○ ブログ休暇のお知らせ
誠に勝手ながら、12月9日からブログ休暇を取る予定です。仕事が忙しく、ブログとの両立はちょっと大変なのでσ(^_^;)
復帰は22日以降の予定です。よろしくお願いしますm(_ _ )m
○ デリーに戻る
さて、ジャイプルからいよいよデリーに戻ります。デラックスバス(ボルボバス)はなかなか快適でした
ところで、今まで書かなかったインドの乞食ですが・・・・・やはりインドは乞食多し、ですね。
この写真は料金所で渋滞している所。こういう場所にはたいてい、乞食(矢印)が現れます。
アーメダバードでは、信号で車が止まる場所には必ず乞食が待機していて、バーッと囲まれました。特に女性や子供が多かったですね。
リクシャーに乗ってるときなど、よく身体をツンツンされました。振り返ると乞食が手を出してます。あまり声は発しませんが、静かに物乞いしてきますね。
子どもはみすぼらしい格好なので、ちょっと心が痛みましたねえ(>_<)
さて、バスが走ること数時間、デリーにだいぶ近付いてきました。写真は経済発展著しい新興都市・グルガオン(グルグラム)です。
ビルの建設ラッシュで、活気ありそうでしたね
日本企業も結構進出してます。トヨタやニッサンの文字も見えました。
やがてデリーに入り、インド門が出現
「あ、ちょっと待って!ここで降りるから」
終点ではないですが、とある目的地行くにはここが近いので、ここで降りることにしました。
そして遂に、デリーに降り立つ
バスから降りたとき、本当に感慨深かったです。これほど順調にデリーに帰ってこれるとは・・・・・。
この時ばかりは、無事にデリーに到着できたことを、真剣に神に感謝したのでした(大袈裟ですが、この時は本当にそう思いました)。
遂にデリーに到着した!
これほど順調に旅を進めれるとは、思っていなかった!
素晴らしい!素晴らしい!
インド門よ、ありがとう!
完全に気持ちが高揚してましたねw でも、インド門が自分を祝福してくれているように思えたのです。
そのインド門(※)は、第一次世界大戦で戦死したイギリス領インド帝国の兵士を追悼するために建てられたもの。
なかなか壮大であります
※ 因みに、インド門のアーチは完全な真アーチ。なので、疑似アーチでは到底達成できない大きなスパンを、容易に造り出してます。まあ、どうでもいいことですが~(^▽^;)
そしてインド門の下では、多くの観光客で大賑わい。インド人観光客が大半で、人気スポットになってるようでしたね。
さて、とある目的地を目指そうか・・・・と その時、声がかかりました。
「君は日本人かい」
「そうですけど、あなたたちは?」
「フランス。 フランスのどこかって リヨンだよ。」
このフランス人たちは2週間のインド旅行中らしく、なんと、この後シュリーナガルに行くのだとか!
いいなあ~自分は去年行けず、今年も行けませんでしたので それにしてもシュリーナガルはやはり、欧米人に人気なんですねえ。
このうちの夫婦2人「自分ら2人は日本には行ったことがあるんだよ。日本と(インドは)全然違うね。そう思うだろう」
「はい、本当にそう思いますw」
まあ要するに、日本は非常に綺麗で秩序があり、インドは非常に汚くて秩序なし、ということでしょうか。
でも、全然違うから面白いんですけどね
それではシュリーナガル、楽しんできてください
フランス家族と別れたコンノートプレイス。デリーで最も綺麗な場所の1つでしょう。洒落たお店も結構あります。
因みに、前のトイレ話で書いた、『デリーの繁華街ですらウ○コがあった』 というのは、ここのことでしてw
まあ、早朝ですけどね(;^_^A
あ、しまった! フランス人たちと進むうちに、アグラーセンの階段井戸(上写真、拝借)を通り過ごしてしまいました!
・・・・・まあいいか。同じようなタイプのラージャーオーンの階段井戸を初日に見てますしね。
それよりも暑くて暑くて、引き返す気力はすでに無し^^;
その後、コンノートプレイスからメインバザールを目指して進みます。そして・・・・・
帰ってきた~っ デリーのメインバザール
相変わらずのゴチャゴチャ感、コンノートプレイスから一気に50年逆戻りしましたねw(いや、もっとでしょうか)
しかし、同じ国の場所とは到底思えないんですけどw
そんなゴチャゴチャMAXなメインバザールでも、侮るなかれ。欧米人客が中心に入るような洒落た店も結構ありまして。
その洒落た店の1つに入りました(上写真)。この店で食べたいものがあったんですね。
それは パニールティッカ!
これですね
パニールはインドのチーズ、ティッカは細かく分けたものという意味で、野菜とともに串焼きした料理ですね。インドではベジタリアン料理になります。
で、これがまた美味しいんですよねえ 日本でこれ程の美味しいパニールティッカを味わえる店はあるのでしょうか。
感じとしては、固めの豆腐を炭火焼にしたら、こんな風になるんじゃないかな~とか思ったり。何度でも食べたくなる美味しさでした
そしてデザートは、激甘スイーツのグラブジャムンと、アイスクリーム。なぜかこのセットでしか頼めません
グラブジャムンは、写真の丸いやつ。世界一甘いお菓子とか言われてるようですね。まあ、日本でも食べたことあるのでその甘さは知ってましたが、やっぱり甘い!
でも、個人的にはジャレビーの方がもっと甘いと感じますけど。
しかし、なぜアイスクリームとのセットなんでしょうか どんだけ糖分を取らすつもりなんだとw(^▽^;)
夜のメインバザール。夜もなかなか活気あり☆
さて、翌日は、再びデリー観光に出かけます。
つづく
○ 天理教教会本部・神殿と、ラーナクプル寺院(興味のない人は、完全スルーして下さい^^;)
天理教本部の神殿と、ラーナクプル寺院を比較するという、頓珍漢なことを思いついてしまいました(^▽^;)
まあ、毎度のことながら、単なるオタクの妄想なので、興味ない人は完全スルーでお願いします(;^_^A
上、天理教教会本部・神殿☆
下、ラーナクプル・アーディナーター寺院☆
天理教教会本部の神殿は、今年の7月に投稿しましたね。それではなぜ、この時いきなり天理教本部を再訪したのか
その理由は、本部の建築が、見事な和の内部空間を持っているというだけでなく、ラーナクプル寺院に通じるものを感じたからなのですね。
神殿平面
神殿の中心には礼拝対象物である「ぢば」というものがあって、そこから東西南北・四方に礼拝空間が広がり、さらにそれらの四周に回廊が巡り、そして四方に階段が設置されてます。
この中心から四方への空間の広がりはまさに、ラーナクプル・アーディナーター寺院と同じなのですね。
ラーナクプル寺院の平面図☆
西側が正面っぽくなっているものの、中心に置かれた祖師像は東西南北・四方に向いており、その先に礼拝空間が四方に設置され、そして出入り口の階段が四方に設けられてます。
まさに、天理教教会本部・神殿の空間構成と、大いに共通していると言いますか。
アンコールワット平面図☆
因みに、空間が中央から四方に広がるというのは、アンコールワットも同じでしょう。
これも西向きに建てられてますが、四方への広がりも意識した構成なのでしょうね。
中央から四方に広がる空間構成・・・・・7月に天理教本部の神殿に佇んだとき、自分にはその先にラーナクプル寺院が見えていたのです。
『やはりこの神殿の和の空間は素晴らしい・・・・・しかし、白大理石のラーナクプルも見てみたい。
向こうもここと同じく、四方へ広がる空間を持っている。きっと、素晴らしい空間体験を与えてくれるに違いない』
・・・・・ということで、天理教本部の神殿に佇みながら、ラーナクプル寺院への思いを強くしたのでした。
で、やっぱり素晴らしかったラーナクプル寺院
残念ながら、ラーナクプル寺院に佇んでいるとき、天理教本部の神殿の事をすっかり忘れてました^^;
まあ、空間構成以外に類似する要素は全く無いですから、仕方が無いんですけどね
今回は、全く違う文化、全く違う建築手法や建材を用いながら、空間構成が類似する天理教本部の神殿と、ラーナクプル寺院を取り上げてみました。
おしまい★