第28歩 九州北部豪雨災害支援・・・ボランティアってなんだ? | 山法師のブログ

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日日是好日


悟りとは、失ったとき初めて気づくものの価値を 失う前に気づく事

九州北部豪雨被害に遭われてしっまた方へ・・・
 お見舞い申しあげます・・・┏○ペコッ


想像絶する被害状況でした・・・
20m overの流木が壁を突き破り・・・窓から外へ・・・

もう一月半経ち、畳から?異臭が漂う…

1m以上堆積した山砂・・・

ボランティアで来られた消防士の方、電力マンの方と10名で、山砂の掻き出しを しました。
お盆休みを利用した二日間の作業で1階室内の山砂はほぼ取り除けましたが・・・

住宅横の川の水位が川幅を広げても上がり続け・・・
ご覧のように、『床上浸水』は改善されませんでした・・・あせる
悔しい~(>_<)

昨年の東北・北海道を襲った豪雨災害で流木処理に
チェーン・ソーを使える者が圧倒的少ない事を知り・・・
講習を受け、チェーン・ソーを準備していきました。
 
参考までに
近所のホームセンターでセール品。
税込12,800円  刃渡り?25cmの小型でしたが、60cm超の流木も伐れましたビックリマーク



町の集落が丸ごと濁流にのまれてました・・・
 
が・・・不動明王が祀られていたお社は無傷・・・
歴史が静かに語っていますね・・・



テレビを観ていて、なんでこれ程、流木が多いのか疑問でしたが・・・
 
地元の方の話よると
林業をされてる方が高値の付かない、売りものに向かない木を切り倒したまま地面に埋めていたそうです・・・
根の付いていない流木はほとんが、そうだと・・・
 
戦後、住宅需要を見込み根の広がらない、真っ直ぐ伸びる針葉樹林を
植え込み過ぎた・・・
 
温暖化が招いた災害だけではなかった・・・
不運な要因が重なってしまった結果・・・
 
犠牲になってしまわれた方に心よりお悔やみもう上げます・・・
 
 
 
 
 
 

       
 
 今回は 僕自身、代休を使い 無理なスケジュールを組み本業を蔑ろにして来る価値があったのか・・・

誰かの役にたてたのか…
自己満足のために来ちゃったかな…
『偽善』に…嫌気がさしてきた…

経費の三分の一だけでも『義援金』を送った方が余程  実直だった…
 
もう、ボランティアは辞めようと思い・・・
記事の更新も見送っていましたが・・・
 
 昨日、ある方のブログを見て・・・
同じハンデを背負っていたとは ・・・
 
自分が間違っていた事に気付きましたメラメラ
 
 
 
 
僕は一人でも まだやれるメラメラ
 
"One for all,
   All for one"
 
一人は皆のために
 皆は一人のために・・・
 
ラクビーの名言ですが・・・
 
原文より部分的な要説が広まってしまったそうです・・・
 
本当の意味は
 
『一人は皆のために
  皆は勝利のためにメラメラ
 
(後半の oneは前の文節に出てくる 勝利の代名詞だったそうですあせる
 
甚大な被害を受けてしっまた人にとって 勝利ってなんだろう・・・
 
勝利ってピンとこないけど・・・
 
 
ボランティアは身体を酷使する事が多いかも知れませんが
先人の遺してくれた武術・道はこれらに対応しています。
 
茶道では
重い物を持つ時、
重そうに持たない。
 
表向きには 『みっともないから。』
道的には
重い物を重そうに持つだけで、『居着く』
足は ただ踏ん張るだけで腰を支点に持ち上げようとして
腰を痛める原因になる。
(身体をパーツ(で区切る)化してしまった現代人の身体感。)
 
壊れそうなモノを柔く(丁寧に)持とうとするだけで、身体は『纏まる』性質がある。
 
梅ぼしやレモンを口にした時を想像するだけで、唾液の分泌が促されるのと同じ原理。
 
イメージ(意念)が及ぶす身体への効力
 
消防士の人も開けられなかった(ガチで
なかったかも)
引き戸を『術』で開ける。
腕力じゃない。
投げの理合。
逆式シングルツイスト。崩れた自分と踏ん張っている相手を入れ替える。
古武術・甲野先生の垂直離陸を水平方向で使う感じ。
 
 
生物・静物を問わず聴勁はある程度使えた・・・
 
空手の息吹。
肺に入り込んだウイルスを 吐き出す。
 
 
 繋いでくれた『縁』の御陰で、ここまで来れた。
 
   
 ここで挫けたら・・・負けですよね・・・
 
この被災宅の向かいの家には
高校生のボランティアが入っていました
 
一人の力は微力でも・・・
 
 日本の・・・
誰かの将来に繋いで行くとこが・・・
 
 勝利だと信じたいですビックリマーク
 
                              押忍