ゆっくりな速度ですが、少しずつ歩けるようになっていきました。
また、同僚とメールのやり取りが出来るようになり、その励ましに背中を押され、復帰に向けて少しずつ気持ちが前を向いていきました。
しかし、嘔吐に対する恐怖心がまだ強く、どうしても長時間の移動、特にバス・電車に乗ることがこわくてこわくて仕方ありませんでした。
まだまだ体調はすぐれなかったのですが、仕事への気持ちの焦りも大きく、一度出社する決心をしました。まだ提出できていなかった診断書の提出と、家で出来る資料作成などの仕事をするための準備をするためです。
17週4日目。
恥ずかしいのですが、1人で片道1時間の移動に耐えられるか自信がなく、父に付き添ってもらって出社しました。
やはりバス・電車の振動は身体に辛く、また周りの人のお喋りの声までが苦痛で具合が悪くなってしまいました。
また、この時期金木犀が咲いていたのですが、その香りもいつも以上に強く感じ、苦しかったです。
なんとか会社に着き、上司と面談。
診断書を提出し、
「仕事はちゃんと回っている。とにかく無理はしないように。身体を第一優先で。」
と言っていただきました。
職場ではみんなが温かく迎えてくれ、メールのやり取りをして励ましてくれていた同期の同僚は
「辛そうでかわいそう。無理しないで。」
と涙を流してくれました。
温かさに大きな安心感がわきました。
・辛かったものの、なんとかバス・電車に乗れたこと
・同僚たちの顔を見られたこと
・診断書を提出できたこと
・仕事のデータを持って帰ることができたこと
上記のことで少し安心し、自信にもなりました。