「今でも横浜に中国人、東京新宿大久保や神奈川県の川崎市に朝鮮人、群馬県大泉にブラジル人、埼玉県の川口市や越谷市にイスラム教徒の外国人が多くみられっぺ(見られる)。そうゆ(い)う今の社会で見られる外国人の塊が今度は農村にも見られるようになるべ(なるでしょう)。日本は十年もす(し)たら多民族共生社会が今まで以上に顕在化す(し)てくる。
特定技能制度って言う新す(し)い制度は外国人を労働者とす(し)て受げ入れるど言うものだ。実習生や研修生では無ャぞ(無いぞ)。実習制度を経だ外国人は日本に居だんだがら日本語も読み、書ぎ、聞く、話すごども上手くなってん(る)べ。まだやってきだ仕事についで知識、経験もある。良ぐ慣れているべ。そういう人達を特定技能一号とす(し)て雇用す(し)ていぐごども出来るようになった。実習生が実習終了後も国に帰らないで在留す(し)続げるごどが可能になったんだ。まだ実習生でなくても日本語がある程度出来で決められだ職種についで相当程度の知識、技能が有ると見なされだ外国人も特定技能一号の資格で労働者とす(し)て最長五年在留できるごどになった。
そっ(そこ)から特定技能二号の話だ。法の決めごどでは二号は熟練す(し)た技能を磨いで日本語能力などの試験に合格す(し)た者どされでいっぺ(いる)。二号では一号で認められていない家族帯同も許されでいる。一応、五年という在留期間の制限があっ(ある)けど更新は何回でも出来る、制限無す(し)だ。それは何を意味すっか(するか)ど言うど事実上は移民政策の導入だべ(だよ)。移民を認めだごどになっぺ(なる)。日本で雇用労働者とす(し)て働ぐごどが出来る。家族も帯同できる。す(し)かも日本に継続す(し)て十年暮らす(し)て永住権確保の大きな条件をクリアするごどになる。今は特定技能一号に位置付げられでいで農業に従事する外国人もやがて特定技能二号に移行が可能になる。永住権確保に道が開がれだん(の)だ。今までみでャ(みたい)に実習生を人手不足を補う時の外国人とだけでは捉えられなぐなった。
米作り農家では忙す(し)い人手を借りでャ(たい)という時が半年が八ケ月ぐれャのもん(ぐらいもの)だがら実習生は家族経営の農家に一人居るか如何のもん(もの)だったべ。空いだ時間には野菜作りどが持っている山の木の枝落とす(し)、植林の方も手伝ってもらう、その程度のごどが多かったべ。
ん(そう)だども永住でぎるどなったら三年やそこらをそうやってごまかす方法では駄目だべ(だぞ)。農家の人手不足は深刻だ。後継ぎが居ねャ(居ない)。休耕田があっちこっちに見られるべ(でしょう)。さっき言ったように嫌でも土地の集約化、大型化を進めで行ぐごどが必要になる。機械器具や運搬車の有効活用や肥料、農薬等のコスト削減等も考えれば米作り農家と野菜作り農家や果樹栽培農家との連携、統合等が嫌でも必要に成るべ(でしょう)。酪農も加えで多角化経営の会社法人や公社が出来で良えん(良いの)だ。一つの経営主体に米作部門、野菜作り部門、果樹栽培部門、酪農部門等が有れば各部門の繁忙期かそうでない時が等を見で臨機応変に人を動がすごども出来んべ。人手を有効活用す(し)ていぐごどが可能になるん(の)だ。
ある時は米作りに精を出す(し)、ある時は野菜作りや果樹栽培等に回る。日本人の常用雇用者と一緒に永住権を持づ外国人をより効果的に活用す(し)ていくごどが出来っぺ。農業等に就いでくれる外国人を今まで以上に働ぐ仲間とす(し)て迎える準備が必要だ。勿論、日本の若者の目も足も農村に向くようにす(し)て行かなければなんねャ(ならない)。日本の若者にも来る外国人にも魅力ある農村、農業、酪農等の環境づくりの推進が今こそ必要だべ(でしょう)。