8日前に観て来たもう1本の映画の感想です。
冲方 丁さん原作のベストセラー小説を『トリック』や『20世紀少年』等の堤 幸彦さんの監督で映画化。
内1人のネット上での呼びかけによって集まった10代の計12人の未成年達。
彼らは全員、死を望んでおり、集団安楽死の為に集まった。
しかし、その集合部屋には呼ばれていないはずのもう1人が既にベッドの上で死んでいた。
一同は疑心暗鬼に陥りながら、その13人目が何者で、誰がそこに運んできたのかを探る事になると言う物語。
公開の約4ヶ月前に発表された最初の特報ではその12人のメインキャストの顔と名前が伏せられた状態で1人ずつ「死にたい」と呟くと言う異例に加え、林原めぐみさんのナレーションで大きな話題に。
僕もその特報をYou Tubeで観て興味が湧き、観る事にしました。
その他の11人を呼んだ<集い>の主宰者であるサトシ役に高杉真宙さん、他の参加者役に杉咲 花さん、新田 真剣佑さん、橋本環奈さんなど今が旬の若手俳優陣!
集団自殺の為に集まったはずが犯人探しへと展開。
物語の舞台は廃病院とその敷地内のみ。
登場人物も集まった12人と謎のもう1人以外ほとんどなし。
その狭い舞台と少ない役者達で展開するミステリー。
見ていてとても関心がわきました。
5年前に見た『イニシエーション・ラブ』でも味わえたミステリーとそのトリックが実にお見事!

やはりこの手の作品を手掛けるなら堤監督が実に相応しい気がしました。
登場人物12人は複雑な家庭の事情や憧れの人の後追いなど様々な理由で死を望んでいる。
これは年間3万人もの自殺者を出しているこの国に反映しているようにも思えました。
やはり命は粗末にするものじゃないと訴えかけてるようにも感じました。
古川琴音さん演じるミツエが何気に笑えた。
何せ他の者達とは明らかに違ったゴスロリ衣装だし、その言動も印象的でした。
あと、登場人物が喫煙する場面があります。
これなら本来ならPG12になるところですが、ちゃんとエンディングに“未成年者の喫煙は法律で禁止されています”と出て偉かった(^^;
EDは実に頷けた!

先月、観た3本の映画の中で今のところこれが1番、面白かったです♪


