■名目GDPについて
今朝のニュースに興味深い記事がありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150925-00000019-bloom_st-bus_all
8月の消費者物価は下落、2年4カ月ぶりマイナス
16年度前半の2%達成は「絶望的」?
コアコアCPIは0.6%上昇と、前月の伸び(0.4%上昇)を上回った。事前の予想はそれぞれ0.2%低下、0.5%上昇だった。
中略)
黒田総裁は15日の会見で、「エネルギー価格の下落に伴ってコアCPIの前年比は当面0%で推移するとみているが、いくつかの要素から見て、物価の基調は着実に高まってきている」と指摘。一方で、物価目標である2%程度に達する時期については「16年度前半ごろになると予想しているが、原油価格の動向によって多少前後する可能性はある」
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エネルギー価格を除いたコアコアCPIは上昇基調にあるが、世界的な原油価格の動向によって、2%の物価上昇時期が来年前半から多少変わるという見解です。
10月、11月に追加緩和があるのか無いのか、難しいところですが、素直に読めば着実に上昇基調になってきているので現時点での追加は考えられていないと私には読み取れます。
また先日の名目GDP600兆円達成を目指すという記事ですが・・・・
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150925-00000079-jij-pol
安倍首相は今月24日の記者会見で、同政権の経済政策「アベノミクス」の「新たな三本の矢」で、名目GDP(国内総生産)600兆円の達成などを目指す考えを表明した。政府・日銀の連携を改めて確認したものとみられる。
実質GDPの伸び率からは2020年くらいで600兆円に到達することは可能だ。
物価と連動している名目GDPの方は難しい情勢だが物価を上げる施政を行うことで急激に物価高に持っていくことも視野に入れているのだろう。
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2020年くらいに600兆円になるための想定図を書いてみました。
上昇曲線は80年代のバブルのころの曲線を参考にしています。

すごい上昇率ですね。
3回目の緩和が行われない想定で、今現状のマネタリーベースと日銀の国債買い取り買い取りのペースが今以上に速まらないと考えても、2021年(6年後)には日銀の政府債務肩代わりが53%になっている状況です。
この想定はいつもお世話になっている東条雅彦さんのサイトを参考させて頂きました。
東条さんは2020年か2021年がターニングポイントになるというお考えのようですね。
http://ameblo.jp/snowballb/entry-12070228882.html
想定表は大変興味深い示唆を与えてくれています。
是非皆様もご覧下さいませ。
私は東条さんの表を見たときに考えられるいくつかのポイントが浮かびました。
●想定されている追加緩和バズーカ3の時期
まず、金融緩和にはタイムリミットがあるという点です。もし来月10月にバズーカ3が発動されれば、金融緩和政策の終了時期が早まる可能性があるということです。
規模にもよりますが、2020年あたりを当初の目標にしていた場合でも2018年くらいに早期終了するケースも考えられます。
いま、世界的株暴落で日銀追加緩和待望論、ハヨコイバズーカ3を耳にしますし、10月の追加緩和期待で株が上がりそうというのもわかります。
ただし、日銀の「黒田バズーカ」はインフレターゲットであり、株価上昇を直接目的にしているのではないです。だから、追加緩和があるとすれば、2017年の消費税率10%後に、コアコアCPIが思わしくない場合検討されるのではないかと想定しております。
もしくは、2016年後半になってもインフレターゲットが想定を下回っていれば発動される可能性があります。
(ただ、お読みになっている皆様は皆様の直感にしたがってご判断下さいませ。)
もう一つのポイントは、むしろ疑問なのですが、追加緩和3が無かったとしても2021年には政府の債務残高1462兆円、日銀の肩代わり割合53%とありますが、この状況は果たしてどの程度の危機的状況なのだろうかという点です。
もし危機的状況であるのならば、具体的に何が起きるのかという点です。
想定ですが、円と国債の信用低下がありそうですが、インフレターゲットが達成出来ていれば相対的に債務の重さが軽くなっているはずなので、その相関関係はどのようになるのかが不明です。
また、名目GDPの想定図の上昇率を見ていると、行き過ぎたインフレが発生しそうにも思えます。
もしもここまでの上昇率であるとすると2018年くらいに金融緩和が縮小されるのではないかという想定も出てきます。
いろいろ書いてしまいましたが、すこし長くなってしまいましたので、また次週までにまとめます。
長文読了感謝致します。
今朝のニュースに興味深い記事がありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150925-00000019-bloom_st-bus_all
8月の消費者物価は下落、2年4カ月ぶりマイナス
16年度前半の2%達成は「絶望的」?
コアコアCPIは0.6%上昇と、前月の伸び(0.4%上昇)を上回った。事前の予想はそれぞれ0.2%低下、0.5%上昇だった。
中略)
黒田総裁は15日の会見で、「エネルギー価格の下落に伴ってコアCPIの前年比は当面0%で推移するとみているが、いくつかの要素から見て、物価の基調は着実に高まってきている」と指摘。一方で、物価目標である2%程度に達する時期については「16年度前半ごろになると予想しているが、原油価格の動向によって多少前後する可能性はある」
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エネルギー価格を除いたコアコアCPIは上昇基調にあるが、世界的な原油価格の動向によって、2%の物価上昇時期が来年前半から多少変わるという見解です。
10月、11月に追加緩和があるのか無いのか、難しいところですが、素直に読めば着実に上昇基調になってきているので現時点での追加は考えられていないと私には読み取れます。
また先日の名目GDP600兆円達成を目指すという記事ですが・・・・
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150925-00000079-jij-pol
安倍首相は今月24日の記者会見で、同政権の経済政策「アベノミクス」の「新たな三本の矢」で、名目GDP(国内総生産)600兆円の達成などを目指す考えを表明した。政府・日銀の連携を改めて確認したものとみられる。
実質GDPの伸び率からは2020年くらいで600兆円に到達することは可能だ。
物価と連動している名目GDPの方は難しい情勢だが物価を上げる施政を行うことで急激に物価高に持っていくことも視野に入れているのだろう。
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2020年くらいに600兆円になるための想定図を書いてみました。
上昇曲線は80年代のバブルのころの曲線を参考にしています。

すごい上昇率ですね。
3回目の緩和が行われない想定で、今現状のマネタリーベースと日銀の国債買い取り買い取りのペースが今以上に速まらないと考えても、2021年(6年後)には日銀の政府債務肩代わりが53%になっている状況です。
この想定はいつもお世話になっている東条雅彦さんのサイトを参考させて頂きました。
東条さんは2020年か2021年がターニングポイントになるというお考えのようですね。
http://ameblo.jp/snowballb/entry-12070228882.html
想定表は大変興味深い示唆を与えてくれています。
是非皆様もご覧下さいませ。
私は東条さんの表を見たときに考えられるいくつかのポイントが浮かびました。
●想定されている追加緩和バズーカ3の時期
まず、金融緩和にはタイムリミットがあるという点です。もし来月10月にバズーカ3が発動されれば、金融緩和政策の終了時期が早まる可能性があるということです。
規模にもよりますが、2020年あたりを当初の目標にしていた場合でも2018年くらいに早期終了するケースも考えられます。
いま、世界的株暴落で日銀追加緩和待望論、ハヨコイバズーカ3を耳にしますし、10月の追加緩和期待で株が上がりそうというのもわかります。
ただし、日銀の「黒田バズーカ」はインフレターゲットであり、株価上昇を直接目的にしているのではないです。だから、追加緩和があるとすれば、2017年の消費税率10%後に、コアコアCPIが思わしくない場合検討されるのではないかと想定しております。
もしくは、2016年後半になってもインフレターゲットが想定を下回っていれば発動される可能性があります。
(ただ、お読みになっている皆様は皆様の直感にしたがってご判断下さいませ。)
もう一つのポイントは、むしろ疑問なのですが、追加緩和3が無かったとしても2021年には政府の債務残高1462兆円、日銀の肩代わり割合53%とありますが、この状況は果たしてどの程度の危機的状況なのだろうかという点です。
もし危機的状況であるのならば、具体的に何が起きるのかという点です。
想定ですが、円と国債の信用低下がありそうですが、インフレターゲットが達成出来ていれば相対的に債務の重さが軽くなっているはずなので、その相関関係はどのようになるのかが不明です。
また、名目GDPの想定図の上昇率を見ていると、行き過ぎたインフレが発生しそうにも思えます。
もしもここまでの上昇率であるとすると2018年くらいに金融緩和が縮小されるのではないかという想定も出てきます。
いろいろ書いてしまいましたが、すこし長くなってしまいましたので、また次週までにまとめます。
長文読了感謝致します。