2019年2月23日 


相談者 33歳    女    既婚
パーソナリティ    加藤諦三 
回答者   大原敬子

概要
夫33歳、女11歳、女7歳、男5歳、男1歳。6人数家族。
子供が4人もいるが、子供に興味が持てない。
子供以外にも愛情が持てない性格だと自分の中で分かってきた。
そういう母親に育てられるのと、いっそ、子供達にとったらそういう母親から離れた方がいいのかな?
夫の事も興味ない。
世間体が一番大事だなと。
よく世間体ばかり気にする親ってあまりいいイメージは無いので、それを踏まえて世間体ばかり気にすると大事なものを見失ってしまうよという世間体も含めて、世間体が一番大事だと思う。最近それに気付いてしまった。(?)
夫とは一応、恋愛結婚。
彼氏欲しくて出来たーみたいな。彼氏になってもらったみたいな。そのまま気付いたら出来ちゃった結婚。
4人子供を産んだというより、4回避妊に失敗したというイメージ。
妊娠してしまえば、堕すのが怖かっただけだと思うが、産むしかないかというテンション。
次はもう無理だと思う。
現在、夫との関係は表面的には何も問題無く見えると思う。
決めたくない、やりたくない、何もしたくないとは言え、子育て待った無し。

相談内容
育児嫌いな親が育てるのと、親元から離れて育つか子供にとってどちらがいいか?

今日の一言
表に見えるあなたの裏に本当のあなたがあります    加藤諦三

回答    大原敬子
生きながら考えて、生きてきて初めて自分を知ったという事をあなたから感じた。
したくない。やりたくないってのは自分の道の選択が無いって事。
1つの道しか無い人は苦しいですよね。
人が幸せになる事とは、どんな不幸な事が起きても、あの道この道と、3つ4つ5つも考えられる法則があったとすれば、なんとかこれで選択しながら生きていけると思いませんか?
人生相談の本来の意味っていうのは、今日の場合は私があなたに言った言葉を「あっ!こういう道もあったのか!」とう風に聞いてほしいんですね。
とかく、こう生きなければダメですよ。と聞く人が多いんです。
人に本来相談する時には正しいじゃなくて「こんな方法があった。こんな道があった。」という事を自分の中で生きる道を探すのが相談なんです。
今日、話を伺っていて今の電話であなたは胸突き八丁で袋小路になっていましたね。
1つの道です。いいかしら?
幼児から子供のコミュニケーション取ってみよう。
今日1日、子供達の顔見たな。見た。大丈夫だ。じゃあ明日また1日送ろう。
今あなたが何もしたくない、やりたくない、決めたくない。何もしなくていいんですよ。 子供と会話してれば。
子供が一番人生で大事な人とのコミュニケーション。
他人の心を見るっていう学習が出来てるんです。
お母さんとの語りの中でどんどん学んでいくんです。
今、あなたは何もしなくてもいいんですけど、食事だけは見てね。
「今日は食べる量少ないね。全部食べてくれないね。寂しいね。」と言うと子供は「お母さん何で寂しいんだろう?」とお母さんの顔見ます。すると子供は愛と感じるんです。
「そうか、私がいっぱい食べるとお母さん嬉しいんだ。少なく食べると寂しいんだ。」と思う。
子供がお母さんから愛を感じるのはお母さんがいかに子供の心を汲んでくれるかなんです。
あなたを愛してる。とてもいい子よってのは他人の言葉なんです。
お母さんあんたちゅきちゅき大好きってほっぺにチュウチュウする位やった時に、初めて子供は本当にお母さんに好かれているんだなぁと思うんですよ。
子供達は病気もせずに、今日も食べてこれたという事です。
「私って凄い人間だ!」とは思いませんか?
4人の子供を33歳の若さで怪我もしないでこの人生を明日も繋げて行けばいいんです。
後から振り返った時に、「この人生、ここまで来たな。あの時は胸突き八丁。でもあの時に1歳の子供にはコミュニケーション出来たな。
そういう形で今日からあなたがすべき事は立派な母親云々ではなくて、この気だるい人生が少しでも変わるという1つの道です。
こうしなさい!とは言ってないですよ。私。
こういう見方で生きている人もいるって事。

加藤諦三
あにたは外から見ると自分勝手に奔放に生きているように見えるんですよ。
その裏に実は生きる事に恐れがある自分がいる。
だから33歳になって、どうにもならないとなったのです。
勝手気ままなあなたが本当のあなたではないのです。
本当は不安なんです。自分自身を裏切って来たんです。
だから何事にも興味無いの。
素直にその事を認めてくれているのでこれから先は開けますよ。
これが本当の私だと意識して生き始めれば今の不安は消えます。

感想
勝手気ままなあなたが本当のあなたではない。
って諦三先生の言葉。
だから4回避妊に失敗したという言葉になるんだろうね。
本当は計画的に産んで、子供にはこれ習わせて、あれさせて、これさせてとかなんか子育てに関して理想というか想いがあったのかな?
それがポンポン子供が出きるもんだから、思ってたんと違うというか、自暴自棄というか、どうでもいいや!で来るしかなかったけど、それは本心ではないから今みたいに死んだような感情になったって事かな?
世間体の解釈の部分はイマイチ意味が分からなかったけど。
ちょっと先生達のアドバイスも33歳には分かりにくい感じで、具体的に分かりやすい話の方がよかったかな?

どうでもいいけど、「胸突き八丁」の下り3文章ぐらい、同じ所をコピペして編集してませんか?
普通に聞き流していてたら気がつかなかったけど、こうやってまとめていると気が付いた。こういう事って過去の放送でもあったのかしら?
時間の尺が足りなかったのかな?

胸突き八丁
1、富士登山で頂上までの8丁(約872メートル)のけわしい道。転じて、急斜面の長い坂道。
2、物事を成し遂げる過程で、いちばん苦しい正念場

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