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【ゴミ人間】〜短期集中連載〜を読んで。最終回

勝手に応援企画!
映画『えんとつ町のプペル』を見る前に…。

ゴミ人間=日本一の嫌われ者だった西野亮廣が届ける
弱った心に効く言葉。

2020年12月18日発売!
新書では、大幅に加筆・修正を行っております。

ゴミ人間〜日本中から笑われた夢がある〜
著者・西野亮廣 出版・KADOKAWA

別冊カドカワ【総力特集】西野亮廣 (カドカワムック)




第13回目は、
いよいよ最終回。
これまでお付き合いくださった皆さんに、
映画製作の最終段階に入った西野亮廣より、
心からのエールを送ります。


早いもので、この連載も今回が最終回です。
これまでの記事をまとめて一冊の本にして、
映画『えんとつ町のプペル』の公開1週間前(12月18日)に発売するそうな。
隠したところで隠せないので正直に白状しますが、
発売のタイミングからお察しのとおり、
これは映画『えんとつ町のプペル』の宣伝です。

こうして僕ごときの文章を好んで読んでくださる方は残念ながら少数派でして
(好きです。結婚してください)
……すっかりお忘れかもしれませんが、
映画『えんとつ町のプペル』は、
「テレビドラマの映画化」でもなければ、
「テレビアニメの映画化」でもなく、
「絵本の映画化」で、
まだまだ誰にも知られておりません。
YouTubeでライブ配信をしていると、
今でもよく言われるんです。

「プペル?聞いたことないんだけど」

我々のような何の実績もない弱小映画に潤沢な宣伝費は用意されておりません。
よって、
「映画公開に合わせて『エッセイ集』を出して、本屋のお客さんに映画のことを知ってもらおう! エイヤー!」
という実に涙ぐましい戦略を強いられています。
公開1ヶ月前のこの時期にエッセイを書く時間などありやしないのですが、
そうも言っていられないのが弱小映画の製作総指揮です。
作品を作り、
西へ東へ走り回り、
方々で頭を下げ、
朝方に眠い目をこすってエッセイの執筆(広報活動)。

最近は、
朝7時からオンラインサロンメンバーさんとジョギングをしています。
こうした対面イベントを無料で開催してしまうと
「東京のサロンメンバーだけズルイ!」
という声が上がるので、
参加条件を設けています。

参加条件は
「映画『えんとつ町のプペル』のムビチケ前売券を持っていること」。
ムビチケ前売券が、
そのままジョギングイベントの参加券になっているわけですね。
朝まで仕事をして、
朝からジョギングをして映画『えんとつ町のプペル』のチケットを売っているんです。
この活動が実を結ぶかどうかは知りません。
でも、何もしないよりはマシです。

それにしても、
今日はさすがに眠いな。
映画公開が近づく度に、
目の下のクマも日に日に酷くなる。

未来を夢見るクリエイターさんが、
もしも、
この世界に華やかな何かを求めておられるのであれば、
早々に諦めてください。
僕が知る限り、
ここは年中、
泥にまみれています。

大切なのは、
「それでも掴みたいものがあるか?」。
僕には、あります。

詳しい時期は忘れてしまいましたが、
ずっとずっと昔。
「ディズニーを超えたい」
と言ったら、
日本中から笑われました。
とても悔しかったことだけは記憶しています。
笑われたことが悔しかったわけではありません。
日本人が、世界を競争相手から外し、
それよりもずっと下の世界で生きることで話を進めていたことが、
悔しくてたまりませんでした。
 
なんだよ、それ。
おい、そこの日本人。
なんで笑っていられるんだよ。
目標の上限が決まった国を次の世代に渡すのかよ。
何が「教育」だ。
何のための「教育」だ。
どの口で、子供に語ってるんだ。
一生懸命学んで、
正しく努力したら、
遠くに行けるんじゃないのかよ。
それとも、
「どれだけやっても遠くには行けない」
と言うのか。 

おい、そこの表現者。
お前、なんで笑っていられるんだよ。
お前のことを信じてくれているファンにお前は、
ディズニー以下のエンターテイメントを胸張って届けるのかよ。

お前は、お前のファンに
「ディズニーよりはツマラナイものに、貴方の時間とお金を割いてください」
とお願いするのか? 
違うだろ。
言うなら、
「今は、まだ」だろ?
「いつか一番になる」と言えよ。
お前がそんなところで折り合いをつけたら、
お前を信じてくれているファンがバカみたいじゃないか。
笑うなよ。
上限なんか決めるなよ。
頼むから。




早いもので最終回です。
最後は、挑戦することを選び、
しかし、いつまで経っても光が見えず、
今この瞬間、
もがき苦しんでいるキミに手紙を書いて終わります。

どうだ?
辛いか?
辛いよな。
同世代の成功者が気になるか?
気にならないと言ったら嘘になるよな。
「人と比べても仕方がない」
と言われても、比べちゃうよな。
しかし、どこで差が開いたんだろうな?
もちろん「運」もあるだろう。
ただ、全てが「運」じゃない。
そんなことは、
もうわかっているだろう?

胸に手を当てて考えてみろ。
これまで、
お金が足りなくて捨てた選択肢がどれだけある?
胸に手を当てて考えてみろ。
これまで、
人が集まらなくて途絶えた企画がどれだけある? 
あったか?
あるなら、何故、改善しない?
原因がわかっているじゃないか。

お金の勉強をしろ。
広告の勉強をしろ。
たった、そんなものにキミの夢を邪魔させるな。
お金の勉強をするキミを、
世間は「銭ゲバ」と言うだろう。
広告の勉強をするキミを、
世間は
「作品(商品)のクオリティーを後回しにした者」
として扱うだろう。
構うな。
誰よりも届ける努力をして、
そして最後は作品のクオリティーで圧倒しろ。
才能の違いを見せつけろ。 

人は、
圧倒的な結果を創出する力を「才能」と呼ぶ。
才能は、
「生まれ持ったモノ」
でも何でもない。
才能とは、
「挑戦した数」だ。
挑戦し、
そこで背負った想いや傷の集合体が「才能」だ。
キミがそれを持ち合わせていないのならば、
怯むな。
今すぐ手に入れに行け。

その際、アイデアには決して酔うな。
まだまだ知識のないキミから捻り出されたアイデアは洗練されていない。
それに、そのアイデアが世の中にない理由も考えろ。
「世界が必要としているアイデア」を、
これまでキミ以外の人間が思いつかなかったわけがないだろう。
「あったけど、必要とされずに消えた」
と考えろ。
アイデアに酔うな。
誰よりも手足を動かせ。
頭を下げろ。
恥をかけ。

キミには、
日本中から笑われた夢があるか? 
僕には、ある。
その夢を叶える覚悟もある。
キミにはあるか?

僕は、いいかげん仕事に戻らなくちゃいけない。
映画『えんとつ町のプペル』の公開まで、
あと1ヶ月。
やれる努力は全てやります。
背負えるものは全て背負います。
想いも傷も恥も。
どうか映画公開までの僕の姿を見届けていただけると嬉しいです。
覚えていただけると嬉しいです。
そして、次はキミの挑戦を見せて欲しい。
そうやって刺激を交換し合いながら、
同じ時代を生きていきたいです。
頑張ろうね。

めっきり寒くなってまいりましたが、
お体にお気をつけてお過ごしください。

西野亮廣(キングコング)




【個人的感想】
最終回。

『人は、
圧倒的な結果を創出する力を「才能」と呼ぶ。
才能は、
「生まれ持ったモノ」
でも何でもない。
才能とは、
「挑戦した数」だ。
挑戦し、
そこで背負った想いや傷の集合体が「才能」だ。』

もうここに書くことは何もありません。

さぁ、12月25日から映画は公開されました。

安心して泣ける映画。
大人も泣ける映画。

むしろ、子供も泣ける映画だ。

次男の保育園に絵本『えんとつ町のプペル』を2冊プレゼントした。

先生は、
「読み聞かせをしながら、私も泣いてしまいました」
という感想をくれた。

先生は、
「絵本の最後のほうで、泣く子供達もいて。『どうしたの?』って聞いたら、『なんだかわからないけど、涙がでてきた』って、言うんです。本当にいい絵本ですね。」

嬉しかった。
僕も泣いたし。

もう、人を【否定】する時代は終わった。
否定した先にあるのは、後味の悪さと恨みである。

それは、ある時には力になり、原動力となる時もあり、勘違いしてしまう。
しかし長続きはしない。

本当に必要なのは【肯定】である。
西野さんを見ていたらわかる。
肯定された人は、僕らが思っている以上の力を発揮する。

できない事も、肯定する。
できた事は、一緒になって喜ぶ。

それで、いいじゃない。
みんながみんな、必要とされている。 

インターネットで世界は繋がっている。

1億人の人に否定されても、世界には78億人いる。
必ずあなたの事に共感してくれる人がいる。

なんだか、地球規模の話になってしまいました。

最初の言葉。
「もうここに書く事はなにもありません」
忘れたのか??

西野さん。
田村有樹子さん。
スタッフの皆さん。
そして、全国にいるオンラインサロンのメンバー。
半径5メートルにいる、家族や親戚や先輩や仲間たち。
Facebook友達。
アメブロ友達。
スタンドFM友達。
ツイッター友達。
インスタ友達。
ライン友達。
来年同窓会をすると宣言した時に賛同してくれた門真の友達。

みんなで、一緒に煙の上の星を見に行こう!

突き抜けろー!
  
Bridge Builderの、てつ the DIETでした。

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