雪化粧 | raf[RAL]'s garden Ⅲ

raf[RAL]'s garden Ⅲ

It is great success and a guidepost
to happiness to be greedy to a limit.


銀世界だったんだ

ドアをあけたら



四角い箱が

通行止めって言ってる



ところで

お日様はどこ?




raf[RAL]'s garden Ⅲ-1418





川沿いに歩けば

行けども

行けども

白い道が続いたよ



まるで空から

天使の羽が

舞ってきたみたい





四つの車輪も

二つの車輪も



恥ずかしがりや

真っ白な絵の一部



そして

この吐息でカモフラージュ





道路には

きっと天使が置いていった



言葉がなくなっても

きっと僕は感じ取れる



遠くにいる友だちにも

見せたいな



こんな

きれいな絵を





raf[RAL]'s garden Ⅲ-1419





どこへ行くのだろう あの人

探しているの そのこたえを







少しずつだけど

光が射してきて



そしたら

お城が見えて



それはそれは

たからものにして



ずっとずっと

しまっておきたいくらいです





raf[RAL]'s garden Ⅲ-1417





・・・日が沈んで

辺りを闇が包んでも

思いはきえなくて



灰色の紙が

60年振りだって言ってたよ



長方形の箱が

今冬一番だって自慢げさ


















あぁ ここは

白い夜の底だ



時折

子どもの頃の夢



僕は

深くおちていきたい