9月も瞬く間に終了。夏野菜がようやく出来始めた頃に秋が到来しました。
おっさんになってからも、どこも痛くなかった係長補佐。
しかし最近はさすがに長年酷使してきたつけが回ってきたのでしょうか。このところ腰の痛みに悩まされるようになりました。
何事も経験しなければ分かりません。
これまでの補佐なら、目の前にぎっくり腰で倒れた人がいても、邪魔だこの野郎と蹴り飛ばしていたかもしれませんが、今ならいたわりの心を持って接することが出来るでしょう。
そう考えれば、腰痛も悪いことばかりではありません。
さて、この時期になると毎年野生農園ではニンニクを植えつけます。ニンニクを大量に植えたことで、腰痛に加えて最近患っていた腱鞘炎も悪化。

心身の使い方を根本的に見直す時期に来ているのでしょうか・・・。
ところで、今年もニンニクにはビニールマルチを使ったのですが、例年ビニールマルチを使わない畝を一部作っています。
いつかビニールマルチに勝たせてやりたいのですが、連戦連敗です(サイズで勝ち負けを判断するのは人間の勝手な決めつけに過ぎず、ニンニクには大きなお世話だと思いますが)。ニンニクの上に思い切り分厚く草を重ねた今年も、例年より幾分善戦しましたが、大きくてもSサイズ止まり。
そこで今年は、炭素循環農法や有機農法のやり方を真似てみることにしました。
ちょっと酷い写真で何だか分からないですが、オオブタクサや支柱に使った竹など、畝の上に糸状菌が食べてくれそうなものを並べ、上から土を被せてみました。

数日後、そこにニンニクを植え付けました。
もう少し発酵が進んでから植え付ける方がよかったのでしょうけれど、直前に思いついたので仕方ありません。
今年はとりあえず実験です。
実験は滅多に成功しませんが、下手な鉄砲もなんとやらで数少ない成功を積み重ねていけば、いつかすごいことになるかもしれません。
そんなことを考えてると時々「そう言えば補佐の残り時間もそんなに長くはないだろうな」と我に返ります。
平均寿命まで生きたとしても後30余年ですから、これまでの人生の時間を考えれば一瞬です。
「…いつのまにか いつのまにか 命の終わり
あたしたちが 若くなくなったとき
あたしたちは また
いつか いつかと
声をかけあうことが あるかしら
命は 命はなんにもしないうちに 終わってしまうから
「若い時」なんて あたしたちにも もうないの…」
中島みゆきの幻のデビュー曲と言われる「あたし時々思うの」からの引用です。
若い頃この歌を聞いて、自分が若くなくなった時も「いつか いつか」言ってるんだろうなと思いましたが、やっぱりそうでした。
いつか いつかと思ってるから、今が生きられないんだと反省。
でも、いつかやろうと思ってやらないまま終わるのではなく、やり始めて失敗続きでも、いつかすごいことになるだろうと信じて終わるなら、それはそれで充実した命なのかもしれません。