inputからoutputへ
 
中田敦彦YouTube大学
【世界史4】中国の歴史(古代〜中世)
エクストリーム授業!
統一と乱世のキングダム!激動の中国史!

百“文”は一見に如かず!
詳しくは動画をご覧下さい。
 



【参考資料】
『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』
ムンディ先生こと山﨑圭一(現役公立高校教師)

【エクストリーム授業とは ?】

細かい知識や、正しい答えはいっぱいあるが、それは正しい本や授業で受けてもらう。

それではつまらないとか、聞くの嫌だ、大人になってからもう一度勉強したいという人達に向けて、世界史をなるべく分かりやすく「面白いんだよ」という事を全面にお伝えする授業!

 

【結論】

王朝→乱世→王朝→乱世のサンドイッチ。
ミルフィーユ状態。
 
【ポイント】
9人の主要人物
1、紂王
2、孔子
3、始皇帝
4、劉邦
5、劉備、曹操、孫権
6、文帝
7、李世民
8、チンギス・ハーン
9、康熙帝

【説明】
【中国】とは、英雄をもって統一してきたエリア。
ヨーロッパは、キリスト教と皇帝。
中東は、イスラム教。
インドは、バラモン(カースト)階級制度。

人?宗教?ルール?
4大文明でずっと試されてきた。

黄河文明=中国の北の川エリア。乾いた土地で小麦、麺。
長江文明=中国の南の川エリア。高温多湿で米が取れる。

各々で、小さな村が出来てくると、どうしても貧富の差がでてくる。
小さい村、大きい村。
大きい村を集めて出来たのが

【殷】
【殷】の最後の王、“紂王”。
“紂王”と言うのは、村人が悪い感じの意味を込めて、悪口でつけた名前。
BAD KINGの意味。
“紂王”が凄く贅沢して美女を囲って遊んでいた頃に出来た4文字熟語が「酒池肉林」

説明 

説明

“妲己”という絶世の美女に溺れる。
【殷】滅びる。
シンプルな失敗


【周】
同じく女に溺れて滅びる。


【春秋戦国】
乱世。
ある程度、小さな村がまとまってきて、「戦国七雄」がでてくる。
その中の一番西の端、田舎者と言われた国【秦】
後の“始皇帝”が出てくる。
そんな物語を描いているのが「漫画キングダム」

「諸子百家」という色々な教えを説く学問が出てきた。
その頃、“孔子”が現れる。




荒れてた乱世ゆえ、リーダー達も不安。
“孔子”は「儒教」を作り、リーダー達のコンサルタントをしていた。
「戦いや、暴力では人はコントロール出来ません。大事なのは上の者を敬う。徳を積む。」

年功序列や敬語を使うのも広くは儒教の教え。
儒教以外にも色々な教えがあった。
そんな時代だった。


【秦】
【秦】の“始皇帝”が統一し、バーンっと国作りを始めた。


しかし、“始皇帝”は儒教じゃなかった!
法家(ルール)の教えで治めるタイプ。

「焚書坑儒」(ふんしょこうじゅ)を行った。
何?

焚書
「お前ら、書を燃やせ!俺の考えと違うやつ、全部燃やせ!」
坑儒
「おらー!儒教の研究者達、みんな穴に埋めてまえ!」

「万里の長城」もこの頃作った。
というか繋げた。
“始皇帝”は乱世を治めたから、気持ちとしてもう乱世が怖かった。
「もう、乱世嫌やー!統一して、囲い込んで、個々の考え捨てるんやー!」

取り敢えず統一ルールを決めた。
他にも色々な物の統一規格や考え方も統一したかった。

しかし、それを強引にやり過ぎて10数年で反乱起こり滅びる。
「くそー!こんなに苦労したのにー!」
と“始皇帝。

 しかし、【秦】が作った施設や統一規格や仕組みは、その後も使いやすく、中国から移民を守ったり、ルール等はみんなを支え続けた。

“始皇帝”亡き後
“始皇帝”を倒す反乱軍の実力者だった“劉邦”。
家柄はあまりよくないが、人望があり、人気があった。
その“劉邦”のライバル“項羽”。
強くて、頭よくて貴族。
この2人の戦いから4文字熟語が生まれる。

“劉邦”は【漢】“項羽”は【楚】を率いていた。
“劉邦”が“項羽”を追い詰める。
逃げる“項羽”。
逃げた先で【漢】軍に四方を囲まれる。
その時に【楚】の歌が聞こえてくる。
“項羽”の国の歌が。

この時“項羽”は 
「我が【楚】の仲間が、【漢】軍に混ざって、【楚】の歌を歌っている。あぁみんな、寝返ったか。味方おらんやんけ〜。」
と思って、ガクーン。

実はこれ作戦で、実際には【漢】軍の中に【楚】の仲間はいなかった。 
“劉邦”
「“項羽”に精神的ダメージ与えたれ!」

「じゃ、取り囲んで【漢】の歌を歌いまひょか?」

「ちゃうちゃう。逆、逆!【漢】の歌、歌ったら“項羽”の奴、また、コノヤローー!と反撃してくるかも知れんから。あいつそういう奴やし。逆に【楚】の歌うんや。そしたらあいつ仲間全員に裏切られたと思うやろ?そしたらガクーンや笑」

“劉邦”の作戦大成功!

「四面楚歌」の4文字熟語の誕生の話。

【漢】(前・新・後)
以上の戦いにより、“劉邦”が治めた【漢】は、栄えに栄えた。

西の【ローマ】
東の【漢】
とも言われ【ローマ帝国】とも交易していた。
【インド】はシルクロードやガンダーラの時代。

“始皇帝”の失敗を知っているので、急激な体制作りを見直す。 
「郡国制」っていう事をうまいことやる。

“劉邦”



「自分達側は直営店ですよ〜。皆さんは各自フランチャイズして下さい。」

その上で【殷】【周】での歴史を見て

「権力持つとすぐ女に溺れるやろ〜。だからエリート達の周りに美女やったらいかん。」

そこで生まれた文化が「宦官(かんがん)

「え〜、役人の皆さん。なんと、皇帝の側近になれるチャンスがありますよ。その代わりに1つ約束事がありま〜す。一切女性とそういう事が出来ない身体にした人だけです。ぶっちゃけるとチン〇、切り落としてくれた人だけ側近になれます!」 

文献によると、あまりの痛みや苦しみで絶命する人もいっぱいいた。
だけど、それでも側近になれるのであれば、超ランクアップする。
そんな、ノースキャンダルサイボーグ達がドンドンのし上がってくる。
偉い人達も、女に溺れない奴が集まって安心していた。
だが、そのせいで【漢】が滅びる。なぜ?

チン〇切り落としたサイボーグ達の出世欲ハンパない。
バッキバキ。
恐ろしい。

実務を行っている偉い人達をドンドン排斥して、サイボーグ達が偉くなる仕組みをバンバン作る。
次世代の皇帝がまだ幼い時に

「ナニカアレバサイボーグニソウダンシテネ」

とやり込める。
サイボーグ達が裏から全部支配するようになり、滅びる。


【三国時代】
“曹操”=頭良くて、戦略に長けて、残酷な事も厭わない悪魔のカリスマ。
“劉備”=“関羽”と“張飛”、強くて頭のいい奴揃えてチーム戦。
“孫権=家柄がよく、エリート教育を受け帝王学を学ぶ。

なんだかんだあって、呉、蜀で行きましょか〜ってなった時、魏の臣下が部下に裏切られて統一される。


【普】
こいつは天下取って終わり。死ぬ。

その間に全然違うピンチが訪れている。
覇権争いでいっぱい人が死んで人口がめちゃくちゃ減って、内乱に次ぐ内乱で、全然外国の事考えてなかった。
その事によって外から異民族が万里の長城登って入ってくる。
進撃の巨人の世界。


【南北朝時代】
そして五胡十六国。
5つの民族が16個の国を作った。
【北魏】というちょっとしっかり目の王朝も作られちゃう。
この状況を「やっべー!」って言ってるのが【南朝】
そいつらが【南朝】へ攻めに行くけど、【南朝】は気候がいいし、ちょっと豊かだったのでギリなんとかなっている。
そこで出てきたのが


【随】
名君の“文帝”。
いいルール決めようとやったのが、「均田制」。
田んぼを皆に分け与えて、しっかり働いてもらって、お金を貰うという今の租税の取り方のシンプルでいいルール作った。
後、人材に関してそれまでは

「あいつ、オススメですよ。」

という推挙制、推薦制だった。
それをちゃんとテスト受けさせて、やっていこうってやったのが「科挙」という制度。

ルールによって、いい人材、いい国の統治をしようとして中央集権体制をとった。

しかし“文帝”の後、次の皇帝。

暴君の“煬帝”がハード。


“煬帝”は北にある横に流れる長江と、南にある横に流れる黄河を、運河を作って縦につなげようとした。
過去にもそれをやろうとした人はいたが、予算めちゃくちゃかかるから、やらなかった。 

“煬帝”は
「んなもん、関係あるか〜!」

って無理矢理作った。
“煬帝”の煬の字。太陽の陽の偏が火。
全てを焼き尽くす太陽という意味。
お金を焼き尽くした為、民が悪い感じで悪口でつけた名前。
BAD KINGの意味。
他にも

「異民族が攻めてくるの怖いから、こっちから攻めたれ〜!」
って今度は北へ攻めだした。

でも勝てない。ボロボロ。
結局、【隋】は“文帝”と“煬帝”の2代で終る。


【唐】
“李世民”。頭良かった。
「ナルホドねと。もっと高度なルール作ろう。」

「律令制」(法と罰)や「三省六部」(省庁のベース)を作った。
ルールでしっかりやっていた。

飛鳥時代の【日本】からの遣隋使、遣唐使
「今、【中国】ヤバいらしいぜ。めちゃくちゃ国民まとめるの上手いらしいから、俺達も学びに行こうぜ!」
ってやってたのがこの頃。

しかし、悪いところもある。
「均田制」で結局、貧富の差が出ちゃう。
力のある奴が、弱い奴に
「田んぼくれよ」
って言うジャイアンがどうしても出てくる。
中央集権体制は滅びると思ってフランチャイズしても、結局各地方のジャイアン達が力持ち出して、駐留跋扈して滅びる。


【五代】
そして乱世くる。
乱世が終わった後、何が来る?
そう、外国攻めてくる。
また来た。
【遼】とか【金】とか攻めてくる。

【宋】
歴史を学んでいるので、外国相手に疲弊するよりも
「これ、お金で解決出来ない?お金渡さない?」

ってなる。
巨額のお金を渡して、攻めないで下さい。
とやった。
しかし、財政が圧迫。
どうしようかな〜って時、ついに来た!

【元】
何もかも飲み込む、スーパーバイオレンスグループ!

西は【ロシア】【ドイツ】まで、地球最大の面積を攻め!
「蒼き狼の生まれ変わり」の異名を持つ!
“チンギス・ハーン”率いる【モンゴル帝国】!!

“チンギス・ハーン”の子供や孫も凄い。 
「お前、あっち。お前、こっち、お前、向こう」

中国を飲み込んだのも“チンギス・ハーン”の孫の1人、“フビライ・ハーン”の持つグループの【元】

分かりやすく例えると、ジャニーさん率いるジャニーズの中のキスマイグループだけで【中国】呑み込むみたいな。

“チンギス・ハーン”の1グループだけで圧勝。
恐ろしい。
【元】最強!
全てを手に入れた!

しかし滅びる。なぜ?
全てを手に入れても、やっぱり寿命がある、死が怖い。
チベット仏教に、のめり込んでいく。

チベット仏教とは、めちゃくちゃ豪華絢爛の社を建てて、凄いお金を徴収する宗派だった。
それにガンガン寄付して財政崩壊。
最強の【元】〜完〜


【明】
皇帝の周りに秘書官つけましょう。
その秘書官を内閣と呼んだ。

日本は中国から学んできた。
室町時代の“足利義満”は完全に【明】の配下として名乗っていた。 
日明貿易、長江貿易。

ところがまた、異民族が来る。
「女真族」っていって、【金】の人。
昔、お金渡すから攻めないで!ってやった異民族がまた来る。


【清】
異民族だけど、溶け込みながら溶け込みながら支配していく。
「税制は優遇するけど、俺達の文化にしてね。辮髪ね。ラーメンマンヘアーもやってよ〜。」
デカイし強い。


【清】は名君が6人連続で出てきた時代。
その6人の中でも最も優秀だったのが“康熙帝”。
とにかく勤勉で勉強好きで知識豊富。
民達に対して減税を何度もやってコントロールしてきた。
そんな【清】だけど、少しずつほころびが出てくる。
そんな中やってくるのが、


ザブン。ザブン、ザブン。ザブン。
聞こえる。
海を超えてあの最強【イギリス】が「アヘン」を持って…。

【個人的感想】  
中国分厚かったな〜。
てか、情報量ハンパなくて、勝手に書いてるだけだけど、早くも心折れそうになる…。
いつまで続くかなぁ。

ドイツもそうだったけど、イギリスがまたここにもやってくる。
さすがイギリス。
ビートルズみたいなやっちゃな。
  



#中田敦彦 #YouTube大学 #オリラジ #オリエンタルラジオ #あっちゃん 
#中国 #モンゴル #三国志 #イギリス #アヘン