以前に試した1石レフレックスラジオは、感度は比較的良いが、混信がひどく実用的とは言えなかった。
少し調べてみると、再生をかけると、選択度と感度が上がるらしい。
再生ラジオといえば、おじさんが子供の頃、電子工作本には真空管の0-V-1とかの製作記事がよく載っていた。子供だったので真空管ラジオは手が出なくて作ったことも触ったことも無い。
そのうち、再生式のラジオをちゃんと作ってみたいのである。(トランジスタだけどね)
今回は、そのさわりくらいに、ものすごく簡単に試してみた。
これに、エミッタからバーアンテナに2回ほど巻き付けて再生をかける。
再生付1石レフレックスラジオ
ブレッドボードでこんな感じ
電線で、軽く2回ほど巻き付けただけ。
(雑に作ってあって、見苦しいのは無視してほしい。)
さて、たったこれだけなのだが、意外と効果はある。
・混信は低減された。(完全に無くなるわけではない)
・感度は上がったように感じられる。
・巻き付け位置によっては発振してしまう。
ちゃんと調整すれば、もっと良い効果がありそう。
昔の人がこぞって再生式ラジオを作っていた理由が少しわかった気がする。
こんな雑なつくりじゃなくて、ちゃんとした?再生式ラジオも作ってみたい。
「雑な扱いは良くないニャよ」