西国三十三所の24番目!中山寺 | 日中韓文化地めぐりのブログ

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日中韓のお寺や観光地を巡るブログです。

 
 

 

 

 先の日曜日、宝塚市にある中山寺に行きました。中国旅行記の途中ですが、今回はこのお寺さんです。

 

 中山寺訪問の目的は、新しく建立された五重塔!!

   ブログで takarazukastreet さんにこのことを教えていただき、また、自然派さんのブログでも紹介されていたので、自分も影響を受け、足を運んだ次第です。ありがとうございました!

 (その後も、まあたろうさんも訪問なさってブログに挙げておられます^^)

 
 

 

 

 

 

 

 この日は午前中は晴れてましたが、午後からは生憎の曇り、時々雨。

 

 

 

 

 

 

 

 みたらし団子みたらしだんごでエネルギー補給。この後、きな粉団子も食べました^^

 

 

 

 

 

 

 

中山寺大門(1646年再建)

 

 中山寺は真言宗中山寺派の大本山で、西国三十三所の第24番札所。安産祈願のお寺として非常に有名ですね。

 寺伝によれば、聖徳太子による建立とされ、日本最初の観音霊場と言われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして見えました、新しい五重塔が目

 

 

 

 

 

 

 大門の後ろ側には、弁柄漆で彩色し直された立派な獅子と狛犬(上写真)がいました。

 
 
 
 

 

 

 

おお、これはこれは、なんと立派な!w

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、塔を見ながら上がっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 境内は結構広く、いろんな建物が建ってますね。朱色の建物には閻魔大王が。

 閻魔さんと西国三十三所は、結構縁が深い。中山寺も。詳しいことは、wiki を見てくださいw

 

 

 

 

 

こちらは五百羅漢がびっしり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さらに上がっていきます。エスカレーターやエレベーターも設置されてますが、自分はあえて階段で行きました。

 全く息を切らさずに楽に上がれたので、だいぶ体力も回復しましたね。だいたい入院前の80%といったところでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 上がると、手前に本堂、奥に多宝塔が見えます。そして・・・・

 

 

 

 

 

 

 ・・・・いよいよ五重塔が間近に迫ってまいりました!

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・と、その前に、まずは本堂を見ておきましょう。この本堂は1603年、豊臣秀頼の命を受けて片桐勝元が再建したと言われます。

 本尊は十一面観音菩薩立像(平安前期・重文)。毎月18日に公開されるそうで。

 

 本尊は当然としても、自分としては本堂も国指定重文クラスだと思うんですが、なぜか県指定止まり。

 
 
 
 

 

 
 
 非常に極彩色豊かなお堂で、華やかですねえkirakira*kirakira* 雲紋、条帯紋、七宝輪違紋などを配し、様々な動物や植物を描き入れてますニコニコ
 
 ただ、華やかではあっても彫物類は非常に少なく、この辺はやはり 江戸時代最初期の近畿仏堂といったところでしょうか。
 まあ、その後も近畿では、極彩色+彫物過多系の建物はあまり多くないですけどね。
 
 
 
 
 
 
 
 外陣は吹き放ち、非常に開放的に造ってます。西国三十三所の1つとして、早くから多くの参拝客が訪れたためでしょうか(再建当時から開放的だったかどうかは不明ですけど)。
 
 
 
 
 
 
 
内陣はさらに派手^^
 
 中山寺本堂、自分としては、やはり国指定の重文とすべきじゃないかと思いましたね。それだけの価値はあるように思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 本堂のさらに奥には、多宝塔や阿弥陀堂などが建ってます。
 
 
 
 
 
 
 中山寺多宝塔は初層5間の大塔形式で、大願塔の名前で呼ばれてます。
 
 これだけの大型多宝塔でありながら、上下層のバランスが良く、シルエットが美しいですねキラキラキラハート
 そして、上層のとてつもない軒の深さが生み出す迫力と、緻密に配置された垂木によって、雄大さと繊細さが見事に融合しているように感じました。
 
 これぞ大型多宝塔の醍醐味でしょう^^ これを建てた工匠は、大変苦労したんじゃないでしょうか。ただただ頭が下がりますm(_ _ )m
 
 
 
 
 
 
別の角度から
 
 
 
 
 
 
 
さて、次はいよいよ新しい五重塔ですニコニコ
 
 
つづく