2011
三位一体
便箋に留まる蟋蟀のような気紛れさで
夢見ることを忘れず叶えることを旨とすることに鑑み
輝いた時間、限を亡くした海、黄昏に空、刹那の色
暮れ行く空と靡く風の中で胸に刻んだ祝福の声
朱色に染まった歴史に何もできぬ無力さを問う
百年先も何万年先も咲き誇りたい愛をこめて
魔を除けることにより満ち溢れる永遠という名の安息
愛着のある姿からは予想だにできぬ甘酸っぱさ
棚機という幻想の 世界に身を苛む瞬間の美学