アラフォーかあさんの毎日 -11ページ目

アラフォーかあさんの毎日

アラフォー新米かあさんのひとりごと。医療関係の専門職やってますが、ただいま育休中。

(つづき)

タクシーの中での陣痛は、さらにつらいものでした。定期的に襲ってくる痛みのたびに、手すりにつかまって力がはいってしまい、呼吸をとめてしまいました。


ただただ、早く病院に着いて診察してもらいたいと、それだけを考えていました。


夜間のためか車は順調に進み、30分ほどで病院に着きました。


夜間受付から病棟に連絡してもらいましたが、別の妊婦さんが助産師さんに車椅子をおしてもらって病棟に上がるところだったので、私は歩いて着いてくるように言われました。(おそらく、私はなるべく動いて陣痛を進める必要があったため)


痛みのために着いて行くことはできずに、遠くから休み休み追いかけるように病棟まで歩きました。


ようやく陣痛室のベッドに案内され、まずは医師の診察を受け、入院できることになりました。その後、モニターで赤ちゃんの様子を確認することに。


お腹にベルトを巻いて、赤ちゃんの心音が聞こえてきます。助産師さんに、陣痛の痛みが来たときは、とにかく息をゆっくり吐くように促され、ようやく呼吸法のことも少し思い出しました。しばらくそのままで経過をみることになり、夫と二人で陣痛室に残されます。


私は陣痛がくるとベッドに横になっていることが出来ず、身体を起こしてひたすら呼吸に集中していました。


ここからのことは記憶があいまいで、正確には覚えていませんが、急に助産師さん数名と先ほどの医師がモニターを確認に来て、お腹に巻いたベルトも確認しています。

後から考えると、この時すでにナースステーションで確認していたモニター上に異変があり、赤ちゃんの心拍が下がっていたのだと思います。


バタバタと私の脈や酸素を測ったり、身体の向きを変えたりしながらモニターを確認しているようでした。それから、医師は私にまだ破水がないことなどを確認し、エコーの検査も準備されました。


私は何が起きているのかよく理解できないものの、スタッフの会話から察して、手術になるんですか...とだけやっとの思いで恐る恐る質問したのを覚えています。



その間も、陣痛は容赦無く襲ってきます。助産師さんにきつい口調で、赤ちゃんが苦しいからとにかく息をしっかり吐かないとダメ!と怒られながら、一生懸命に深く呼吸をしますが、おそらく赤ちゃんの心拍が何回も下がってしまったようです。


酸素マスクもつけられ、念のためと点滴の準備もされました。


私は自分のせいで赤ちゃんが苦しくなっているという思いでますます不安になり、この状況を早くどうにかして欲しいとだけ考えるようになっていました。


そんな中隣にいた夫が先生からの説明のためと別室に呼ばれ、いよいよ私の不安もピークに達していました。


夫が戻ってくると、医師から赤ちゃんが苦しいようなので、このまま緊急で帝王切開にしましょう、と告げられました。


私はとにかく早く無事に赤ちゃんをとりあげてほしくて、すぐに了承しました。


そして早く麻酔をかけて痛みをなんとかしてほしいと思っていました。

(さらに明日へ続きます)