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いくつか好きな曲の歌詞を挙げてみます。

… と言いますか、

正確には、歌詞が好きな曲です。

 

…と以下に書きましたのが4月でした。

 

そこから放置・加筆・訂正・削除しまして

今日の記事であります。

 

 

 

 

 

 

りんごが自分の重さで落ちてゆく

( 中島みゆき 「誰のせいでもない雨が」 )

 

衝撃を受けた歌詞ですが、これは昭和です。

 

 

 

 

・ 浜田省吾 「 日はまた昇る 」

 

今日まで何度も厄介な事に

見舞われて来たけれど

今も こうして暮らしてる

これからも 生きてゆけるさ

 

夕日が空を 染めてゆく

明日の 朝も 日はまた昇る

おれが ここにいるかぎり

おれが そこにいようといまいと

 

 

どの道を歩いて行こうと

君は君の その人生を 受け入れて楽しむ他ない

最後には 笑えるように

 

【2001年 平成13年】

 

 

自分が居なければならない

自分が居なくとも大丈夫

 

そんな自分で在りたい

そんな集団に仕上げたい

 

肩の力を解してくれたり の歌詞・曲。

 

 

無理せず

背伸びをやめて 見栄も張らずに

気にならずに…気にせずに

 

もしかすると

くたびれ果てた後

いろいろと あってからでした。

 

 

 

 

 

平成時代を迎えた時は大学生でした。

 

社会人になって大きく変わったのは

“ 明日 ” を常に気にするようになったことです。

 

明日は ○○がある、

○ 時には起きねば!

… 端的にはそんな心持です。

 

 

 

辻仁成  「 サボテンの心 」

 

身を守るために 生やした棘のせいで

大切な人達を 遠ざけてしまう

 

強くなればなるほどに 僕は一人に戻って行く

疑えば疑うほど 誰も愛することができない

【1992年 平成4年】

 

 

 

 

篠原美也子 「 ひとり 」

 

面倒な時には笑顔を浮かべて頷けばいい

疲れているせいにしてはぐらかせるならそれも素敵ね

 

忘れることが出来なくちゃ生きてゆけない

胸にしまいこんだ夢がすこしざわめいた

【1993年 平成5年】

 

 

 

・松山千春 「 平凡 」

 

幸せだとか 不幸せとか 感じる暇などなかった

ただ毎日を恥ることなく 自分なりに歩いてきた

【1993年 平成5年】 ※恥る の 送り仮名は 歌詞カードのまま

 

 

 

“ 自分なり ” って、

社会人になってからは極力認めないように、

許さないように心に決めていました。

 

自己評価がすこぶる低かったのです。

そんなんは (自分なりなんて言い訳めいて) ダメだと思っていました。。

自分を甘やかしてしまう、と思っていました。

 

でも

この曲は一聴目から大好きになりました。

さすがの 松山千春 です。

説得力とあたたかい眼差しが

とにかく 群を抜く。

 

 

 

自分を恥じることは多々で

でも、毎日を恥る暇は、なかったように思います。

 

だから染み込みました。

“ 自分なり ” というのを 精査して

更新するきっかけになりました。

 

 

 

・篠原美也子 「 ジレンマ 」

 

いい人はどこか照れ臭い 悪ぶってばかりは青臭い

 

嘘っぽい真実よりも いんちきな現実のほうが暖かい

 

目を閉じてるだけじゃせつなすぎる

うつむかせたくない うつむきたくない

【1994年 平成6年】

 

 

 

 

まだまだ 無駄に鋭く 尖っていることを

自分では よし としていました。

 

 

 

 

・中島みゆき 「 風にならないか 」

 

自由になりたくて孤独になりたくない

放っておいてほしい 見捨てないでほしい

【1994年 平成6年】

 

 

 

口に出すのは恥ずかしく

本音・本性は、まさに・これ。でした

 

孤独とか孤立とか見捨てられる恐怖。

 

 

 

・CHAGE & ASKA ( 表記は発表当時 ) 「 NO PAIN NO GAIN 」

 

時にあやまちも 次の波じゃ正しい

ここからは今までより ずっと早そうな時間

だけど僕は まだ僕は ダメになりはしないさ

 

痛めた胸に手をあてたままじゃ空しい

 

 

ここいらが僕の答えと 思いついてしまう

だけど僕の まだ僕の靴紐は切れちゃいないさ

【1995年 平成7年】

 

 

 

鼓舞しました。立ち向かえました。

 

 

 

・TULIP 「 この愛は忘れていいよ 」

 

うたうように 生きてごらん

感じるままに 生きてごらん

 

答えなんか 要らないのさ

足を踏み出せばいいのさ

だって今日まで

歩いてきたじゃないか

 

 

一人なら自分のことを

友達にすればいいのさ

誰でも時々

つまずく事があるさ

 

 

うたうように 生きてごらん

感じるままに 生きてごらん

【1997年 平成9年】

 

 

 

歌うように、絵を描くように…

出来たならと・思うように・目指すようになりました。

 

 

自分を友達にすればいい

 

いやあ、なんだか自分に手紙を出すみたいで

暗いなあ~ と思いつつも…でも、、、

 

自分の敵は自分

自分の武器・味方も自分

… と腑に落ちていました。

 

 

 

 

・小田和正 「 the flag 」

 

汚れなき想いと 譲れない誇りと

迷いのない心は どこへ行ったんだろう

 

 

僕は 諦めない 誰か 聞いて いるか

僕は こゝに いる 誰か そばに いるか

【2000年 平成12年】

 

 

 

 

闘わねば…なるまい、と思いました。

 

小田さんにしても

浜田省吾にしても

松山千春にしても

 

あきらめないとか

迷わないとか

「~ない」で、

 

その対極に

 

自分はつくづく駄目駄目で

あきらめたり

逃げたり

… だよなあ、と恥じ入ります。

後悔も百万遍です。

自己嫌悪無限大。

 

 

 

 

・吉田拓郎 「 消えていくもの 」

 

僕は 社会科の先生を覚えてる

 

先生の事少しキライで少し愛していた

 

 

僕が完璧な大人になった今

色んなものが形かえて消えて行った

 

あの人がいて 風に吹かれたあの日の景色

そういう中でじりじりしながら成長してたんだ

 

 

消えていくんだネ

消えてしまったネ

時が流れて行く

時が移って行く

 

少し泣きたくなる

ちょっと悲しくなる

少し泣きたくなる

ちょっと淋しくなる

【2001年 平成13年】

 

まさにその通り。生きて来たことを実感、拓郎さん。

 

 

 

・鬼束ちひろ 「 We can go 」

 

私は非道くもがいてたから

救いの声さえ聞こえなかったの

 

We can go to the place

Where we get freedom

 

羽根を失くしても

私は飛べるから

 

盲目の日々に呑まれながら

私を呼ぶ声が怖かった

 

We can go to the place

Where we get freedom

 

失くしたものを

探しに行くから

【2001年 平成13年】

 

 

 

まだ飛べるだろうか…と思ってた。

飛びたいな…と願っていた。

 

強く思うことがいいのかな、と。

 

 

 

・TULIP 「 You are in the world 」

 

つよがりの日々 がむしゃらな日々

 

自信だけが味方だった

 

 

いいじゃないそれで うつ向いたままで

 

どこかで道を ちがえていても

はじめから違う 道だとしても

いいじゃないそれで 今日のままの君で

だってずっとずっと 今日まで この道を

歩いてきたから

【2002年 平成14年】

 

 

 

自信は… ありませんでした。

 

自分を信じるなんて、あんまし出来ませんでした。

 

そういうのを拠り所にはしないで

ただ全力で取り組むしかない、と

準備に時間がかかっていました。

なんども繰り返し練習する、確かめる。

 

それで好し・良しとしない

“ 自分なりに ”

 

 

 

 

・浜田省吾 「 I am a father 」

 

額が床に付くくらい頭を下げ毎日働いてる

傷ついてる暇なんか無い 前だけ見て進む

 

 

勝手に、、自分の都合に合わせて

傷ついていました。

 

だからこの歌詞のように、と、奮い立たせました。

挫けても前進。

 

 

スーパーマンじゃない

ヒーローでもない

チャンピオンじゃない

ムービースターじゃない

ロックスターでもない

【2005年 平成17年】

 

自分でした。

 

… そうだなあ、じぶんでしかないよなあ。と

 

 

 

 

・山嵐 「 Go Your Way 」

 

たった一度の人生 Go Your Way

たとえどこかでまたつまずいても

今を逃げなければ 越えてゆける

【2006年 平成18年】

 

 

 

 

逃げるのはたやすい、逃げ癖をつけてしまうと…

 

… と、戒める/ たしなめられることがありますが、

 

… 確かにそうなんですが …その通りです。が、しかし

 

実は、逃げるのは、ちっとも楽ではない。

とてつもなく辛かったりすることを知っています。

皆が皆、無責任に笑いながら責任放棄しているわけじゃない。

こころを押し (圧し) 潰されて

どうしようもなくなって

そこから逃れる人間も居る。

 

むしろ

立ち向かうことのほうが数倍気楽なことを

ぼくは、知ってます。

 

 

つまずいた時に、

それを意識・自覚しない、認識に至れないほうがいい。

 

 

鉄人なのか … 有能なのか

鈍感なのか … 無邪気なのか

どっちでもいいから。

 

 

 

 

・吉田拓郎 「 早送りのビデオ 」

 

風が正面から 強く吹く街を一人

歩いていると 体が熱くなり

こんな奴になんか 負けてなるものかと

立ち向かって しまうのだ

 

僕の人生は 早送りのビデオみたい

次へ 次へと 急いで進むだけだった

 

 

雨がシトシトと降る 帰り道に今日も

僕の空っぽの 頭をよぎるのは

理由もなくどこかへ 寄り道しようとか

胸の中が ゆれるのだ

 

つまずいたって いいんだし

やり直しも 出来るんだし

これから先が 大事だと

すべてここから 始まると

【2009年 平成21年】

 

 

 

拓郎さん、さすがだ。

 

 

何度も・それこそルーティンで挫けたし

諦めたこともあるし

叶わなかったことも数多く。

 

プライドなんかずたずたになったし

人を傷つけてもきたし

嫌な思いもたくさんしてきた。

 

 

強くなると心に決めた出来事もあったし

本物になりたいと決意した転機も訪れたこともあった。

ようやく長い月日がかかって

楽しみたいと実感できた。

 

そんな日々に

拓郎さんが世にぼくに届けてくれた歌詞だった。

 

 

 

・甲斐バンド 「 目線を上げて 」 ( アルバムタイトルは 「目線を上げろ 」 )

 

目線を上げろ 胸をはれ 下を向くな 風を切り

目線を上げて 目を背けず 転がる自分を信じて

【2009年 平成21年】

 

 

 

与 (くみ) する わけにはいかない

妥協したくない

で、自分に固執すると …

結果、見えなくなる・わからなくなる

 

 

うじうじばかりしていると…

言い訳を押し隠しても…

 

悔やんでも…

基本は… 本質は…性根は…

 

せめて

うつむかず

目線を上げて。

 

 

 

 

・長渕剛 「 Myself 」

 

「夢はなんですか?」と聞かれることが

この世で一番怖く思えた

 

上を見ると負けたくなくて

悔しさと羨ましさを かくして笑って見せた

【1990年 平成2年】

 

 

 

・チェッカーズ 「 Friends and Dream 」

 

大丈夫さ ボロボロでもまだ飛べるぜ

大丈夫さ ボロボロでも You can still fly !!

【1989年 平成元年】

 

 

 

・矢井田瞳 「 Life's like a love song 」

 

ほら 季節外れの 向日葵が咲いてる

自信なさそうに ゆらゆら

でもよく見て くすんだ黄色が

残月と微笑みあってる

 

 

涙はそんな流すもんじゃないよ

嘘も誤解も距離だって

期待外れの二人が出てこないように

 

ココロと体を強く

ココロと体を強く …

【2001年 平成13年】

 

 

昭和の名曲 甲斐バンド 「最後の夜汽車」

 

スポットライトは どこかのスターのもの

陽のあたらない場所を ぼくは生きてきた

 

ぼくが淋しいって言ったら

あの人はバカねって そっと微笑った

 

… に通ずる

 

自信のない自身への眼差し。

 

やっぱり

自信は無くても大丈夫。

 

 

 

 

・欅 & けやき坂 組 「 W-KEYAKIZAKA の詩 」

 

どこで僕は坂を上り始めたんだろう ?

気づいたら 知らない景色を見上げてたんだ

平坦だと信じていた目の前の道

ほんの少し傾斜してる それは希望かもしれない

【2017年 平成29年】

 

… に、年甲斐も無く、胸を打たれてしまいます。

畜生、ホントに本当に、秋元康大先生の詞なのか。。。

これはお見事です。

 

 

 

 

につまった一日を下手くそなカラオケで

すすり泣くように唄われるのはゴメンだ

 

・長渕剛 「 流れもの 」

【1990年 平成2年】

 

この歌詞、異様に好きです。

 

 

 

そして、

 

 

中島みゆき 「 BA-NA-NA 」

 

What do I have ? Without comparing to others, what do I have ?

What do I lack ? Without comparing to others, what do I lack ?

 

 

私には何が有る 他と比べずに何が有る

私には何が無い 他と比べずに何が無い

 

 

 

Ah, today I am again reminded

あぁ 今日も思い知らされる Ba-Na-Na-Na-Na-Na

 

Ah, today I again learn my limitations

あぁ 今日も身の程を知る Ba-Na-Na-Na-Na-Na

【2011年 平成23年】

 

 

みゆきさんは

とあるインタビューで

「 長渕剛についてどう思うか 」

という問いに、

( どういう意図でこの質問がなされたのかも非常に興味深いですが )

 

 

 

 

なんと

 

 

 

 

 

 

 

「 屁みたいなもの 」

とお答えになっています。

 

うううううむ。

難しい。

 

 

 

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今日は

座右の銘・道標・ヒントにしてきた歌詞を列挙しました。~ 【平成編】 ~

 

 

 

ぼくが一番すごいな・見事だな

… と思っている 歌詞は

まだ別に残っています。

 

これはいわゆる自分応援ソングではありませんが

それらを含めた全ての中で、

最も優れている作品であると

揺るぎなく・変わらず思っています。

 

昭和時代のものです。

 

皆さん、ご存知の曲です。

 

当ブログでは

隈なく読んでみても

一度もまだ登場していない名のある歌い手です。

 

さて、

 

それは

また次の機会に。

 

 

今日はここまで

お付き合いくださいまして

誠にありがとうございました。

感謝申し上げます。

 

どうもありがとうございます。本当にありがとうございます。