2009 岩手 中尊寺 | raf[RAL]'s garden Ⅲ

raf[RAL]'s garden Ⅲ

It is great success and a guidepost
to happiness to be greedy to a limit.

いつの時代も、不幸を抱えてしまう人々は、

幸福や平和を求めて、信仰心を強めていくもの。



それは千年近く時を遡った日本でも同様、

争いの無い仏国を目指し、奥州藤原氏初代の清衡は、

ここ平泉の地に、都を作り始めた。



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それが、平泉はここ
「中尊寺」


本堂、そして有名な金色堂等。

数多くの重要文化財が眠る寺である。

(惜しくも14世紀に焼失してしまった堂塔もあるが)



「月見坂」
を一歩一歩上っていく。

両脇には、幾百年の時を経たであろう老杉が続く。

幾つかのお堂を超えて、歩くこと約500m。

まずは
「本堂」
に辿り着く。



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阿弥陀如来をご本尊とし、1909年の再建。

堂内には1200年燈り続けている「不滅の法燈」がある。

数あるお堂の中でも、大規模なもので、

目の前にすると、圧倒的存在感を放つ。



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年を重ねると、思う。

神や仏に祈ることが、多くなる。

それが人生なんだろうか。

まだ旅の途中。答えは何処。

→つづく