遅くなりましたが今月2日(木)に観に行って来たこの映画の感想です。

 

 

『GODZILLA ゴジラ』から続く「モンスター・ヴァース」シリーズの最新作にして『ゴジラVSコング』の続編。

 

 

日本の『ゴジラ-1.0』の熱も冷めやらぬ中、ハリウッド版のゴジラも負けていません!

 

 

これはパンフレットのカバーの裏。

 

 

ゴジラとコングの2大怪獣が再び激突!

 

特撮ファンなら誰もが愛するであろうゴジラ映画だから僕もまた観に行って来ました。

 

日本語吹替版を鑑賞。

 

基本的に吹替版がある洋画はそちらの方を観るようにしてます。

 

 

監督はアダム・ウィンガード。

 

脚本はテリー・ロッセオと他2名。

 

どちらも前作と同じ。

 

 

前作から3年後。

 

ゴジラは地上の怪獣達を監視及び抑制し、コングは地下空洞での生活を送り、どちらもモナークの監視下にあった。

 

そんな中、地下空洞から謎の波長の電波信号が感知。

 

モナークの人類言語学者のアイリーン・アンドリューズはイーウィス族の少女・ジアや仲間達と共に調査を開始。

 

コングは新たな土地で同族と対面。

 

ゴジラはその電波を感じ取った事で眠りから覚め動き出す。

 

その先で地下空洞の王国を支配する怪獣・スカーキングが氷の怪獣・シーモを従え復活。

 

ゴジラとコングはその2大怪獣を相手に壮絶なバトルを展開すると言う物語。

 

 

ここでもゴジラはやっぱりかっこ良い!

 

正に怪獣の頂点に君臨する王!

 

 

そしてコング!

 

地下空洞ですごす様子が野生のゴリラそのものの様でした。

 

ゴジラより彼の方が主役と言えるでしょう。

 

 

今作の敵となる2大怪獣。

 

スカーキングは正に悪の帝王!

 

シーモは過去にゴジラとの因縁を持つ伝説の怪獣。

 

地上の氷河期は彼の力で引き起こされたとされてました。

 

 

その他の怪獣達。

 

今作ではコングが同族と会ってやり取りをするシーンが強調され、自然をテーマにした物語の様でもありました。

 

台詞は発しないもののその動作や表情からそれぞれの気持ちや思いを感じました。

 

「キング・オブ・モンスターズ」以来にモスラも登場!

 

地上の危機にイーウィス族によって復活してゴジラ達と共闘!

 

ここでもやはり星獣です!

 

この際、日本でモスラ映画も復活させてくれないかな?(^^;

 

満島ひかりさんが主演で沖縄を舞台にした1997年の『モスラ2』は今でも印象に残ってます。

 

 

今作のメインキャスト。

 

アイリーン役のレベッカ・ホール、バーニー・ヘイズ役のブライアン・タイリー・ヘンリー、ジア役のケイリー・ホトルは前作から続投。

 

ダン・スティーヴンス演じるトラッパーは今回が初登場。

 

全員、今作の物語を大きく支える重要なキャラ。

 

ジアは言葉を話せない分、手話でアイリーンと会話したり、怪獣達の戦いに於いても重要な役割を果たしたりでその名演技が素晴らしかった!

 

バーニーとトラッパーはユニークなキャラでした。

 

人間側が地下空洞を探索するシーンは『ジュラシック・パーク』っぽかったかも。

 

 

「まさにヒーロー映画のような怪獣バトル!」と杉山すび豊さんのレビューに書かれてある通り、正に今作は怪獣版アベンジャーズとも

言える内容!

 

コングは負傷した右腕にサンダー・グローブと言う人工マシンを装着して戦って「トランスフォーマー」みたいでした。

 

正に人類の知識と怪獣の力の融合!

 

 

 

アダム監督のインタビュー。

 

今作ではゴジラとコングの協力をテーマにした事やゴジラの見た目の変化等を重要視して作った事を語られてます。

 

前作完成直後からもうその続編である今作のプロジェクトが動いてたわけだし、制作にもそれだけ力を入れている事がわかります。

 

やはりハリウッド映画は日本より金を掛けてる!

 

 

 

ゴジラとコングのぶつかり合いも前作に続きド迫力!

 

ピラミッドが粉々!

 

 

 

地下空洞はコング達の帝国!

 

 

未知の世界に『アバター』っぽくも感じました。

 

 

これまでの「モンスター・ヴァース」シリーズの総解説の記事。

 

最初の「ゴジラ」から今年で10年。

 

MCUシリーズ同様、それだけシリーズ化され人気を博している今シリーズ。

 

それぞれの作品がリンクしてて、それらに登場する怪獣も成長・進化している事を表現しています。

 

舞台も現代社会だし、世の中の情勢に合わせてるのも良い事です。

 

 

砂漠の上でゴジラとコングが咆哮を上げるシーンもかっこ良かった!

 

 

どの怪獣映画でも怪獣同士の対決だけじゃなくそれに関わる人々のドラマも重要だし、今作でもアイリーン達の活躍やドラマも見応えありました。

 

 

 

正にこの2体は怪獣王!

 

ラストもハッピーエンドで何より!

 

 

朝日新聞の夕刊にもこの通り評価の記事が取り上げられています。

 

日本のゴジラとアメリカのゴジラの共演も見てみたいかも!

 

日本語吹替声優は

アイリーン役を坂本真綾さん。

 

バーニー役を尾上松也さん。

 

このお2人も前作から続投。

 

トラッパー役を宮野真守さん。

 

アレックス・ファーンズ演じるモナークの職員・ミケル役を空気階段の鈴木もぐらさん。

 

レイチェル・ハウス演じるモナークの女性責任者のハンプトン役を真矢ミキさん。

 

その他、田中美央さん、高橋李依さん、立木文彦さん、大塚明夫さん等が出演。

 

やはり洋画は日本語吹替で観るのが1番!

 

声優陣も豪華ですからね♪

 

そして日本版主題歌はYaffle×AIの「RISE TOGETHER feat.OZworld」。

 

故・伊福部 昭さんの「ゴジラのテーマ」を初めてサンプリングし、今作の為に書き下ろされたコラボ曲。

 

今月10日(金)の「Mステ」でも披露されましたが、ゴジラの世界に合ったかっこ良い1曲!

 

日本のゴジラ映画でも使って欲しいです♪

 

前作同様、1番最後に日本版のスタッフロールと共に流れました。

 

こういう日本版の主題歌が聴けるのも吹替版を選ぶ理由です♪

 

 

ゴジラは世界共通!

 

 

 

でもやっぱり本家の日本版が1番!

 

また日本でも新作をやってくれないかな?