子供の気持ちを受け止める。簡単なようで難しい。わかったつもりで、わかっていない。
お姉ちゃんの反抗的な言葉や態度が日に日にエスカレート。親は子供に期待するでしょ。親だからとガミガミ言い続け…。ある日、お姉ちゃんから「ママは、私にダメばかり言う。いいよって言ってくれない」と泣かれた。考えてみたら、小学生になった頃から、あれだめ、これだめ、早くしなさいが口癖で話をゆっくり聞いていなかった。気持ちを受け入れる、こんな分かりきった事を忘れていた。
小さかった頃、ダメと言うより出来た事の喜びが嬉しくて、小さな手や体で頑張る姿を見るのが幸せだった。ママあのね、と言われればいつまでも話を聞いていた。出来て当たり前、やって当たり前でしょは、親の思いで見栄だけなのかも。
その時から、一度気持ちを受け入れ話を聞いてみるように、私が努力した。そのうち、反抗的な態度もなくなり、ママあのね~とニコニコしながら話す娘の顔は1才の頃と何も変わらない。
時には、イラっとしてしまい娘とお互いにギャーギャー言い合う事もあるけれど、前のように態度には出なくなり、お互いに笑っていられる。
これからが、思春期になり難しい年頃になる娘に、ずっと変わらない笑顔でいて欲しいと思う。
ちびちゃんの真新しいランドセルが届いた。ウキウキワクワク(^^)ランドセルを背負った姿は4年前のお姉ちゃんと重なる。

入学式の翌日から、ランドセルに教科書、ノート筆記用具を入れたら重くてヨロヨロしながら歩いていた4年前。ピアニカや絵の具の道具を持って行く日はさらにヨロヨロ。大丈夫かな?と心配だった。今は更に重くなったランドセルを軽々と背負い両手に荷物を持ってもヨロヨロせず頼もしい。
ちびちゃんに、来年入学したらランドセルが重くなるよ。お姉ちゃんが荷物を持ってあげるからね。と妹との登校を心待ちにしている。優しいお姉ちゃん。ちびちゃんも早く1年生になって、お姉ちゃんと小学校に行きたいなと言っている。
幼稚園生活もあと5ヶ月。桜が咲く頃には娘達がランドセルを背負い仲良く登校する姿を見る事が母さんの楽しみであり、そして子離れの準備でもあり…。春は待ち遠しいけれど、今のままで時が止まればいいのにと、小さな手を離す日を淋しく思ったりもしている。
ちびちゃん、6歳。自己主張が日々成長中。第二次反抗期と言われる年頃。
言葉が少し遅かった事もあり、自己主張はまだまだ先かと思っていた母さん。言葉が出ないと癇癪がひどい。泣いて泣いていつまでもグズグズしている。こんな時は声掛けは逆効果だから、落ち着くまで待っている。
ママちゃんとする(T^T)ママやだー(T^T)助けてー(T^T)…うーん、これを聞いた人は何と思うか。
危険な事。迷惑になる事このふたつについては泣いても癇癪おこしても叱る。ただ他の事はいつかちびちゃんが成長した時に自分で学びわかるだろうと思いたい。自分でやってみたい気持ち、こうしたいと言う気持ちがどんどん増えていく時。上手くいかなくても、いつか出来る日がくる。悔しかったり悲しかったり色んな気持ちを抱えている年頃。
お姉ちゃんは、反抗期の入り口。こちらは、自己主張より文句と愚痴の連続。私もイライラするし娘と本気の喧嘩になる事もある。毎回、本音でぶつかっている。諭す事が大切なのかもと思いながらも、本気の全力で娘と同じ立ち位置にいる母さんは、まだまだ親として未熟なんだなぁ。