2009 岩手 中尊寺金色堂 | raf[RAL]'s garden Ⅲ

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「中尊寺金色堂」は平安時代後期の仏堂で、

奥州藤原氏初代の藤原清衡により建立された。

写真は、その金色堂を収める新覆堂である。

内部は写真撮影不可のため、写真はここまで。



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それが、平泉はここ
「中尊寺」


本堂、そして有名な金色堂等。

数多くの重要文化財が眠る寺である。

(惜しくも14世紀に焼失してしまった堂塔もあるが)



木瓦葺きの小堂で、柱、壁、床、天井、扉など、

総漆塗りの上に布、更に金箔を張っている。

金箔は昭和42年の改修時、8ヶ月かけて張ったとのこと。

金箔同士の反射で光り輝き、極楽浄土を表現。



仏像は、本尊の阿弥陀如来に観音・勢至菩薩。

その左右に三体ずつ六地蔵が立つ。

須弥壇の中には清衡公、基衡公、秀衡公の御遺体と、

泰衡公の首級が納められている。



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道中の松尾芭蕉。

この奥州で、何を見て何を感じたか。

「夏草や 兵どもが夢の跡」

「五月雨の 降りのこしてや光堂」




栄枯盛衰。判官贔屓。

藤原三大の刹那の栄華。

悲劇のヒーロー、源義経。



深い。歴史とは、実に深い。

人間の一生など、自然に比べれば浅い。

→つづく