雨の声

毎日、自転車での幼稚園の送り迎え。でも今日は雨。歩きかぁ…(T^T)ちびちゃんは体力がなく歩くと途中で抱っこ抱っこしてーと傘を閉じビショビショになりながら泣く。
ママと競争しよう。ママにお歌教えて。手をつなごーよ。と何を言っても動かない。抱っこしてーと泣くだけのちびちゃん。
もう、年長さん。抱っこないよ。歩くよと言う母さんに家に帰りたいとヒクヒクしながら、上目遣いで泣く。あ～母さんその顔に弱い。ついつい抱っこしてしまう。カバン、水筒と一緒にずっしり16キロ。
はぁ～甘やかしてばかり。
何も出来ない子にならないか？頼ってばかりの子にならないか？諦めが早い子にならないか？
ふと、ちびちゃんが傘を指差し

ママ(^^)雨の声がするね。

と言った。雨の声…普通なら音なのに。ふっと雨の声が母さんに、まだまだこのままで、いいんじゃないのと言ったような気がした。

ちびちゃんは、雨さんおはようー。雨さんカエルの歌だねー。雨さん雨さんと楽しそうに傘を見上げて指差しておしゃべり。ママー歩く。雨さんとお話し終わり！と自分の傘を差し母さんの前を元気よくスタスタと歩き始めた。
小さな背中。かわいい背中。あと８ヵ月で小学生。こんなにべったりしていられる時間もわずかなんだな。抱っこしてー！もっと言って欲しかったと思う日も遠くない。
大切にしたい幼児の時間。
重いけど、ため息出ちゃうけど、ちびちゃんと雨の声を聞きながら歩く日を大切にしたい。

気づかされた思い

娘達が生まれた時、優しく思いやりのある子に育って欲しいと思い、娘の心に小さな種を植えた。

４年生の娘のクラスには、授業中でもフラフラ立ち歩き、遊び出す男の子がいる。気に入らないと大声で泣き叫び暴れる。
何も知らない母さんは、さぞかし迷惑ばからりの、その男の子は嫌われたりしているのか？と思ってしまった。でも実際は、クラスの人気者。みんなから好かれ、慕われているのだと娘は言う。
迷惑はあるかもしれない。うるさいなぁと思う時もある。だけど、優しいんだよ。図工で絵の具を使っていたら、途中で足りなくなったの。普通、自分のが少ないのに、貸さないよね。でも、俺の使えよって。無くなっちゃうからダメだよって言ったら絵が上手いから仕上げてって。嬉しかったけど、そうしたらその子が描けなくなっちゃうから、２人で色をいっぱい混ぜて作ったら、いい色が出来上がった。楽しかったと言う。
泣いてしまった子に、一番先に声をかけるのも彼だと言い、困った時に手伝ってくれるのも彼だと言う。苦手な事は、誰だってあるし出来ない事もたくさんある。そんな時は周りは助けてあげればいいだけだから、彼のいるクラスが大好きと言った。

優しさの種を植えたはずの私が偏見の目でみていた。娘の心には、彼からの優しさでたくさんの芽が出ていつか花が咲き、実る日が来るのだろう。
大切なもの。人を思う心だと気づかされた。

勉強のやり方

困った。困った^^;お姉ちゃんは、漢字をパズルのように組み立てて覚えているらしく、時々自分で字を作ってしまう。何が間違えか分からない。
こんな字ないよー(゜o゜;と言う母さんに
えっ、バランスいいからOKでしょと。
バランスの問題以前なんだけど。
漢字辞典を、なかなか活用しない娘。わからないと、ママこれなんて読む？と聞いてくる。

昨日、お姉ちゃんと１年生の漢字から、辞典を見ながら復習してみた。覚えている漢字が少ない。
そう言う私も、読めない書けない漢字がある。この際、娘と漢字バッチリになるように勉強。
今の辞典を改めて目を通したら、カラーだし見やすいし、意味も分かりやすく、豆知識でなるほど！となる。母さんの方が夢中で見入ってしまった^^;

漢字は、このやり方で復習しながら、新しい漢字も覚えていこうと思ったら、「シチロクしじゅうなな」の声。わり算が割り切れないと宿題に悩むお姉ちゃん。えー九九も完璧じゃなかったの(゜o゜;ソロバン習っているよねー。４年生だよねー。大丈夫か！夏休みは、２年生のドリルから復習か？？！先が長いなぁ(T^T)