読み解きの資料になるかわかりませんが補足します![看板持ち](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/603.png)
左上が「ネの国」です。
ちょうど、今年の元旦に起きた能登地震の場所なのです。
ほつまつたゑの物語の中では、イサナギ、ソサノヲ、モチコ、ハヤコ、豊受大神と縁深いところです。ヒルコ姫(ワカヒメ=イサナギとイザナミの子。天照大神とソサノヲの姉)も天安河と兼任でこのネの国を治めています。
8章ではシラビトが益人(役人)がネの国の管轄です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240603/08/22-g/ca/99/j/o0400040015446821777.jpg?caw=800)
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
地図の上一帯が「細矛•千足」でちょうど島根県、出雲のあたりです。
こちらはカンサヒ(神狭日命、豊受大神の子、ヤソキネの弟。ヤソキネとイサナミはきょうだい関係)が益人になっている地域で、このカンサヒの弟子に八章で登場したコクミ、そして魂返しで活躍したツワモノヌシ(兵主命=ココトムスビ)がいます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240603/08/22-g/b9/42/j/o0400040015446821778.jpg?caw=800)
イザナギの弟である穢のないクラキネはこのシラビト、コクミに騙されてしまいました。
その事に対して一番最初に立ち上がったのが兵主命(豊受大神の孫)でした。
※八章で「魂返し」を実行
今月末はどの神社でも「大祓」が行われ1年の罪穢れを取り払ってもらいますが、その「大祓祝詞」の中に書いてある内容とほつまつたゑの第六章〜七章が直結しています。
ネ(北)とは非常に奥深いのです。
ソサノヲがネの国に行くように命じられたのも、もしかしたら「魂返し」の仕組みと関係しているかもしれません。(罪穢れを祓い清めてアメミヲヤ(創造神)のもとへ還るるために死→生を経て現世へ生まれ変わり、輪廻して魂を清めるために生きる(徳を積む)ことで次はアメミヲヤに還ることが出来る)しくみ。
地図を見ると「ネ」の下に「コエ」があります。
ほつまつたゑの中には「ネコエ」という言葉が何回かでてきます。
フトマニ図の中には「アイフヘモヲスシ」という「天並神(アナレカミ 八神)」が坐していてお腹の中に魂が宿ってから人の形が出来上がるにあたりこの天並神が人のネコエ=キツオサネ(東西中南北)や五臓六腑(臓腑•血•肉•骨)などを管轄しているといいます。
日本列島もそうやって考えるとフトマニ図の天並神(アイフヘモヲスシ)と対応しているのかもしれませんね。
フトマニ図なのですが、手抜きしすぎて雑すぎてほんとすみません![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
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トホカミヱヒタメの上半分が「ト」を抜くと「ヒタカミ」になっているのがわかりますか?
上下は「ヱト=干支」と考えて「ト」は抜きます。
すると左右対称にヒタカミと読むことができます。
「ホ=火」「メ=水」だと私は思うんですよね。
(以前は「ヒ=霊」「ミ=身」だと考えたこともありました。どちらも母音がイです。イ=「風•••目に見えないもの」)
そうすると「カ」と「タ」は地平線とか天地の境目となるのでしょうか?推測にしかすぎませんが。(母音はア=「空•••易に例えると天」)
「ヒ」→「タ」は太陽が地平線に向かって沈み、「タ」→「カ」は夜、「カ」は地平線から太陽(光)が現れ、「カ」→「ミ」太陽が昇り「ト(光が一番強い)」を通過して「ヒ」に至る、、、
日高見とは「光」の事ではないでしょうか?豊受大神は神上がりし日高見にお祀りされたとあります。
「光」とはこの世の昼夜等の実際目で見る物質的な光のことではなく、霊的、神的な輝きかもしれません。
そう考えると干支の陰陽は逆になるという考え方です。(※天地人の人である私たちが地上を見下ろした時の方角と天を見上げた空の方角が鏡写しになって逆になるように、この世とあの世も鏡写しのように逆になるという捉え方)
本当は太陽の物質的な光でもあるかもしれませんし、両方かもしれません。
これらはあくまでも私の想像です。
これがまさに「胎蔵曼荼羅」に見えて仕方がないのですが
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そして、「モチコとハヤコ」についてですが。
モチコとハヤコというのは、上記に書いたイサナギの弟クラキネの益姫と小益姫、とあります。
天照大神の宮殿(富士山のあたり)に、暦をなぞらえて東西南北に后を配置しました。
その中で北の内后であったのがモチコとハヤコでした。
東は瀬織津姫(サクラウチの子)、南は速開津姫(カナサキの子。※カナサキは八章でハタレ征伐の中心になる神様です)、西は織機サオコ(宗像神。※宗像大社(中津宮の大島)では七夕祭りが有名です。)
後に、暦を月の運行を基準とし、后が12人になったことで后の配置も変わり、瀬織津姫はその時に天照大神の后になりました。
その事がのちのち、モチコとハヤコの心のひきつりを生み八章のハタレ征伐まで発展していきます。
大祓祝詞の最後の方には「もち」「はや」という言葉が繰り返しでてきます。
ちょっとむずかしかったですね![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
大祓詞
高天原に神留り坐す 皇親神漏岐 神漏美の命以ちて 八百萬󠄄神等を神集へに集へ賜ひ 神議りに議り賜ひて 我が皇御孫命は 豐葦󠄂原水穗國を 安國と平󠄁けく知ろし食󠄁せと 事依さし奉りき 此く依さし奉りし國中に 荒󠄄振る神等をば 神問はしに問はし賜ひ 神掃ひに掃ひ賜ひて 語問ひし磐根 樹根立 草󠄂の片葉󠄂をも語止めて 天の磐座放ち 天の八重雲を 伊頭の千別きに千別きて 天降し依さし奉りき 此く依さし奉りし四方の國中と 大倭日高見國を安國と定め奉りて 下つ磐根に宮柱太敷き立て 高天原に千木高知りて 皇御孫命の瑞の御殿仕へ奉りて 天の御蔭 日の御蔭と隱り坐して 安國と平󠄁けく知ろし食󠄁さむ國中に成り出でむ天の益人等が 過󠄁ち犯しけむ種種の罪事は 天つ罪 國つ罪 許許太久の罪出でむ 此く出でば 天つ宮事以ちて 天つ金木を本打ち切り 末打ち斷ちて 千座の置座に置き足らはして 天つ菅麻󠄁を本刈り斷ち 末刈り切りて 八針に取り辟きて 天つ祝詞の太祝詞事を宣れ
此く宣らば 天つ神は天の磐門を押し披きて 天の八重雲を伊頭の千別きに千別きて 聞こし食󠄁さむ 國つ神は高山の末 短山の末に上り坐して 高山の伊褒理 短山の伊褒理を搔き別けて聞こし食󠄁さむ 此く聞こし食󠄁してば 罪と云ふ罪は在らじと 科戶の風の天の八重雲を吹き放つ事の如く 朝󠄁の御霧 夕の御霧を 朝󠄁風 夕風の吹き拂ふ事の如く 大津邊に居る大船を 舳解き放ち 艫解き放ちて 大海原に押し放つ事の如く 彼方の繁木が本を 燒鎌󠄁の敏鎌󠄁以ちて 打ち掃ふ事の如く 遺󠄁る罪は在らじと 祓へ給ひ淸め給ふ事を 高山の末 短山の末より 佐久那󠄁太理に落ち多岐つ 速󠄁川の瀨に坐す瀨織津比賣と云ふ神 大海原に持ち出でなむ 此く持ち出で往なば 荒󠄄潮󠄀の潮󠄀の八百道󠄁の八潮󠄀道󠄁の潮󠄀の八百會に坐す速󠄁開都比賣と云ふ神 持ち加加呑みてむ 此く加加呑みてば 氣吹戶に坐す氣吹戶主と云ふ神 根國 底國に氣吹き放ちてむ 此く氣吹き放ちてば 根國 底國に坐す速󠄁佐須良比賣と云ふ神 持ち佐須良ひ失ひてむ 此く佐須良ひ失ひてば 罪と云ふ罪は在らじと 祓へ給ひ淸め給ふ事を 天つ神 國つ神 八百萬󠄄神等共に 聞こし食󠄁せと白す
Wikipediaよりお借りしました