第3回目久保の桜コンサート、無事に終了しました。
まずは、お世話になった九度山町様に、心よりお礼申しあげます!
緑に囲まれた、山間にある、木造の可愛い建物
くどやま森の童話館♪
休校になった木造校舎の小学校を改装した童話館です。
グラウンドを見下ろす位置にそびえる久保の桜は、今後、県指定の天然記念物登録される予定だそうです。
数日前に満開となり、演奏会当日は少し散り始めていましたが、はらはらと舞う花びらがとてもきれいでした。
こちらは、九度山町広報誌に載せても大丈夫!というお客様と一緒に記念撮影。
実際は、もっと多くのお客様が来てくださいました。
演奏会は無事に終了したのですが、思わぬハプニングがありました。
それは、なんと冬のような「寒さ」。
山の上にあるので、平地よりも温度が低いことは知っていました。しかし、それを割り引いても寒い!
その日は、特に気温の低い春の日だったのです。
演奏者は、そして観客の皆様も💦手がかじかみ、換気のために窓を開け放していたこともあり、
建物内を通る冷たい風に震えます。
山の風は気持ちがいいのですが、それにしても寒い
この寒さのため、演奏者の指や楽譜の紙が乾ききって、滑ってしまい、楽譜が飛んだり、めくれなかったりする場面が続出
近くに座っていた私が、何度か譜めくりの助っ人に走りました。
途中で、ストーブを入れてくださり本当にありがとうございました🙏
そんな苦労をして、なんとか無事に、素敵な演奏の数々が終わったときは、本当にほっとして、嬉しい気持ちでいっぱいになりました!
共演者の先生方、お越しくださった皆様、お友だちにも、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!
遠藤の弾いた曲目一覧は、文末にコピーしております。
演奏会の中から、モーツァルトのピアノ協奏曲第17番終楽章のリンクをこちらに貼っておきます。
オーケストラ版をピアノ2台に編曲した楽譜を、遠藤が瞬時に一台にアレンジして弾いています。生き生きした、ムクドリの歌が聞こえる、素晴らしい曲をお楽しみください!
皆さまよい週末をお過ごしください♡
智子。
<プログラム>
Felix Mendelssohn (1809-1847) フェリックス・メンデルスゾーン
Lieder ohne Worte Op.62-6, “Frühlingslied” 「春の歌」
Fanny Hensel-Mendelssohn (1805-1847) ファニー・ヘンゼル=メンデルスゾーン
Andante Cantabile Op.6-3 アンダンテ・カンタービレ
Juni – Serenade (from “Das Jahr”) 6月―セレナーデ
Maria Theresia von Paradis (1759-1824) マリア・テレジア・フォン・パラディス
Siciliano シチリアーノ
Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791) ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
Allegretto (Piano Concerto No.17 G major, K.453, Third Movement)
ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453 第3楽章(編曲版)
Georges Bizet (1838-1875) ジョルジュ・ビゼー
Menuet (from “L’Arlésienne Suite No.2”) メヌエット
Cécile Chaminade (1857-1944) セシル・シャミナード
Barcarolle Op.7 バルカロール
Thème varié Op.89 主題と変奏
私が翻訳と絵、装丁をてがけた本です。
クリスティナ・ロセッティの「ゴブリン・マーケット」所収。
小鬼の市とその他の詩 クリスティナ・ロセッティ詩集
Amazon(アマゾン)
2,420〜8,917円