配する藤七・・・・・・・・・・・・・・・・・313

  キ 主(小西(こにし)長兵衛(ちょうべえ))の市中案内・・・・・・・・・・・・・・・314

  ク 兼葭堂が宅に泊まる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・315

  ケ むかわり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・317

  コ ニューエスタラード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・319

  サ 筑前に向かう船の手配・・・・・・・・・・・・・・・・・・320

  シ 主(小西長兵衛)に和歌を贈る、・・・・・・・・・・・・・322

  ス 友永(ともなが)恒蔵(こうぞう)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・323

十二 長崎へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・324

  ア 一路、赤間関(あかまがせき)へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・324

  イ 長崎街道―初宿は小屋瀬・・・・・・・・・・・・・・・・・325

  ウ 内野宿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・326

  エ 冷水(ひやみず)(とうげ)越え、太宰府(だざいふ)に行く・・・・・・・・・・・・・・・328

  オ 筑後川―船上で聞く飛梅、ムツゴロウ・・・・・・・・・・・329

  カ ()()(とうげ)―見えた天草灘、牧島、網場(あば)・・・・・・・・・・・330

  キ 本木良永に会う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・332

十三 ()(よう)滞在記―その1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・335

  ア 本木が宅で旧交を温める・・・・・・・・・・・・・・・・・335

  イ 旅人届け・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・337

  ウ 本木(もとき)正栄(まさひで)の綽名―ソーン・・・・・・・・・・・・・・・・・338

  エ 当面、稲部半蔵が宅に住む・・・・・・・・・・・・・・・・339

  オ 冬至の日の誘い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・342

  カ 出島の地主・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・343

  キ 吉雄(よしお)(こう)(ぎゅう)阿蘭陀(おらんだ)屋敷(やしき)・・・・・・・・・・・・・・・・・・345

  ク 名所巡り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・348

     ・諏訪(すわ)神社(じんじゃ)、・(まつ)()(もり)天神(てんじん)、・興福寺(こうふくじ)、・(そう)福寺(ふくじ)、・大徳寺(だいとくじ)

  ケ 出島の出入り、(もん)(かがみ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・353

  コ 地球は丸か・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・355

  サ 福済寺(ふくさいじ)の住職・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・357

十四 ()(よう)滞在記―その2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・357

  ア 阿蘭陀正月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・357

  イ 酔いつぶれた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・361

  ウ 出島(でじま)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・362

  エ 金毘羅神社参詣・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・366

  オ 本木(もとき)正栄(まさひで)の結婚・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・367

  カ 月蝕(げっしょく)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・368

  キ 阿蘭陀雑話・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・369

  ク 唐人(とうじん)屋敷(やしき)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・370

  ケ 腑分(ふわ)け(解剖)を見る・・・・・・・・・・・・・・・・・372

  コ 出島の夜勤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・373

十五 崎陽滞在記―その3・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・375

  ア 本木良永が宅に引っ越し・・・・・・・・・・・・・・・・・375

  イ カテーテル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・376

  ウ 日蝕(にっしょく)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・377

  エ 唐人屋敷の正月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・378

  オ 丸山(まるやま)遊郭(ゆうかく)初体験・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・382

  カ 江戸参府の面々・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・384

  キ ()(づき)(ちゅう)次郎(じろう)の語る本木良永・・・・・・・・・・・・・・・385

  ク 江戸参府一行の出立・・・・・・・・・・・・・・・・・・・386

  ケ ヘーステルの外科書を解く・・・・・・・・・・・・・・・・386

  コ 河野意仙(こうのいせん)との別れ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・388

十六 崎陽滞在記―その4・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・389

  ア 友の自刃(じじん)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・389

  イ 本木正栄の語る志筑忠次郎・・・・・・・・・・・・・・・・391

  ウ 岩屋山(いわやさん)に登る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・391

  エ 志筑忠次郎(志筑忠雄)・・・・・・・・・・・・・・・・・392

  オ 火事の情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・395

  カ ()真寺(しんじ)神吉(かんき)(こう)(あん)との交り・・・・・・・・・・・・・・・・396

  キ 本木良永の講義・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・397

  ク 天人講・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・399

  ケ ドロンスぺルケを診る・・・・・・・・・・・・・・・・・・399

  コ 江戸と大坂からの便り・・・・・・・・・・・・・・・・・・400

十七 別れの時・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・400

  ア 江戸行を望む二人―松村(まつむら)松栄(しょうえい)馬田(まだ)(せい)(きち)・・・・・・・・・400

  イ 別れの挨拶回り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・402

  ウ 松村松栄と馬田清吉の事情・・・・・・・・・・・・・・・・403

  エ 離杯、惜別・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・405

  オ 土産品・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・410

  カ 長崎会所の関係者の集まり・・・・・・・・・・・・・・・・411

  キ 五十(ごじゅう)(いん)を持参した友・・・・・・・・・・・・・・・・・・・411

  ク 好色一代男・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・412

  ケ 胡椒(こしょう)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・412

  コ 出島の友との別れ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・413

  サ 本木良永の送別の言葉・・・・・・・・・・・・・・・・・・413

十八 長崎、またいつの日にか・・・・・・・・・・・・・・・・・・414

  ア 離れがたき人々・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・414

  イ (まつ)村元鋼(むらげんこう)の挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・415

  ウ 矢上(やがみの)宿(しゅく)の別れ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・416

 

投稿の字数に制限があるとかで、「付記5-2」に「中巻のあらまし」と「目次」を掲載します。