「I LOVE THE WORLD」

語り:エミリー

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「フン、フフン~♪」

その日、わたしは鼻歌交じりに支度をしていた。

するとジュンとケイが話し掛けて来た。

 

「よう!エミリー、楽しそうだな。」

 

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「そういや明日だったね。イナズマロックフェス。」

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「うん。UVERworldも出るからね。今年もお姉ちゃんと行くの。」

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「リリィさん、今、ナシマホウ界の滋賀県の大学に通ってるんだよね。」

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「うん。草津駅で落ち合ってそのまま一緒に会場まで行くんだ。」

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「そっか。楽しんで来てね。」

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「ケイも今度、back numberのLIVEを観にナシマホウ界に行くんだよね?」

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「うん!もうすごく楽しみ!」

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「やっぱりナシマホウ界は良いよね!」

 

そう語り合った次の日の朝。

 

わたしはカタツムリニアに乗ってナシマホウ界に向かった。

 

プレーヤーからずっとUVERの曲を聴いていた。

 

この国での2018年9月22日(土)。

 

滋賀県の草津駅の改札口を出た所にリリィお姉ちゃんが待っていた。

 

「エミリー!」

 

「お姉ちゃん!」

 

普段は離れて暮らしてくるからこう会うのは久しぶり。

 

お互いUVERのTシャツを着ている。

 

わたし達は話をしながらシャトルバス乗り場のある三ツ池運動公園まで歩いた。

 

本当なら魔法ですぐに会場まで行きたいところだけど、ナシマホウ界で魔法を使うのは禁止だし、バスで向かうから面白いってのもあるからこれで正解。

 

「エミリーも魔法学校で頑張ってるみたいだね。」

 

「うん。高等部に進学してあの頃より勉強も頑張ってるよ。お姉ちゃんこそこっちでの生活は慣れた?」

 

「勿論!楽しくやってるよ。仲の良い友達も出来てるし、勉強もバイトも頑張ってるしね。それに滋賀は大好きなUVERの出身地だもん!そんな滋賀でのフェスに可愛い妹と来れてあたしも嬉しいよ。」

 

「わたしもお姉ちゃんとこうしてイナズマにまた行けて嬉しい!本当、雨が止んで良かったね。」

 

「明け方まで降ってたけどもうすっかり止んだよね。去年は1日中、雨だったし大変だったけど今年は止んで大助かりよ。」

 

「きっと祈りが通じたんだよ。」

 

「そうだね!」

 

「しかし、結構乗り場まで歩くんだね。」

 

「去年まで乗り場だった公園は今、工事中みたいだしそこからまだ歩いた所だって。」

 

「あぁ~、魔法使えたら楽なのにな~。」

 

「何、言ってるの!このフェスは乗り場まで向かう時点で始まってるようなもんなんだから!ホラ、看板も立ってるでしょ!もう少しよ!」

 

そうしてわたし達はシャトルバス乗り場のある公園まで到着した。

 

バスの往復券はフェスのチケットと一緒にお姉ちゃんが買っておいてくれた。

 

バスと言っても滋賀の近江バス。

 

滋賀でしか乗れない乗り物。

 

これもこの世界でしか味わえない。

 

前にイエモンのLIVEに行ったジュンとLUNA SEAのLIVEに行ったって言うロレッタ先生を見てわたしも度々この世界に憧れを抱いた。

 

だってここにはロックンロールがあるから!

 

バスの窓からは綺麗な湖が見える。

 

これが琵琶湖。

 

わたしも前に初めて見た時は驚いちゃった。

 

この世界にもこんな大きな湖があるんだなって。

 

「さぁ、エミリー!着いたわよ!」

 

バスはようやく会場の烏丸半島に着いた。

 

降り場も前までと違ってた。

 

バスから他にも大勢の人達が降りて歩いて行く。

 

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今年のロゴと看板の色は虹色。

 

このフェスが開催されて今年で10回目だそうだからピッタリ。

 

 

天気も晴れてカッパを着る必要もなくて本当に良かった!

 

「じゃあ、エミリー。LIVEエリアの開場までまだ時間あるし、それまでフリーエリアで楽しもうか!」

 

「うん!」

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わたしもお姉ちゃんもこの日を今年1番の思い出にしたいと思った。

(TO BE CONTINUED...)

 

次はエミリーとリリィのフリーエリアでの様子を描きます!

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