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↑【ネタバレ】【セットリスト】詳細はこちら↑。
以下、 チラっと【ネタバレ】含みます。
9月10日 川口リリア
10月 2日 前橋ベイシア
そして本日
11月 4日東京国際フォーラム
…と観戦・参戦してきました。
本日の国際フォーラムは、
5列の38番で、ほぼ正面ど真ん中でした。
今までで一番いい席だったと思います。
さて、
きっと他にも、いいバンド・素晴らしいバンドは日本に数々存在しているに違いない。
例えば甲斐バンド。
1983年新宿副都心で行った野外イベント “THE BIG GIG”、
聞くところによると
1983年と全く同じセットリストで今年の夏、再演している。
すっごくイカシテルと思う。
( 甲斐バンド「も」すでにメンバーの急逝を経験している)
だから TULIPだけが、息が長い・ファンから愛されているバンドであるとは思わない。
…が、しかし、TULIPは息の長い・ファンから愛され続けている、
そしてとっても、メンバーひとり一人が、
個性的で器用、タレント性に満ちたメンバーから成り立っているバンドの一つであるのは間違いないと思う。
誇らしく思う。
リードギターの安部さんは残念ながらもう居ない。
「 もうTULIPは出来ないんじゃないか…そう思っていました。 『自分が死んでも一切なにもしないでくれ』と奥さんに生前の安部君は言っていたようです。 すべて密葬で済ませていました。 でも、なにか追悼でできはしないか、という声をたくさん聞いて、、、ツアーをして一区切りをつけようと、思い至りました」
…と財津さんはおっしゃってメンバー全員でリレーしながら♪「夏に別れを」を歌いました。
今回のツアーで一番印象的だったのは…
宮城さんは、器用だなあ…と思ったことです。 カッコよかった!!
♪「あいつが去った日」や
♪「エジプトの風」などでは
ベーシストとしてではなく、リードギターをこなしていた。
お見事!でした!!!
メンバーの誰かが居なくなるのはとっても淋しいことだけれども、
それでも朽ち果てないのがTULIPだった。
TULIPは、
歴代のメンバー全員が作詞作曲をして・リードボーカルを張れる、
そしてイイ歌を残している、そんなバンドの一つだ。
認知度・知名度では、もしかすると、ほぼ同世代の
アリスや甲斐バンドやオフコースや海援隊には負けちゃうかもしれない。
※個人的な感想・経験です。
これがなぜなのか本当に不思議なんだけれども…
でも、実に今回のメモリアルツアーは半年以上かけ、
35公演を超える動員力を放っている。
素晴らしい!!
アンコールの際、財津さんは「来年4月23日!NHKホール追加公演決まりましたっ!!来てくれるかな!」とお叫びしていました。…ひょっとして、これは、カメラが入る!?
結成から45年。
財津さん曰くメンバーの平均年齢は64歳。⇐ここでも宮城さんが平均年齢を引き下げるのに一役買っている。宮城さんも“還暦を迎えました”とおっしゃっていたけど…とにかく今回のメモリアルツアーの一番の思い出は、ぼくは、宮城さんのリードギターぶりだ。繰り返すがカッコよかった!!
ここ数年定番だった♪「Someday Somewhere」が外れたのもそんなに気にはなりませんでした。
ノリノリの
♪「あいつが去った日」
♪「あのバスを停めて!」
♪「ここはどこ」
哀愁感たっぷりの
♪「思い出のフリスビー」
しんみり・しっとりの
♪「恋のドラキュラ」
♪「心の中は白い画用紙」
まさかまさかの
♪「We Can Fly」…はじめてリアルタイムで買ったシングルレコードでした。
“さあっ・ここへ・おいでよ 新しい世界へっ”
終盤
♪「青春の影」
※福山雅治など数々の歌手・老若男女がカヴァーしていますが、
やはり本家・財津さんが一番!と思わせてくれる“美しさ”でした。
♪「Shooting Star」
♪「心の旅」大合唱
この流れはいいですね。
アンコール
♪「銀の指輪」
…最前列でノリノリ・きれっきれで踊ってる二人組のお姉さまがいて微笑ましかったです。
大ラス
♪「魔法の黄色い靴」
“Oh! そーだよっ誰にもあげない魔法の靴さぁ” 会場全体でこぶし振り上げ
大合唱!!!
TULIPの皆様、サポートメンバーの皆様、
本当にありがとうございました。
まだまだツアーは続きますがお身体健康に気を付けて駆け抜けてください!