11月末からイベントやら出店やらに追われ、気が付けばもう12月7日。
忙しい時には車やプリンターが故障したり、メールが届かなかったり、色んな災難が同時に襲ってきます。
これに加えて係長補佐の場合は、よく大事なものが五次元に移動してしまいます。
暫くペンタブレットのペンが五次元出張していて、4コマ漫画を描けなかったことも相まって、すっかり更新が遅くなってしまいました。
年を重ねると、こういう現象は誰にでも起きてきますが、補佐の場合は若い頃からです。
若い頃老けて見られた人が、年を取って「変わらないね」と言われるようなものでしょう。
前置きが長くなりましたが、収穫の秋の11月の報告です。
サツマイモ、サトイモ、キクイモ、ヤーコン等、根菜類を掘り出しました。
今年は借りていた畑の下で、地主さんが耕作出来なくなったため、少し畑を広げました。
永らく放置され、草むらになっていた土地に植えたサトイモはそこそこ豊作。その隣の地主さんが毎年耕耘と除草だけ徹底していた土地では大不作。
スコップの左が放棄地、右側が除草されてた所ですが、右側は早々に小さなサトイモが枯れてしまい、殆ど何も見えません。地力回復には耕作せずに放っておくのがよさそうです。

サツマイモとヤーコンはよく出来たところもありましたが全般的に不作。
なぜ出来なかったのかが謎な場所もあるのですが、要因のひとつがキクイモ。
去年植えたところから勝手に出てきてしまい、最初の内は引っこ抜いていたのですが、抜いても抜いても出来てきて気付くとキクイモ畑に。
他の作物を植えた場所では引っこ抜きましたが、隣で大きく育って日照を奪ったり、気付くとキクイモが隣まで進出してイモを太らせたり、しっかり他の作物の生育を阻害してくれました。
キクイモは凄まじい生命力で、すっかり雑草化しました。
晩秋の畑は夏野菜も夏草も、色んなものが枯れてきました。
雑草と共存している野生農園では、畑に入ると雑草の種まみれになります。

中でもひときわ蔓延っているのがアメリカセンダングサ。
鋭い棘で服や毛にしっかりくっついてきます。

アライグマにキクイモ、そしてアメリカセンダングサ。
野生農園ザ☆ばんも、すっかりアメリカナイズされています。
敗戦後から給食でパン食に慣らされ、ハリウッド映画できらびやかなアメリカに憧れを抱かされてた日本人。
係長補佐もそんな占領政策から逃れられないのでしょうか。
でも野生農園の畑にいるのは、ヨーロッパに侵略される前からアメリカにいた生き物たちです。
キクイモもインディアンが食べてきた野菜。
小学生の頃、新デビルマンの「リトルビッグホーンの闘い(インディアンと米国陸軍との闘い)」を題材にした物語を立ち読みして以来、ヨーロッパよりインディアンにシンパシーを抱いてきた係長補佐は、インディアンになった気分でキクイモを収穫しています。
ところで、リトルビッグホーンの闘いで敗北した白人のカスター大佐、多くの虐殺を主導してきた極悪人だとずっと思っていましたが、こんな言葉を残しているそうです。
『・・・・私はしばしば、自分がインディアンだったら、「白人の作った保留地に閉じ込められ、やりたい放題で悪徳だらけの文明のお情けにあずかって生きながらえるより、自由で遮るもののない平原を仲間と守り、運命を共にすることを選ぶほうがずっとずっと楽しいだろう」と考えたものだ。
我々白人は、長らくインディアンを美しいロマンで包んでいた。しかし、一度それを剥ぎ取ってしまえば、彼らは「気高き赤い勇者たち」とは呼ばれなくなり、インディアンという人種は残虐にして野蛮そのものとみなされることとなる。けれども、同じような境遇に生まれ育てば、白人だって彼らと同じなのだ。人間というものは沙漠の野獣同様に、残酷かつ獰猛になれるものなのだから。
この土地は、インディアンたちが長い間自分たちのものだと思い、狩りをしてきたところだ。それを「文明」というこの貪欲な怪物から明け渡せと要求されたとしても、誰の助けも得られない。
彼らはただ降服するしかない。さもなくば彼らは、この「文明」という怪物に無慈悲にも踏みにじられ粉砕されてしまうだろう。運命は、それを望んでいるようだ。』
インディアンに同情的な心情も伺え、当時としては比較的まともな感覚の持ち主だったのかもしれません。カスターもお上に抗えずに運命を呪うただの役人だったのでしょうか。
なかなか興味深い記事だったので紹介しておきます。
第七騎兵隊全滅~歴史はほんとうに人間の真実なのか?
カスターは確かに酷いこともしたのでしょうけれど、インディアン撲滅を熱狂的に支持したのは大衆。古今東西、お上のやることは間違いだらけなのに、熱に浮かされた大衆がそれを支持してしまい、後から誰かに罪を被せるという構造は変わっていないのかもしれませんね。