1月24日(土)

 

仕事に行く夫から「周りを気にするそぶりが多くなった」と申し伝えがあったとおり、この日の猫は朝から発作がたびたび起きていた

呼吸が荒くなるのかお腹の動きが大きく早くなって、ウーッっと唸って首をひねりキョロキョロして口をクチャクチャさせるあの発作が断続的に起きて、落ち着きなく全然寝ないし、発作が起きたあと貪るようにカリカリを食べている

 

前回の発作から一ヶ月、薬はなんとか飲めているけどやはり脳腫瘍の進行が進んでいるってことなのかもしれない

 

しかし、己のおそろしいところというか嫌なところというか、もはや軽い発作なら「まぁまぁここから激しくならなきゃまぁね、なんとか、ね!」と、発作が起きたことより薬のおかげでこのぐらいで済んでてむしろラッキー! とこの状況を受け入れてしまっており、半年にわたる看病介護で諦観というか良くも悪くも慣れてきてしまっていてむしろそっちのほうが問題な気がする

 

さすがにこの日は発作が頻発するので病院に電話して、止めていたセルシンを半分飲ませていいか聞いて夕方ちゅーるに混ぜて飲ませたら寝ないし落ち着かないし全然発作起きてるしそのくせまた足腰がフラフラになってしまった

これなら無理に飲ませなくてもよかったかと思ったけど、夜になってちょっと落ち着いてくれたのでまぁヨシとする

 

1月25日(日)

 

なんとなく昨日に比べて発作が出ていない、気がする。

薬は相変わらず進んで飲もうとしてないけど、なにより毛がフワフワしていて尻尾も立っているしわりとしっかり歩いている。

調子が悪いときは毛並みにツヤがなくじっとりしている感じで、尻尾もずっと下がっていて目も真っ黒になるのでそれに比べると明らかに落ち着いている感じ

日中はよく寝ていた

 

念のためこの日もセルシンを飲ませたけど、正直どうなんだろう……

フラフラになっちゃうのを見てるとここまでして効果はそれほどないように感じるけど、抗てんかん薬として神経症状が穏やかになるのかな

 

人間たちが寝る夜になると落ち着きなくフラフラと歩き回るので、部屋を温めつつ寝るまで撫でたりしてどうにか寝てもらう

 

1月26日(月)

 

今日は夫は休みで夕方から病院に行ってもらう

あさの薬は本当に嫌がって飲もうとせず、半分ぐらい残した

セルシンも混ぜて飲んだけどカメラで見る限り、立ち上がりは失敗するし歩き方もおぼつかないし足腰フラフラ

 

今日はあまり調子は良くなさそう

 

病院行ってなんとか踏ん張ってくれるといいな

 

 

 

 

 

1月17日(土)

 

よる、あまり眠れていないかもしれないと思って前に処方されていた睡眠導入剤(セルシン)を飲ませたら、退院したときのように立ち上がれずフラフラになってしまった

3歩ぐらい歩くと後ろ足が崩れてしまうし、まっすぐに歩けない。

なおかつ寝るわけでもない

抗けいれん薬として、とネットに書いてあったけど、薬が効くまでの早さと強さが怖くて飲ませたことを後悔する

 

1月18日(日)

 

本当のところの因果関係は分からないけど

昼ごろには歩けるようになっていたので、おそらくこの薬がキマりすぎちゃったのかもしれない

ちゃんと歩けるようになって良かった

 

 

 

その後、夜だけがんばって投薬を続けている。

 

一発で成功することもあれば、猫の機嫌が悪くて一切口を開かず何度もやり直してカプセルが破けてしまうこともあるけど、無理やりこじ開けてカプセルを放ったあとすぐさまちゅーるを流して過剰なまでに褒め称えることでなんとかやり過ごしている

 

コツを掴んだとはいえず、けっこう嫌われた。

でもまずい薬だけでもそのまま飲んでくれるようになってめちゃくちゃラク

 

目標は朝も飲めるようになってもらうことと、お前(夫)もやってみんかい

 

このぐらいの時期から昼間はずっと寝ているようになった

猫の近くにいるようにリビングに布団を敷いて交代制で寝てるんだけど、あさ布団を畳もうとすると乗っかって寝るのでそのままにしていたらほぼそこから動かず、たまにトイレまで歩くだけになってしまった

家族に頼んでいる3時のお薬ちゅーるタイムも、朝晩の薬もずっとそこにいて、下僕のように猫のお口にお薬を運んで褒めて撫でる我ら

猫がニートみたいになってしまった

 

それでもゆっくりできる居場所ができて発作もおさまっているので良かった

 

あまり活動量が多くないのもあって、カリカリが残るようになってきた

少し痩せてしまったけど、あまりもう無理させないようにしたい

 

1月11日(日)

 

金曜日のオムツ離脱&お漏らし事件があってちょっと絶望的な気持ちになっていたんだけど

土曜の夕方ごろから急にスフィンクス座りができるようになって、上手にふんばって立ち上がるとそのままスッと歩き、かなり長い時間と距離を歩けるようになった

 

後ろ足の筋力が戻ってきたのか薬の量に慣れたのか、それとも「カテーテルは嫌だ」と言い続けてきたのが通じたのか、オムツなしで歩いて猫トビラを器用にまたぎ自分でおトイレに行き、いつものふんばり姿勢で大小できるようになった

たまに足がもつれて崩れたりするけど、そこから自分で立て直せるようになったのでほぼ介助の必要はなし

 

猫ってすごい

野生が残ってるからさいごまで猫らしく生きる、と本で読んだけど退院してから10日でここまで回復できるとは

さすがに失敗したけど、なんならもう調子に乗ってソファに上がろうとしていた。

 

今まで当たり前だったことができなくなっていたから、なおさら奇跡的に感じる

 

1月12日(月)

 

入院していた病院に行く

歩いてトイレができるようになったと言ったら先生も少し驚いていた

先生はうちの猫のことを愛情を持って呼び捨てにするんだけど「◯◯、良かったなぁ」と撫で回して、それぐらい今回は難しかったのかもしれないと思った

先生の尽力してくれたおかげ、本当にここまで回復できてよかった

膀胱炎の兆候も今のところなく、薬は変わらずの量でいよいよ投薬頑張ってくださいと言われた

 

フェノバルビタールの血中濃度を測って耳掃除をして終了

 

血中濃度の結果はまだだけど、とにかくなにごともなくて良かった

 

1月15日(木)

 

夫は仕事で懇親会に出なければならず、わたし一人ということは今日こそ投薬にチャレンジしようと決意して、かたっぱしからYouTubeで投薬映像を見る

”猫をタオルでくるむなどして膝の上に乗せて顔を上げて中指で口を開けてポイ”

たった一行でおさまることなのに、どうしようまったくできる気がしない

 

だけどこれに慣れないとこの先厳しい、飼い主であるわたしが頑張るしかない! と、帰宅後錠剤をカプセルに包み、水とちゅーるを用意してゴキゲンを伺いつつ、タオルでくるんで膝の上に乗せたところまではよかった

おとなしい、これはいけるかも思ったら下向いて寝た。それはもう気持ちよさそうに

 

なるほど、そういう抵抗の仕方ねと思ってイメトレしながらしばらく待ち、うっすら目が開いた瞬間に顔を上げて中指入れて、そしたら自然と口が開くはず……

おかしい、頑として口を開こうとしない。

動画と違う、全然ちがう

 

結局なんとか口をこじあけてカプセルを入れたものの一度目は失敗

もうカプセル飲み込んでくれればなんでもいいと、ちゅーるを口元に持っていって舐めようと少し開けた瞬間にカプセルを投げこんで慌てて口を閉じてシリンジのお水を口に入れたらなんとか飲み込んでくれた

 

当然その後は立腹、すごい目で睨まれた

 

これで食べることそのものが嫌になったらどうしようと思ったけど、粉のお薬は今までと同じようにペーストに混ぜたらなんとか食べたので新しく追加されたてんかんの薬がまずいのかもしれない

 

猫もわたしもお互いになんとか頑張ろう