水曜日、午後休をもらい、お兄ちゃんとチャラ男先生の話を聞きに行く。

お母さんがお父さんのかんぴょう巻とかっぱ巻を細かくカットして、仕事帰りに最寄り駅に行きひろってもらい病院へ向かうことに。


朝仕事中携帯がなっている。

仕事中携帯をデスクにおけないので、小さな斜めがけに入れていた。

病院からだ!

すぐに走ってでる。


チャラ男先生からだった。

なんで?今日いくのに?

怖かった。


実はお父さん、ちょっと酸素が苦しくて

ハイフローで対応できず、

モルヒネをつかうことになります。

いいですか?とのこと。


お父さんは?なんていってますか?

くるしいんですか?

と聞くと


本人は、お願いしますと。

家族に連絡してからとのこと。


先生に泣きそうになりながら

「お父さんが苦しくないように

お願いします。今日お約束の時間に行きます。

そう伝えた。

お母さんに電話した。

「とにかく先生の話を聞こう」

2人で泣いたかな。

職場の廊下はよくそんなやりとりをしていた場所がある。こっそりでんわしたり。

こっそりと泣いたり。


冷静に考えたらものすごく嫌な予感がした。

ネーザルハイフローさえあれば、

苦しくなかったはずなのに。

コロナの症状もだいぶ収まっていたのに。

大体コロナも病院からうつったのに。

何かのせいにしなきゃ、

やっていけない気分だった。

それなのに、三十分残業してしまい、

急いで待ち合わせに走った。

夜お母さんに電話したて詳しい話を聞いた。


お父さん、チャラ男先生に色々相談するって。

ちゃんと話し聞いてくれるかなぁ

なんて心配しながら、

お父さんからあまりラインが来なくなってて

携帯ばかりみていた。


その夜だったかな?

お父さんから、

先生が海苔巻き食べていいって言ってたよ

かんぴょうまきと、かっぱまき、

冷蔵庫冷やして食べてもいいって!

と、ラインが来た。


あれ?

元気になったのかな?とおもった。


お母さんが、

明日持っていくからねと返信した。


それが、最後のご飯になりました。

でも、とっても嬉しそうにラインが来ていて、

大丈夫かな?と、私も油断をしていました。


先生、わかっていたのかな?

あとからそうおもいました。

気にはなったけど、仕事休みづらくて。

水曜、明日行けるからと、仕事へ行った。

お父さんへ面会へ行ったお母さんに職場から電話をした。

なんで泣いているの?


お父さんがね、

ひとりは嫌だって泣くの。

もうだめかも知れないって

泣くの。

お母さんは我慢して、

毎日くるから、そんなこと言っちゃだめだよ、

っていったけど、

相当苦しんでて。

辛くて辛くて…


電話越しに泣いた。