3年前の今日は
突然の病気の発症と緊急入院後から、
コロナ禍で会うことも許されなかった4ヶ月間の治療を経て
あなたが自宅に帰ってきてくれた日。
待ち焦がれたご帰還ではあったものの、
この日から短い余命へのカウントダウンが始まった緊張感。
1分、1秒、瞬間さえも・・・
二人の時間を大切に後悔のないものにしようと決意した日だった。
宣告された余命よりもきっと長く生きてくれるはず。
6ヶ月後、私の希望は砕け散りこの世から旅立った。
あれから、
祥月命日を迎えるちょうどひと月前の月命日の日から、
病気とは無縁だった私の身体に様々な不調が表れ始めた。
病院で様々な検査をしても異常は見つからなかった・・・。
あなたが逝ってから、
自分なりに堪えていた心の悲鳴に、身体が耐えられなかった?
ひとりになって、夜も眠れず、食欲も出なくて食事には興味がなくなって
いたからなのかなあ。
人の身体って本当に不思議だとあらためて思い知らされた。
自律神経の存在とそれが身体に及ぼす影響の怖さも・・・。
自分の身体に次から次へと起こる不調に恐怖を覚える日が続いている。
本当に一人になったんだと実感した付き添いもいない救急車での搬送。
これまで神経質すぎるほど気をつけていたコロナへの感染。
高熱を初めてひとりで迎えた夜の心細さ。
半年以上続いている自律神経とメンタル面の不調。
あなたが知ったら驚くであろう注射恐怖症の私が、
半年間で6回も採血されている。などなど・・・・・・。
2年半が過ぎようとしているのに、
もう会えないあなたを想い、
戻ることもない幸せだった時間にいまだに縋り付き、
ひとりぼっちのこの先の人生に怯えて立ち止まっている
私への試練?それとも覚悟を試されているの・・・。
あなたの保護下から、この先ひとりで一歩一歩、歩いていくための。。。
この年で、まるで生まれたての赤ちゃんのようだけれど、
それは過保護で目一杯甘やかしたあなたの責任?!
とも思えて少し悪態をつきたくもなる。
3年前、タクシーを降りたあなたが
元気だった頃のようにマンションのエントランスの鍵を自分で開け、
エレベータのボタンを押しスラスタと私たちの部屋に向かって歩いていく。
私は驚き必死でその姿を脳裏に焼き付けた。
病状から医師でさえも全く想像できなかった姿。
手術後失語症になり、ナースコールの使い方さえ分からず押せなかったという。
自分の家を覚えていないのでは・・・と、
退院が近づくにつれて不安でとても怖かったことを覚えている。
後にあなたが言ってくれた「帰るために頑張った」の言葉。
本当にそうだったんだね。
どんな状況でも、
たくさんの幸せな時間が流れたこの場所・・・、
二人のスウィートホームを忘れることがなかったことが嬉しくて、
この世の全てに感謝した。
私にとってのスウィートホームは、○○○さん(夫の名前)そのもの。
いつか、私が帰った時には
「お帰り! よく頑張ったね」って、いつものように優しい笑顔で迎えてね。
それまでは、
一日一日を笑顔で歩いていけるよう・・・なんとか頑張ってみます。