秋晴れの何気ない国道。
片側3車線の中央車線、信号待ち。
同じく停車していた左車線のワゴン車に、
突如、徐行してきた白いセダンが衝突!
金属のぶつかり合う鈍い音がして、ハッとする。
完全な後車の前方未確認、過失だろう。
ふと思った。
自分がたまたまこの車線でなく、
隣の車線だったら・・・?
恐らく、事故に遭っていたのは自分だった。
運命のいたずらというか、神の気まぐれというか、
事故に遭った当事者らには悪いのだけれど、
内心「自分じゃなくてよかった」という思いが、
胸にじわりじわりと沸いてきたのだった。
今年の3月に、私も車で事故に遭った。
相手はタクシー。完全な相手の過失だった。
あまりの対応の悪さに、非常に不快な思いをした。
まぁ事故ってのは、
被害者も加害者もどっちも気分が悪い。
人の命にかかわるような事故ならば尚更。
飲酒運転とかは、本当に言語道断。
それでも路上に出る以上、
事故を絶対起こさないというのは、
まずありえない話。相手もいるわけだしね。
少なくとも、加害者にだけはならぬよう、
安全運転に努めなければと再認識した、
とある秋晴れの一日の出来事でした。