皆さま、こんばんは妖艶千明です。

 

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【ちあきの年表】まとめページ

 

 

☆ちあきは、この世に産まれて、

登山(小学)、陸上競技(小~大学)、農業、色々なバイト、女装初期、ゲイバー関連、ニューハーフバー及び女装MIXバー関連。
そして、ちあきの好きな食べ物、ゲーム、恋愛、性自認、性対象、人生。

ちあきが生きてきた、過去の黒歴史、パンドラの箱、いじめ、トラウマ。
今だからこそ、話せる、振り返れる、私の人生を、

【ちあきが斬る!】

 

 

☆「ちあき年表」ブログの更新途中ですが、今回は、別の話題?ふと、思い出した事があったのでお話ししていきます。

 

 

「探さないであげてください」

 

以前、息子が家出した。

そういうTV番組を二丁目界隈に理解のある方と一緒に見た時のお話。

 

モザイクがTV画面の8割を埋め尽くしていたが、

それはどう見ても新宿二丁目だった。

 

二丁目の住人だった人からすればすぐに分かるものだ。

 

 

その番組は、母親が探偵を雇い、ある程度、居場所が掴めたから、母親と一緒に家出した息子を探しに行くというものだった。

 

TVだと、仕方ないが相変わらずのモザイク比率である。

普通の人なら全く分からないと思うわ。

(※例 これは↑モザイク9割以上だけどね笑)

良く知ってる人ならこれだけで、どこの写真かが分かるだろう。

なぜかって?

新宿二丁目自体はとても狭いからだ。
新宿ゴールデン街もそうだが、狭い敷地面積でたくさんの店舗があるのは、地下から地上。

そう、高さ。

 

せまーい雑居ビルが立ち並び、カウンター数席のお店も数多くある。

勿論、〇〇〇人収容可能なクラブなどのパーティ会場もあるが、それは数えるぐらいしかない。

 

大抵は、カウンター数席~、ボックス席(4~6人座れる)が数席ある店舗。

もう少し広い店舗だと、最大20~40人くらいは入れそうな店舗もある。

新宿二丁目だけでバーの数は200以上ある。

 

勿論、例外はあるけどね♡

 

 

ちあきは、新宿二丁目の端から端まで、当時働いていたゲイバーのママからおつかい(簡単なバイト?)をした事があった。

 

ママが所有している店舗が空き物件になるから、

「ちあき、あんた明日の朝一から新宿二丁目中の店舗に、このチラシを入れてきなさい」

と言われた。

 

その日は、平日で比較的暇な日だった為、お酒浸りせず、早めの店じまいをした日だった。

 

【新宿二丁目・空き店舗・バー・家賃〇〇万円】

そんなチラシだった。

 

「バイト代貰えるなら、なんだってするわ。やるからには徹底的にやるわよ!!!」

そんな意気込みで臨んだちあきだった。

 

いくら暇だからと言っても、朝5:00くらいまで営業してから数時間の眠り。2日酔いはなくても、夜型の人からしたら午前中に起きるのは大変だろう。

 

が、元々、このママから何かある度にちょいバイトを頼まれては、早起きして少しでも稼ぎたい一心だったちあきは眠気眼を擦り、午前中たしか9:00頃だったかな?

そんな時間に新宿二丁目にいた。

 

新宿二丁目って、「夜の町」

勿論そういうイメージがあるのは当たり前だが、

この町にも、「昼の顔」がある。

 

酔っぱらったゲイやビアン、はたまたノンケの老若男女が闊歩する町。

 

それも正解。

 

ちあきが新宿に住む前の事である

一番驚いたのは、県外から新宿に買い物や遊びに来てたら、新宿伊勢丹前をママチャリに乗ったおっさんが、ネギや大根などの野菜を入れたスーパーの袋を前かごに入れて私の横を通り過ぎていく人がいた事だ。

 

「え?新宿なのに、お洒落な恰好でもなく、よれたシャツ着たおっさんが野菜をかごに入れて走るチャリ。そんな人いるの???」

 

ってね(笑)

 

普通に考えたら当たり前。

そうなんだけど、初めて見た時は衝撃だったのを覚えている。

勝手な解釈で、町行く人はみんなお洒落に着飾った人しかいないと思っていたらしいw

 

新宿で生活している人がいる。

 

それを目の当たりにした。

(※まぁ、ちあきも新宿界隈を、前カゴに豆腐とか米袋とか入れて、お洒落な人を横目に、ふんふ~ん♪と鼻歌歌いながらママチャリで運転する精神力はついたのは後ほどのお話である(笑))

 

 

 

そして、新宿二丁目の朝と昼の顔。

これも新鮮だった。

 

その時は、既に新宿二丁目から歩いて帰宅できるくらいの場所で暮らしていたが、夕方16:00くらいから~朝の6:00くらいかな。だいたい。

ゲイバーに出勤していた時間は。

 

夜は開いているシャッター、ゲイバー、女装バー、ニューハーフ、ビアン。

夜の店関係は、朝には大抵シャッターは降りる。

中には、24時間営業してる2交代制の店舗もあったが、それは数えるくらいだ。

 

そして、夜閉まっているシャッターが、朝になると開く店舗。

ガラガラガラーー!!!!

けたたましくなるシャッターの開く音。

太陽の光がとても眩しく感じる。

別に太陽が苦手なヴァンパイアって訳じゃないが、夜中心の生活をしていると太陽の光は眩しすぎた。

 

チュンチュンチュン。

鳥のさえずりも聞こえてくる。

「おはよう!」

「おはようございます!」

そこかしこで気持ちの良い挨拶の声が飛び交っていた。

 

まぁ、朝まで酔っぱらって、くだ巻いている人、道端で倒れている人、ゴミ置き場に顔を突っ込んでお尻だけ顔を出している人、そんな夜の名残が対比する形で、より滑稽に感じれてとても面白かった(笑)

 

新宿二丁目にも、夜以外の顔がある事を初めて知った日だった。

 

☆ちあきは歩いた。

体力には自信がある。

年齢もあるが、少なくとも大学まで箱根駅伝出場を夢見た一人のランナーだったからだ。

 

新宿二丁目の本当に端から端まで歩いた。

一軒、一軒、ドアの隙間から、防火扉の横や下から店舗内に、

「シャッ」と勢いよくチラシを滑り込ませた。

 

うん、入れまくった。

 

1日で全てのチラシを入れきるには時間が足りなかったので、何日かに分けて入れたが、2、3日だったかな??

たしか。

 

エレベーターがあるビルはまだいい。

最上階まで上がって、各店舗に入れながら降りてくればいいからだ。

だが、新宿二丁目にある大抵の雑居ビルは、エレベーターがない小さいビルばかり。

とにかく地下から地上。

歩いて、歩いて、入れまくった。

 

入れ終わった、数日後。

ゲイバーのママから怒られた。

というか、注意?

 

「〇〇不動産の物件にあのチラシは入れちゃダメだよ」

「あんた、〇〇物件の店舗に入れたでしょ?」

「おたくの物件のチラシが入ってたって言われちゃったわよ」

 

ちあき(・・・それ、先に言ってよ(笑))

 

まぁ、酒の席の笑い話の一つになったから、別にお咎めがあった訳じゃないからよかったんですがね;;

 

ちゃんとバイト代も貰えたし、地味ーなバイトだけど、違った一面を見れた意味も含めて楽しいバイトだった。

 

 

☆ちあきが、人を雇う側になった時だった。

 

そのTV番組内の探偵と母親は、息子の写真を頼りに一軒、一軒、聞き取り調査を開始した。

 

夜、営業中。

お客様がいたりいなかったり、基本的には18:00前後にオープンするお店が多い新宿二丁目。

 

その日は、お客様がまだいなかった日だったかな??開店準備中?

 

【人探し】

実際、ちあきのゲイバーにも、こういう人が来るのは初めてじゃなかった。

さすがに10回とかはないけど、片手くらいは訪ねてきた事があった。

 

息子が家出してしまったんです。この写真の子、見かけませんでしたか?何か情報を知っていたら教えてください。」

 

その店のママ「ごめんなさい、知らないです。」

 

何軒も回ったが、有力情報は無く、2人は近くに停めた車に戻り、その日の息子の捜索を断念した。

 

探偵と母親はその後も調査をしたらしいが、息子は結局見つからず、そんなところで番組は終了した。

 

☆ちあきは、新宿二丁目のゲイバー、ニューハーフバー、女装バーで働いた事があるけど、

特に、というか、ゲイバーが9割以上かな?

捜索願いが出されている子は。

 

やっぱり、場所が場所だけに、家出だったり、誰かに追われてとか、色々な理由で来た男の子だったり、中には、女の子(ビアン)がこの町に来るのは知っていた。

 

 

この時は、お店での地位も人を雇う側だったから、余計に新宿二丁目に来る子、働く子達の気持ちが分かるのよね。

 

だから、私は毎回

「ごめんなさい、見てないです。分からないです。知らないです。」

を繰り返した。

 

もし、その写真を見て、

「あれ、この子知ってる?

あの店で働いている子じゃない?

ウチで働いている子じゃない?」

と思っても、だ。

 

店側の住人は、ほぼ口を割らないだろう。

 

写真を頼りに各店舗に聞いて回る。

私が働いている時にも、そういう人探しの人達が来たが全部分からないと言った。

 

なぜかって?

 

その子にとっての居場所がないから、家出したからだ。

 

私は、母が、姉がいたから良かった。

 

父は拒絶した。

(父、母、共に、ちあきが女装の店で働いていた事は知っているが、ゲイバー(基本、男性 対 男性という意味)で働いていた事は知らない?はず、たぶん笑)

 

 

小学生から大学まで陸上競技で走り続け、自分の意思で山梨の農業、就職先を見つけてきた息子。

ちあきが通っていた大学は、元々女子大で、私の1年前から共学になった大学だった。

 

そんな大学から農業に就職しよう!

なんて人は今まで誰一人いなく、

教授や先生方もそっちのパイプ、コネは無かった。

 

中学卒業後、高校でも陸上競技を続けたいが為、顧問に相談して見つけてきてくれた、

「陸上の成績もそれなりに良い、長距離を教えてくれる先生がいる」

この条件で見つかったのが、県内で当時4校しかなかった農業高校の一つだった。
 

学区外で、家から学校まで、

バス(朝は父の車)

【その名は、穂高岳♡ちあき、0~1歳成長記】の記事内↓でも紹介した

父を叩き起こして町を100kmいかないレベルで爆走してたほぼ毎日 

→電車→乗り換えて別の電車→チャリ→学校

 

片道約1時間30分、タイミングが悪ければ2時間かかる時もある。そんな毎日。

 

距離は遠い学校だったが、最高の高校生活だったと言える。

(※高校生活内容は別の機会にて。)

 

陸上が強い高校に行った先が、たまたま農業高校だったが、とても新鮮で楽しい毎日だった。

 

ちあき母方の、おじいちゃんの田舎で小さい頃、畑で大根を収穫した記憶が少しだけあった。

楽しかった記憶だ。

 

大卒後、普通にリクルートスーツを着て、面接して一般企業に就職する。

そんな未来があったのかもしれない。

親はそれを望んでいたのかもしれない。

 

だけど、私は、そういう面接とかをしたくなかった。

 

高校も陸上部の顧問の推薦で、筆記無し、面接なしで入学。

クラスでは高校受験を必死にやっている傍ら、胡坐をかく訳ではないが、面接練習などもする事なく進学。

 

高卒後も、箱根駅伝出場を目指す大学に進学したくて、陸上部顧問に頼み、箱根駅伝、神奈川大学を初の総合優勝に導いた選手が監督をする大学に入る事が出来た。

そしてこの時も形だけの面接。

面接練習も殆どしなかった為、相当酷い受け答えの面接だったと思う;;

私は陸上をやる為だけに大学に行くんだ!

それだけを思って、大学進学した。

 

大学卒業後の進路を決める時でも、心のどこかで、そういうありきたりな面接とかそういうレールに乗るのが嫌だった。

やりたくなかった。

 

大学まで陸上を続けてこれたのは、両親、顧問の先生、先輩、いろんな方が応援してくれた。

(大卒ギリギリまでそういう感謝の心は、殆ど理解していなかったちあき)

 

大卒後も陸上を続けるにはレベルが違い過ぎて、とてもじゃないがプロとして食べていけないレベルだった。

 

そして、当時のちあきが出した答えが、

「農業をやってみたい!」

たとえパイプやコネが無くても、自分で見つけてみせる!と意気込み、ネットで検索しまくり、秋葉原で農業や林業、漁業などの職種が集まる就職支援のイベントを見つけて行ってきた。

 

何回か、そういうイベントに参加して、とある農業をNPO法人として会社を設立したまだ若い社長に出会った。

 

保険も含めて、

何社か話を決めてきて、まずは体験という形で農業をする会社に研修に通った。

山梨で、野菜農家と、果樹農家へ。

(※細かい内容は別の機会にて。)

ちあきはトマトが大好き♡

 

そんな何もない所から自分で見つけてきて農業に就職。

 

が、

女装が理由で農業をいきなり辞めてきたちあき。

(※細かい内容は今後の投稿をお楽しみに。)

 

ざっくり書くと、

大卒後、農業に就職したものの、女装趣味は捨てきれず、社宅だったが、自分の部屋には、農作業着の隣に好きなゴシックのお洋服を飾っていた基地外ちあきw

 

新宿で行われる女装イベントに、

山梨のド田舎から完全コーディネート↑したゴシックで出かけて、視姦されながら現地に行くのが趣味だったちあきちゃん。

 

何回か、山梨←→新宿を往復。新宿で女装イベントが行われる度に行っていた、とある日。

 

社長の耳に入り(田舎だから噂がすぐに広まる、というか↑こんな人、性別が女性でも目立ちすぎるわw)、次の日に呼び出されて、

「女装関係の物全部捨てるか、会社を辞めろ!」
と言われ、その日に答えを出せと言われて、

少ない時間だけど、腹割って話せる人達に(女装趣味を話した)相談をした。

 

とりあえず、社長には「仕事を続けたい」と言って、考える時間を作った方がいいと言われたので、仕事を選択。

だが、女装関係の物は捨てない。

 

その後、少し時は経ったが、やっぱり女装が辞められず、会社を退職する事になった。

 

ま、私の行動もかなりぶっ飛んでたけど、田舎特有の奇抜な人がいると、村八分でみんなで石を投げつけられる勢いの言葉が飛び交う中では、生活できなかった。自分の精神が壊れていく感じがした。

 

というか、自分でいられなくしたんだけどね(笑)

(※この時の細かい心情なども後日記事にしたいと思います。いろいろあったのよ。いろいろ。)

 

 

☆2010年10月19日、mixiの日記にこんな記事↓を書いていた。※農業を辞めて、実家に帰ってきた少し後に書いた記事。

※紫文字は、今回追記した私のコメントです

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現在(当時ね)放映中のアニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」第3話

激しく面白く、共感できるアニメである

第3話は特に。何がって?

作中の妹桐乃(中2)はスポーツ万能(陸上競技)、学業優秀、容姿端麗(雑誌のモデル)と完璧だが、

その裏で好きな趣味はアニメ、ゲームが好きであり、18禁のエロゲーまでやる、いわゆる隠れオタクである。

 


そんなある日、妹桐乃は仕事が警察官、極道面で頑固という父親に趣味がばれてしまい、オタク趣味に対しては当初「性犯罪を誘発するいかがわしい物」と言う強い偏見を抱いており、我が子からはそういったものを取り上げるべきであると行動に移そうとした時、
表と裏の妹桐乃を見てきた兄京介(高2)がとった行動とは...。(一部文章wikipedia引用)

 


特殊な趣味を持ち、周囲の目は冷たいかもしれない、それでも私は好きなんだ。
仕事に影響するかもしれない(女装が原因で仕事辞めたの何回?笑)、これからの人生に大きく影響するかもしれない(大きく影響したねぇ笑)、そして今までの私に関わってきた人達にも迷惑がかかるかもしれない(そうだ、ね)

 

そんな当時のちあきの思い、そして今も変わらないこの思い。

それをこの桐乃ちゃん↓が主張してくれている。

「女装もゲームも好きな食べ物も、やめないよ、大好きなんだもん!!」

 

そして、桐乃ちゃんの兄 京介が、妹(中2)の所有物である18禁エロゲーが親に見つかり、妹を助ける為、父親と対峙したシーンで言った言葉↓。

 

陸上、農業、女装、重なるんだ、きりの、と、ちあき。

大学まで箱根駅伝出場を夢見て走り続けた陸上競技、一時だが夢を見た農業。今もなお、覚めない女装という夢。

 

 

それでも私は、全てを投げ捨ててでも今の私にしかできない私を表現していく(本当に色々と投げ捨てて自分で作った茨の道を進んでるわ)
今までの私があったからこそ今の私がいる。(その通り)
まだ、一人では歩く事ができていないけど、必ず私の作った道を歩いて行きます。(全部1人で、とはいかないものの、いいんじゃない?後悔はしていない)

 

当時のちあきが共感した桐乃ちゃんが出した答え↓。

愛してる!なんか文句ある?



私は【ゴシック&ロリータの洋服を着て】、色んな人達と出会って、喋って、遊ぶ事ができるみんなが大好きだー!

(そうね、それで素敵な人達にいっぱい出会えたのだから、女装を辞めなくて良かった、捨てなくて良かった)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「大学で自分の一生をかける何かが見つかるかもしれないんだよ?」

 

ほんと、見つけちゃったよ。

【女装】

 

箱根駅伝出場という夢が終わり、

農業をやる!という夢は、女装で打ち消されて、

女装で働くという夢は現実の物となり、

 

一流のゲイバー、一流の女装バーの最前線で働けた経験。

 

今は一線を引いたけど、今日のちあきがいるのは、女装があったから。

 

本当に悔いはないわ

 

 

☆「農業を辞めるから実家に帰る」

あの時、山梨まで父、車で迎えに来てくれたんだよなぁ・・・。

 

なぜ辞めたか?

父からは細かい事は聞かれなかった。

ただ、私の荷物を車に入れる時の父の横顔は釈然としない感じの顔だった。

 

んー、愛されてない、はずはないんだろうけど、

たぶん、ショックだったんだろうな、父は。

 

 

その後、しばらく実家暮らしになり、

その間も新宿で女装イベントがあるから、

女装したまま、実家→新宿と移動してたら、

母に

「その恰好のまま、家から出かけないで。この家はお父さんの家だから」

 

そりゃぁ、そうよね。

わがままやり過ぎたわね。

 

ちあきは、女装したまま移動して、人に見られるのが大好きな人だったから、現地に着いてホテルで着替えしてイベントが終わったら着替えてB面で帰るのが嫌だった。

 

父とは、元々一対一で会話をする感じじゃなかったけど、女装が原因で仕事を辞めてきた息子とは、それ以来、話してもどこかおぼつかない感じの距離感で、面と向かって私自身もそうだが会話を出来なかった。

 

 

ちょうどその頃ね、

カラオケのバイトでお金もある程度溜まってきて、

新宿のゲイバーで週に1、2回通って稼いできて、新宿で部屋を借りて住むようになったのは。

 

実家を出て、思う存分女装して、いっぱいセックスして、変態して、いっぱい楽しい事もあったけど、同時に精神も壊れていった。

 

 

☆そんなところに戻れますか?

探偵が、母親が、息子を探しに来た。

 

「あぁ、この子知ってますよ。」

なんて言って、その子はその後どうなるの?

(※私は子を持つ親の立場になっていないから、それは間違っている!という意見もあるかもしれません。)

 

また、零れ落ちますよ?

 

その子を受け入れる器がないのに、戻れません。

 

みんな「訳あり」の子ばかりだったわ。

 

あなただったら許せますか?

 

ちあきの母は、ゲイバーに働いていた当時(この時は新宿のバーで働いているとだけ言っていた。【ゲイバー】とは一言も言ってない)、たまに実家に帰った時、

 

新聞で「【女装】に関する記事が載っていたわ」

「ほら、この記事」

と見せてきたり、

「最近は、TVでも何て言うの?マツコデラックス?そういう方とかよくTVで見るよ」

とか、言ってくれた。

 

 

私は嬉しかった。

目頭が熱くなった。

 

父とは、その当時、会話もちゃんとしない状態のまま、実家から新宿に帰る、そして気まずさのあまり、車を頼むこともなく、バスで駅まで行った関係だったけど、母は、違った。

 

姉は、大学4年、最後の箱根駅伝予選会を、終えた次の週にあった、大学の文化祭の女装コンテストで私にメイク、衣装の着付けをしてくれた。

パニエやバッグなど、当時持っていなかった小物とかを貸してくれた。

 

まぁ、ちあきが女装を初めて、この趣味を続けてしまった理由の一つでもある女装コンテストで優勝した要因の一端でもある(笑)

(ちあき、初女装。そして女装コンテスト優勝時のコーデ)

以前の記事↓で、この時の細かい内容が書いてあるのでこちらも未読な方は見てみてください^^

女装デビュー☆きっかけ

 

 

※洋服はボディラインでゴシック&ロリータのブランドではないので、ハッキリ言えば、コスプレや、悪く言えば夜のお供用?、比較的安く、大きな大人が着れるサイズも売っている、縫製もチープ、だが、初めて女装するだけなら、安いし、たとえ女装をすぐに辞めても苦にはならない値段だったのでこの洋服を購入した。

 

ゴシック&ロリータ界隈は、とても厳しい見方の人達がいるので補足で付け加えておきます。

 

ゴシック&ロリータ

ゴシック

ロリータ

ロリィタ

はお洋服であり、コスプレではない

 

 

優勝しなかったら、女装は一回きりだっただろう(笑)

(この写真初出しだわ笑)

大学のアニ研顧問の部屋を、着替え部屋として借りて着替えてる所をアニ研メンバーに撮られた写真。

この時は、完璧女装じゃなかったのよね~;;

トランクス履いてる(笑)

 

続けるかも分からないから、ショーツを購入する勇気はなかったのよね、この時は。

 

そして、ちあきの現役最後の肉体写真w

めっちゃ色黒で、筋トレ頑張った結果よ。

 

20kmベスト 1:03'13
ハーフマラソンベスト 1:05'57

 

この体で出したベストタイム。

私なりには頑張ったよ、うんw

 

 

そして、ちあきがゲイバーで働いている時に遊びにきた

ニューハーフバー、女装MIXバーで働いている時に遊びに来てくれた

 

姉は、全部、知ってる

母には、ゲイバー系は言ってない。だけで、知ってるかは不明。

父は、女装は知ってるが、直視した事はない。

というか息子が女装している姿を直視したくないんだろうと思う。

 

そんなちあき家。

少なくともちあきの居場所はある、よね?

 

あると思う。

 

 

☆ゲイバーのママは言った。

「親は大切にしなさい」

「大切に出来ない人は、ダメだよ。何をやっても成功しないよ」

 

 

詐欺師も、893も、悪い人もいっぱいいた。

だけどね、

悪い人ばかりじゃないのよ?

 

少なくとも私の近くにいた人は、時に厳しく、時に甘く、接してくれる人がいたから。

 

 

一時的だったけど、

大きく稼げた月は、実家に仕送りを送った。

初めて現金書留の封筒を書いた。

今まで一切やった事が無かった、父の日と母の日に贈り物を送った。

物は残るから、食べ物にした。

というか、ちあきが食べ物にしか興味がないからである。

 

新宿伊勢丹、地下食品売り場。

ズラッーー!と、お高い商品が並ぶ中、なるべく安めで、美味しそうな見た目、季節感を意識した。

 

母は、歯が心配であまり硬いものはNG。

生クリーム、ロールケーキが大好きだが、日持ちしない物は郵送出来ない。

父は、きんつばが大好き。

 

母は洋菓子、父は和菓子で毎年攻めていた。

 

さすが伊勢丹。

商品を選ぶ人も、楽しくなる様な商品ばかりで、とても楽しかった。

 

ゲイバーママ「たまには顔を見せに行きなさい?」

ちあきの心の中では、いろんな事が交錯して、素直な気持ちで親に会いに行く。

それは本当に時間が掛かった。

 

申し訳なさと、気恥ずかしさ、大成してないし(謎のくだらない理由だ笑)、などなど。

 

そう、言われた。

いや、諭してくれた。

 

今、思ったけど、

ママが言ってくれた「父、母の日に毎回贈り物を送る。」

これをすると、

届いた日に電話が来る。

 

「ありがとう」

 

「今回は、〇〇のフルーツを使った新作なんだって!見た目が綺麗で美味しそうだったから送ったよ。

そういえば去年の送ったあれはどうだった?」

 

そんな会話が自然と生まれていた。

 

「今回は、きんつばじゃないけど、お父さんが食べそうな冷菓を送ったよ。食べるかな?」

 

本当に徐々にだったと思う。

 

少しずつだけど、父と「うん」とか「すん」とか会話するだけでも、氷が溶けていってたのかもしれない。

 

 

☆そう、様々な理由で、新宿二丁目に来た子達。

いずれ、自分の足で両親や大切な人の元へ、顔を見せに行くわ、きっと。

 

私が今、一番好きな言葉。

「ゆるす」

(※シーンの内容は若干意味違うけど、「ゆるす」という言葉と、銀髪イケメンがカッコいいので載せた)

 

それと、以前ブログで記事にした↓内容でもある、近藤監督(現上武大学 駅伝部監督)の投稿。

一度きりの人生☆女装ランナー走り続けます笑

何度見ても考えさせられる記事なので、まだ見ていない方にはぜひ見てもらいたい。

 

「許す心を持ちなさい」

 

そして、ちあきの脳内補正はこんな感じ

 

この上から見られる感じ。

 

ちあき解釈。

ゆるす→座る→跪く

   そして

    ↓

ちあきの性癖(笑)

 

SとMの関係をしっかりと分かる人が最高のスパイスですわ♡

一辺倒ではなく、スイッチできる人こそに価値あり。

 

ちあきは、飴ありきの跪く側ね♡

 

(TOE セルシウス)

こんなお姉さまに、←みたいな顔されるのが大好物です。

 

飴多め>鞭

 

こんな感じかな(笑)

 

あとは、ちょっと低い声の人とか。

 

さらに昇華させると、

女性じゃなくても、女装、竿が付いていても構わないわ。

 

綺麗なお姉さまであれば。

 

 

まぁ、現実的に言えば、

男×男

男×女装

女装×女装

女装×女

男×女

 

どれでもイケるわ♡

 

 

☆おっと、脱線してしまったわね。

 

話を少し戻すわ。

 

 

新宿二丁目。

 

運が良ければ、ぶた箱(警察)行き。

悪ければ、たらい回しにされて、ボロ雑巾の様になり、

親としたら、決して望まない形、変〇体で見つかるとか本当にそういうの、あるから。

 

 

傷害罪で捕まるやつ。

利用されて変〇体。

それがいいかは別だけどね。

 

五体満足で帰ってきたなら、御の字。

ただし、ア〇ル処女は失っちゃったけどね(笑)

 

幸いちあきの周りには、

それでいい、さとす、ゆるす

そういう人がいたから帰ってこれた。

が帰っても大丈夫と思えたから。

 

二丁目だけが自分の居場所だ

そうじゃない

他にもあるんだ

 

そう思えたの。

 

 

もし、これを見た人、身近の周りにそんな友達はいませんか?

 

あなたの息子は?娘は?

 

何か起きる前に、一言、声を掛けてあげて。

 

本人にとっては、とてもデリケートな問題なの。

 

腫物を触るまではいかなくていいけど、大切に。

 

今を大切にしてあげてください。

 

 

そして、現在

心に問題を抱えている人、

 

悪い友達はすぐに捨てた方がいいわ。

 

詐欺師は詐欺師を呼ぶ

これ、ホントだから。

 

そして、お金持ちにはどこからともなく詐欺師がたかってくる。

 

人を見る目がある人は、

そんな詐欺師を手のひらで転がせるけど、

経験浅い人だと、すぐに詐欺師に転がされて、身ぐるみ剝がされるまでされるわ。

 

気をつけて。

 

あなたも詐欺師といたら、

その手口を教えられて、詐欺師側にいつの間にかに回ってるから。

 

息をする様に、悪い嘘をつける様になったら、

おしまいね。

 

いい嘘なら、つきなさい。

 

「ごめんなさい、見てないわ。」

 

 

 

今回は、この辺で。

ちあきの核心に触れた内容なので、私自身にとってもデリケートな話だけど、ちあきを語るには必要な事だから記述したわ。

所々、見たくもない内容があったかもしれないけど、それはごめんなさいね。

でも、これがちあきだから。

 

あ、今思い出した(笑)

父と母にこんなの↓見せた事あったんだった

(笑)

次の記事は、予定通り、「母についてもう少し触れたお話と登山エピソード。そして、ちあき1歳の誕生日~」

を、書けるかしら?

 

さてさてどうなる事やら^^

予定であり、未定である。

 

 

 

 

Amazon 今、ちあきの欲しいものリスト

それとアマゾンも載せておきます♡

ちあきの明日の活力に、お力添えください!

 

 

皆さんの毎日の生活がより楽しく、日々の糧になれば幸いです♪

次の記事を書く原動力にする為、イイネ

些細なことでも構わないのでコメントなど頂けると励みになります^^

皆さんで「ちあきちゃんブログ」を盛り上げていきたいのでよろしくお願い致します!

                            妖艶千明

 

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