ブログをご覧頂きありがとうございます!
思いたって書き始めた
『義足で妊娠・出産』。
今回はその3ということで、
妊娠中のソケットや歩行について
書いていきたいと思います
ソケットとは、下の写真の
黄色い矢印が指しているところです。
前回の「その2」のお話の中で
妊娠中に体重が増え過ぎてしまった
と、書きましたが
体重の増減があると、切断している方の
残っている足を入れるソケットが
合わなくなってしまうのです。
今回の私の場合は、太ってしまったことで
入らなくなってしまいましたが、
実は痩せることでもソケットが合わずに
いつもの歩き方が出来なくなってしまうと
いうことが起きてしまいます。
ソケットは一度作ったらずーっとそれを
使い続ける訳では無いんです
ソケットは自分の足の形に合わせて
作ってもらいます。
残っている足の型取りをしてから
作ってもらうのですが、
まずはチェックソケットというものが
出来上がってから
『歩くときの筋肉の動き』とか
『座ったときのソケットのあたり具合』などを
義肢装具士さんがチェックしてくれて、
完全に足の形ではなく多少のかたちの調整を
してくれて1つのソケットが出来上がります。
ソケットが合わないと痛みが出たり、
傷が出来たりして、
歩くのもしんどいし、
何より「この痛みがずっと続くんじゃないか…」
という風に、落ち込んじゃって
メンタルもやられてきちゃうんです。
ソケットは義足の中でも
とても重要なパーツなんです!
全部重要ではあるのですが、
その他はパーツを組み合わせてもらって
1本の義足が出来上がります。
ソケットだけはフルオーダーメイドという意味で
とても重要なパーツになります!
世界に1つしかない、自分の足の形にあった
パーツです。
各パーツを組み合わせて、
それを繋げているところの角度でも
歩きやすさが全く異なるので、
その調整(アライメント調整)もかなり
大事なのですが、今回ははソケットの
お話をしました
義足って奥が深いですね〜。
義足について語りたいことは山ほどあります。
…ですが話を戻します!
そしてその自分の大事な足(義足)を
作ってくれるのが
義肢装具士さんです。
義足が合わなくなると
サポートセンターに行って
義肢装具士さんに今起きていることを
伝えたり、相談したりします。
妊娠してソケットにしっかり入らなくなった
と、はじめて相談に行ったのが、
妊娠4ヶ月くらいの時だったと思います。
今新しいソケットを作っても、
おそらく数ヶ月後にはまた
キツくなって入らなくなることが予想出来るし、
出産したあとは、今度は痩せていくことも
考えないといけないですね、
という話になり
結果、私の場合は
新しいのを作るのではなく、
出来る限り今使っているものを
広げるなりで調整して、
出産後、痩せるのがだいぶ落ち着いてから
新しいソケットを作りましょう、と
いう流れになりました。
どうやって進めていくかは
じっくりと相談して、
少しでもストレスなく
かつ安全に過ごせることが優先だと思います‼︎
ソケットは自分の体重を支えるため
柔らかい素材ではなく
硬いんです。
樹脂で出来ているのですが
足が太って入らなくなると
熱を加えて熱いうちに変形させるか、
削るなどして少し大きくなるようにします。
やり過ぎてもソケットが緩くなって
問題が起こるので、
難しいところだと思います。
あまり極端に形を変えると
耐久性が落ちてしまうので、
どこまでこの対応が出来るかなどを
義肢装具士さんが見極めて
説明してくれます。
私は妊娠中に2度この様に
サポートセンターに行って、
ソケットを広げてもらいました。
2回目に行ったのは妊娠8ヶ月頃でした。
調整して頂いたお陰で、
ずっと義足を使い続けることが出来ました。
本当にありがたいことです
ソケットを新しく作るには、
ある程度の時間もかかるし(※1)
実費で作ろうと思うとお金もかかります。
なので私の場合は、
履けなくなるまでは調整をしてもらって、
そのまま使い続けることが出来たら、
出産後に新しいものを作ろうと思っていました。
ですが妊娠中に、もう調整もできないくらいに
どうしようも出来なくなったら、
新しいのを作るという
選択肢も考えていました。
それと歩行については
普段は杖を使っていませんが、
妊娠中はとにかく転ぶことは避けたいので
杖をついて歩いていました
念には念を。
そして、ゆっくりゆっくり
なるべく急ぐことがない様に
余裕を持って!を心がけていました。
それと普段から、私は家で義足を外したあとは
ケンケンではなく
松葉杖を使う様にしています。
でも、夜中にトイレに行きたくなって
ついついケンケンで行くことが
あったのですが、
それはやめよう‼︎と心に決め、
義足をつけていない時はケンケンではなく
松葉杖を使うことにしていました。
あとお風呂もいつも以上に
椅子などを駆使して、
ケンケンをすることがない様に
気をつけました!
つるんっと滑ってしまったら大変ですからね
ではでは、その4では
産婦人科で相談した事や検診のこと、
さらに安全に過ごすために
やっていたことなどを書いていきたいと
思います
最後までお読み頂きありがとうございました
それではまた
※1
市町村にソケット製作の申請をすると
実費も抑えられるので、
早めに動いておくと安心かと思います!
妊婦さんは新しいソケットの製作を
市町村に申請して、都道府県の判定を受けます。
判定が下りてから製作がはじまります!
妊娠さんの場合は、下りないことは
まずないようです![]()
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