『花屋さんのお仕事ナビ』本多るみです

先日頂いたご質問で
「値札がついていなかった花」についての、花屋さんの対応
のお話があったのですが
まずその前に・・・
その①
「花の値段って どうなってるんですか?」
をお話しました。
今日は、
その②
「花屋さんは、花の値段をどう扱ってるか」
をお話しようと思います。
何のことを言っているのかよく分からない?

ええ、そうでしょうそうでしょう。
花屋さんって、独特なんです。
独特の世界観・・・
なんというか 世間から浮いているというか別世界というか
「花屋だけの、でも花屋の中ではこうしなきゃ浮く、みたいなヘンな常識」
があります。
え?まだよく分からない?

うん、たぶんコレはね
その「花屋の世界」に入ったことのある人にしか
分からないのかもしれないです


その「独特の価値観」の1つをご紹介します。
その「花屋独特の価値観」が良く分かる
こんなご質問も よく頂くんです。
「花のお値段がついてない花屋さんって、よくあるんでしょうか?
家の近くの花屋さんは どこもお値段が書いていなくて 怖くて入れません」
そう。
花屋さんで「よくある」事実。
それは・・・
・花の値段を 書いてない

・スタッフが、花の値段を知らない

「そ、そんなバカな!?」

と思ってしまう あなたの感覚のほうが ふつうです。
15年くらい前まで、花屋さんって
「値札がついていないほうが あたりまえ」みたいな状態でした。

おそろしいでしょ。
消費税込表記まで細かく決まっている現在でも
いまだに ”値札がない花屋さん” あります。

買う側からしてみたら
値段が書いていないモノって どうよ??

”高級寿司店(時価)” みたいな感じがするのが
普通の人の感覚じゃないかと思います。
=値段が分からない

=怖い・近寄れない

=値段なんて見なくても何でも買える大金持ちだけが入れるお店

(入ってはいけない)
自分が「買う側」だったら
「値札のついてないお店」って そう感じるんじゃないかな~

*なので、お花屋さんは、値段つけましょう
お値段がついてないと お客さんが「近寄ることができません」
今はさすがに
「値段すら書いていない」お店は減りましたが・・・
花ってね
ナマモノなので
入荷のたびに 値段が変わってしまったりします。

それにですね
「入荷」した次点では
まだお水を吸っていないので

水を吸わせたり、葉っぱの整理をしたりと
「花屋さんについてから」
ちゃんと 商品として ご提供できるようになるまでに
お店で花のお手入れをしている時間が長いです。

そうするとですね
そのつもりがなくても
花に値段がない状態の時間が多かったりします。

また、前回入荷の花と入り乱れてしまうので
混乱のための「つけ忘れ」も多いです。

んで、そんなわけで 今でも
「値段のついていない状態の花」 というのは
わりと 「ふつうに見られる現象」 だったりするのです。



*しかし、世間一般的には
値札がない売り物というのは
普通じゃないし
怖いですよ!
お花屋さんは、値段つけてくださいね

と、いう「前提」をふまえた上で
次回、いよいよ
今回頂いたご質問
「値札がついていなかった花」についての、花屋さんの対応
のお話をしたいと思います。
前置きが長くてスミマセン

ではまた^-^/