本 画像しりとり 今日の結果(仮)サーチ

 

前回「破れたハートを売り物に」(甲斐バンド)のから

ひねりに捻って「日本霊異記」(平安時代初期)

にほんりょういき と読みます。

画像内上段 左から7冊目。

 

正式名「日本国現報善悪霊異記」。

“日本最古の世にも奇妙な物語集”

 

大学生の頃は自分が選んだ学部・学科の関係で

これらの書籍を読み耽っていたのでした。

※我ながらこれで全体の半分くらいの分野・領域です。

 

ここから風呂敷を広げて頓挫、

ねん挫しましたショボーン駄目な男です。

※複数タブで処理していたら

見事に消え復元もされず(大号泣

 

 

 

 

 

 

 

…ということでなら

『人間なんて』 よしだたくろう 1971年

*ひらがな表記時代の拓郎さん

 

50年前…。

ある意味 もう “古典” の域です。

 

【参考】

 

 

「に」から最初に浮かんだのが拓郎さんでした。

 

 

 

しかし

 

 

----------

それは、【時計をバラバラに分解して25mのプールへ放り込む。かき混ぜる。 それから、人の手を一切施さず、それらの部品がプール内の水流で再び元通りの時計に組み立て直る】…くらいの確率なんだそうです。

 

 

こんな感じで、生命誕生の確率が喩えられています。 確率なんて言いますと数学のような錯覚を抱かせます。こんな確率は「ゼロ」。文学的過ぎます。だけれども確固として宇宙と生命は存在しています。

 

 

この地球は生命に満ち溢れています。人間だけではなく、身近な猫や犬。これからの季節、活発になる虫たち。庭や道の植物。海や密林には未確認の生物もまだまだ沢山生息しているのでしょう。 

 

 

「いったい全体どういうことなんだ地球に宇宙、そして何より生命!」とたまに思ったりします。絶滅種があるとはいえ夥しく無数の生命がこの地球上でずっと繋がれてきています。

 

 

宇宙に地球にもともと存在していたあれやこれやが合わさって僕の身体は現在此処にあります。

これは勿論僕に限りません。

そしてやがて文学ではなく物理的に

大地と大気に還ります。

成分や構成物は地球に永続的にあり続けます。

 

 

けれども

 

100年前も100年後も

私がいないことでは同じ

同じことなのに

生きていたことが帳消しになるかと思えば淋しい *1

 

 

 

 

宇宙の起源、誕生は、いろいろな観測・計算の仕方があるようですが138億年前なんだそうです。そして地球の誕生は46億年前だそうです。

 

数字はこの世界の姿や仕組みを理解しやすくする為の便宜上の記号に過ぎませんが、自然界や宇宙に何らかの法則や決まりを見い出す一助になります。

 

それは、それでいいのですが。

 

・「生命」

・僕と共にある「心」

(今や「心」が追い抜いて「心」と共にある僕、の方が正確・正解なのかもしれません)

・いつの間にか芽生えた「意識」

 

これらが分からない。

「いったい全体なんなんだ自分…」

 

 

どんなに飯櫃(いびつ)であっても「これ」だけは全宇宙で唯ひとつ・ただ1人・ただ一度、…多分。

「いったい全体なんなんだ自分…」

 

やがて永遠に消えたままの自分。

宇宙の大きさに比べたら無いも同然の自分。

宇宙そのものが生き物であるとしたら

瞬きするよりも遥かに短い一生。

 

でも今は此処に在る。

今日まで有り続けている。

 

 

泣き笑い、悩み苦しみ、憎んだり恨んだり、

妬んだり羨んだり、淋しくなったり怒ったり、

怯えたり欲したり、嘆いたり好きになったり、

悲しんだり、喜んだり、望んだり祈ったり。

 

極小の存在なのに

これでもかと豊かに濃く深く、自分へは重く。

けれどもやがて「心は」「無いまま」になる。

なのに、どうして「今は」「あるのだろう?」

 

本当に消えて無くなってしまう。

 

心の一端を伝えなければならない人へ

残そうとするのが精一杯だ。

 

 

 

 

宇宙の大きさは地球を中心に考えた場合

半径は150億光年なんだそうです。※諸説あり

無理やり換算すると1光年およそ9兆5000億km。

これだけでも吹き出してしまうのに

その150億倍…。眩暈に襲われる。

かつ拡がり続けているという。

その外側は?なんて

子供みたいに疑問は尽きない。

 

これっだけ宇宙が広くとも、

先の“プールの時計の確率”に依り掛かると、

 

生命が誕生したのは地球くらいなんじゃないか?

 

…と、

 

…いつの頃からか僕は強く思っています。

地球に偶然が集約されているんじゃないか、

それくらいに地球は生命が豊かに溢れている。

それくらいに地球は奇跡的で不思議な星で

いいんじゃないか。

 

 

「いったい全体なんなんだ地球」

 

 

仮に生命の宿る星が地球以外にあったとして、

地球とその星をピンポン玉になぞらえた場合、

 

日本列島の端から端までくらい

その二つは離れている、

 

ゆえに交わる事は出来ない

 

…という例えも聞いた事があります。

 

 

“プールの時計”にしても“ピンポン玉”にしても

本当にそうなのかどうかは分かりません。

 

 

 

 

 

生きているうちに

本当のことが分かるといいですね。

 

 

 

この空の大きさにこそ きっと答えがあるのだろう

僕が生まれて死んでいく その不思議の 

*2

 

 

僕たちは 小さな 生きもの

宇宙のなか 

*3

 

 

 

 

 

 

※1 「永久欠番」 中島みゆき 1991年

※2 「輝く星」 TULIP 1983年

※3 「光の輪」 財津和夫 1978年ソロ作品

 

 

 

 

音譜画像しりとり 今日の結果(真)星空

 

※アメブロはJASRAC管理楽曲の歌詞の掲載可です。

 

蒼く眠る水の星へそっと

口づけして生命(いのち)の火を灯す ひとよ 

時間(とき)という金色のさざ波は

宇宙(おおぞら)の唇に生まれた吐息ね

 

心にうずもれた優しさの星たちが

炎あげ呼び合う…

波間さすらう難破船のように

 

もう泣かないで 

いまあなたを探してる人がいるから

お前に逢いたいよと

 

 

愛は多分誰かのためそっと

捧げられた永遠い(とおい)祈りなのね

人はひとりではいられない

淋しさの星座からこぼれた花片(はなびら)だからね

 

あなたが祈るたび宇宙(おおぞら)に帆があがる

優しさにひかれて

蒼い眠りを解かれた美しい星よ

 

もう泣かないで 

いまあなたを探してる人がいるから

お前に逢いたいよと

 

もう泣かないで 

いまあなたを探してる人がいるから

お前に逢いたいよと

 

 

作詞:売野雅勇

作曲:ール・セダカ

これは「機動戦士Zガンダム」の主題歌。

※ゼータ・ガンダムと読みます。

森口博子のデビュー曲。

「水の星へ愛をこめて」

 

なんだアニソンかよ、という先入観を生じさせないよう ここまで引っ張りました。

 

ニール・セダカというポップスの巨匠が生み出した旋律に(元々未発表曲だったようです)、当時売れっ子の売野雅勇 - チェッカーズや中森明菜への提供は実績の内のごくほんの一部 - が詞を載せました。

 

 

 

宇宙は厳として僕ら人間の意識の外に

一切お構いなしに在る(有る)だけです。

 

でもそれを意識の中で息吹かせたら、

“きっと こういう ことなんだ” と

 

売野さんが、言い当てているようで

好きな歌詞なのであります。

 

二重三重と畳みかけている隠喩が見事です。

 

元々のニールセダカの旋律と

馬飼野康二さんによる編曲が

多分に効いて説得力を増してます。

 

要(かなめ)、仕上げに

 

無名の新人歌手ながら森口さんの透き通る伸びのある歌唱力が、この曲、歌を完成させました。

 

 

 

 

 

ちなみに

 

2018年NHK BSプレミアムで機動戦士ガンダムの特別番組が企画・放送されました。 その中のガンダム・ソング人気ランキング(1979年の第1作から各TV作品、映画、オリジナルビデオも含めてシリーズ56作品、200曲以上)で1位になった曲です。

 

 

 

 

もう一つ、

 

この曲は 1985年8月7日に発売されました。

8月7日とは…

 

そう

 

前回触れた甲斐バンドのTHE BIG GIGが行われた日です(1983年)。8月7日繋がりでこの曲を選びました。勿論、完全に完璧な無関係です。しかし個人的、宇宙極小で不思議な巡り会わせでした(笑)

 

 

 

そして

 

この稿をほぼほぼ書き上げてから「に」ならば

『2222年ピクニック』 TULIP 1982年

を全く思い出さなかった事に気が付きましたガーン

 

ここまで読んでいただきまして

誠にありがとうございました合格